進取と共生(ともいき)、世界に響きあう龍谷大学

龍谷大学は、1639(寛永16)年に設立された西本願寺の学寮を起源とし、以来370年にわたり、建学の精神(浄土真宗の精神)に基づき有為な人間の育成に取り組んできました。近年では、教育・研究の質的向上を図るとともに、地域・社会の発展に寄与できる大学となるべく努めて参りました。とりわけ、1975(昭和50)年以降、4次にわたる長期計画を策定し、それぞれの時代に応じた大学改革に取り組んできました。

そして、2000(平成12)年よりスタートした「第4次長期計画」(以下、「4長」という。)が2009年度をもって終了することから、それに続く「第5次長期計画」(以下、「5長」という。)を策定すべく、4長総括を含めた様々な検討を重ね、このたびその骨子である5長グランドデザイン「龍谷2020」を策定いたしました。

この「龍谷2020」では、本学の「使命」、「基本方針」、「2020年の龍谷大学像」を明確に掲げるとともに、その実現のための「課題と改革の方向性」を明示しております。

今後10年間における本学の方向性・大学像・果たすべき役割などを明確に定め、学内外の多くの方々との共通認識を図り、全学が一丸となって5長を推進して参ります。