[第5次長期計画スローガン] 進取と共生、世界に響きあう龍谷大学

龍谷大学は、浄土真宗の精神(親鸞精神)という不易の建学の精神を基盤とし、「進取」の精神によって時代の要請に応え、 新しい知の創造と人間の育成に取り組み、その社会的使命をはたしてきた長い歴史と伝統を有しています。ここに本学の独自性があり、 その上に縁起思想に基づく仏教的な「共生」を理念として、新しい龍谷大学像を築き上げることをめざしています。

私は、学生一人ひとりが自らの人間形成と自己実現の要求に基づいて成長していくこと、同時に今日の世界が直面している諸問題の解決に能動的にかかわり真に持続可能な世界(共生世界)の実現に参画しうる主体として成長し自立していくことを援助することが大学の使命と して重要であると考えています。

本学を構成しているすべての人々が、互いに心を通わせ、学びあい育ちあいながら、現代世界に呼応し響きあう教学を展開し、すべてのいのちが輝く世界の実現に寄与する大学づくりを共に推進していくことを希求して、「進取と共生、世界に響きあう龍谷大学」を第5次長期計 画のスローガンとして定めました。

2009(平成21)年7月2日

学長 若原 道昭

閉じる

第5次長期計画推進の特長推進方法・実施体制

【推進方法】中長期計画方式とローリングプラン方式の導入により、状況変化へ柔軟かつ迅速に対応。

第5次長期計画(10年間)は、第1期中期計画(前半5年間)と第2期中期計画(後半5年間)の2期に区分する中長期計画方式を採用しています。加えて外部環境の変化に迅速に対応できるよう定期的に計画の見直し・修正を行うローリングプラン方式を採用します。第1期中期計画終了時点での成果と課題、新たなニーズ、外部環境の変化に合わせて計画を修正し、第2期中期計画を編成します。

【実施体制】大学執行部主導 プロジェクトマネジメント体制の確立とPDCAサイクルの導入で着実に成果を創出

プロジェクトマネジメントの概念を取り入れることで、今後展開する各事業の実施責任の明確化、進捗管理の徹底、目的達成度の評価を経た問題の改善を実践します。これにより、第5次長期計画全体で着実な成果の創出が可能となります。