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お知らせ

「第2回 21世紀の景観とまちづくりサミットin京都 景観法を活かしたこれからのまちづくり」を開催しました。

 2011年1月8日(土)、学生シンポジウム「第2回 『21世紀の景観まちづくりサミットin京都』景観法を活かしたこれからのまちづくり」(午前の部と午後の部の二部構成)を深草キャンパスにおいて開催しました。

 午前の部の開催会場である21号館401教室には約140名が、午後の部の開催会場である3号館301教室には約150名の来賓・参加者が集まり、これからの日本のみらいの景観やまちづくり、日本のみらいのあるべき姿について、議論を交わしあいました。

 本シンポジウムは、龍谷大学法学部の学生有志団体「みらいの環境を支える龍谷プロジェクト」が主催した学生シンポジウムです。

 午前の部では、龍谷大学の法学部長であり、後援の龍谷大学法学会会長である鈴木龍也教授の開会の挨拶のもと、「景観まちづくり学生サミット」と題し、これからの景観・まちづくりにどのように学生がかかわるのかということをテーマに、学生サミットを開催しました。京都大学、同志社大学、立命館大学、神戸大学、武庫川女子大学、東海大学、香川大学、大阪大学、龍谷大学などの多くの学生、多くの市民の方々、教授の方々にお集まりいただき、ワークショップ形式で4グループにわかれ、これからの景観まちづくりにどのようにして学生がかかわることができるのかについて、多くの視点から議論しあいました。

 また、同日は、3号館2階において、パネル展示を行い、みらプロのこれまでの活動や、他大学の活動、龍谷大学里山学研究センターの各パネルが並びました。

 午後の部の第一部では、みらプロによるムービー映像を使ったオープニングから始まり、龍谷大学西垣泰幸副学長の開会の挨拶、国土交通省竹歳誠事務次官による基調講演が行われました。その後、ゲストの方々より政策講演会を行っていただきました。文化庁文化財部記念物課文化的景観部門技官鈴木地平様より「魅力ある風景を未来へ―文化的景観の保護制度―」、芦屋市都市環境部主幹東実様より「芦屋市の景観地区について」、金沢市都市整備局景観政策課長西川洋様、金沢市都市整備局景観政策課長補佐仙石正美様より「金沢市の景観まちづくり」、京都市都市計画局建築技術担当局長兼景観創生監寺田敏紀様より「京都市の取り組み」について、それぞれ政策講演を行っていただきました。

 午後の部の第二部では、上記の各ゲストの方々に加え、国土交通省都市・地域整備局公園緑地・景観課長小林昭様をパネリストとして、龍谷大学法学部牛尾洋也教授、主催学生をコーディネーターとして、パネリストの方々と午前の部で集まった学生、市民の方々とパネルディスカッションを行いました。

 そこでは、学生や市民の方々からのパネリストへの疑問や意見の投げかけ、また、午前の部の学生サミットで出た意見などを投げかけ、現在のまちづくりの問題点やみらいのまちづくりにおける学生の役割などについて白熱した議論が行われました。

 そして、パネルディスカッションのあとに、小林昭様よりシンポジウムの総括をしていただき、主催学生代表の田村直広(法学部政治学科3回生)より閉会の言葉があり、日本のみらいのまちづくりを学生、市民、行政が三者一緒になり議論し考えるシンポジウムは終了しました。
本シンポジウムこれからの50年後100年後の日本の国土形成や景観づくりのために一層の協働が必要であること、その中での学生の積極的な活動が必要であるとの意見がでました。また、全国各地の自治体の現状を共有し、行政・市民・学生で改めて景観まちづくりに対する取り組みに力をいれていこうと再認識することができました。

 本シンポジウムの開催につきまして、多くの方々から多大なるご協力をいただき、成功の内に終了することができました。ご来場いただいた皆様、ご協力いただいた関係者の皆様に心より御礼申し上げます。

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