龍谷大学

370周年記念事業

21世紀歴史大学シンポジウム 開催報告

第2部「21世紀の世界と親鸞-挑戦と潜在力」

深草学舎 顕真館
 
コーディネーター:嵩 国際文化学部長

21世紀歴史大学シンポジウムの一つとして、龍谷大学とハーバード大学による学術シンポジウム「21世紀の世界と親鸞-挑戦と潜在力」が300名を超える聴衆を迎え開催されました。

今回のシンポジウムは創立370周年を契機として20年前の1989年創立350周年記念事業として開催された「世界の中の親鸞」以降、両校の間で行われてきた学術交流の成果として21世紀の世界の中で親鸞思想について考えることを目的に開催されました。

シンポジウムでは、浄土真宗本願寺派御門主の大谷光真氏をお招きし「21世紀の世界と親鸞」と題し基調講演を頂きました。パネルディスカッションでは、嵩満也国際文化学部教授をコーディネーターとしてハーバード大学からお招きした5名の研究者の方々からそれぞれ「浄土真宗と比較宗教」ジョンB.カーマンハーバード大学名誉教授、「仏教と科学」アン・ハーリントンハーバード大学教授、「悟りの倫理学」ドナルド・K・スウェラーハーバード大学教授・世界宗教研究所所長、「ハーバード大学神学部の仏教伝道学」ジャネット・ギャッツオハーバード大学教授、「仏教と教育」チャールズ・ハリシーハーバード大学教授の報告を頂いたあと、報告に対して本学のデニス・ヒロタ文学部教授、赤松徹眞文学部教授によるコメントがなされました。最後に嵩コーディネーターより「今後も龍谷大学とハーバード大学との学術交流を一層深め、急速に変化する世界の中で21世紀において新たな視点から進取の精神をもって親鸞精神の様々な可能性を検討していきたい」との期待を寄せシンポジウムを閉会しました。

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