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和顔館(わげんかん)

和顔館(わげんかん)

施設概要

名  称 和顔館(わげんかん)
規  模 地上5 階 / 地下2 階
構  造 鉄筋コンクリート+鉄骨造 一部鉄骨鉄筋コンクリート
建築面積 5,721.66 ㎡ 延床面積:27,612.37 ㎡
設計監理 株式会社飯田善彦建築工房
施  工 株式会社竹中工務店

設計主旨

和顔館は、第5次長期計画「RYUKOKU Vision2020」に示されている学生の主体的な活動の支援や優れた研究基盤の形成、多文化共生キャンパスの実現等に資するとともに、国際学部の深草キャンパスへの移転(2015年4月)にともない必要となる機能を整備した施設として計画しました。アクセスが容易な1階に人が集うスペース、地階には静寂な環境が求められる講義室、2階・3階には主に小規模教室を配置することで「見える化」に対応し、4階・5階の落ち着いた空間に研究スペースを配置。また、キャンパス中央に近い南側には、学修、教育・研究の中核施設である図書館を配置しています。

和顔館は、床とコアで構成された「スラブタイプ」の建物であり、可能な限りコンクリートの壁を減らし、ガラス壁を多く用い、内部の様々な活動を可視化することで開放的な空間を整備しています。また、要所に赤レンガを採用することで既存の建物と調和するデザインとしています。

屋上緑化や太陽光発電、遮熱性能の高いLow-e ガラスの採用等様々な省エネルギー対策をおこなっています。

講義室

ワークショップ形式、グループ形式等に対応し得る教室など、多様な教育ニーズに対応できる多彩な教室を設けています。450人規模教室では、国際シンポジウムにも対応できる同時通訳ブース、講演者控室を整備し、キャンパスの国際化を推進するとともに、学会や講演会などでも活用します。

演習室

2 階、3 階に配置された演習室は、ガラス間仕切りにより学びを「見える化」しています。また、さまざまな授業スタイルに対応できるように、レイアウトをフレキシブルに変更できる可動机・椅子を配置しています。

研究室

自然光を多く取り入れた、明るく開放的な空間を整備しています。また、研究室周辺に研究ラウンジを整備し、職員と学生との交流ができるスペースを設けています。

ラーニングコモンズ

グローバルコモンズ(Global Commons)

1 階の東側は外国語の学習を目的とした「グローバルコモンズ」を配置しています。スピーキングブースや個人ブースを設置したランゲージスタディエリア、プレゼンテーション等を行うことができる開放的なマルチリンガルラウンジを整備し、多様な学修形態に対応できるスペースを整備しています。

スチューデントコモンズ(Student Commons)

1 階西側には学生による「学び」の創造と交流の空間「スチューデントコモンズ」を配置しています。学生が企画するワークショップや成果発表会等を実施することができるアクティビティホール、ライティングやIT 機器の技術サポート等をおこなうクリエイティブエリアなど、多目的に活動できるスペースを整備しています。

ナレッジコモンズ(Knowledge Commons)

南側の図書館内には、地下1階を中心に、学術情報を積極的に活用しながら学びあえる「ナレッジコモンズ」を配置しています。オープンスペースでは、学生が可動式の机などで空間をデザインしつつ自由に学ぶことができます。グループワークルームは、壁面ホワイトボードを完備しており、グループ学習等に活用することができます

図書館

地上3階地下2階からなる図書館は、既存の8号館と連結しつつ、充実したスペースと快適かつ利便な学修環境を実現しています。また、ナレッジコモンズも含め、フロアごとのゾーニングを図り、かつ多彩な閲覧席を設けることで、多様な利用方法に対応可能です。