社会学研究科(社会学専攻)の「教育理念・目的」と「3つの方針」

社会学研究科の教育理念・目的

社会学研究科は、多様な価値が錯綜する現代社会において、社会学・社会福祉学分野への社会的期待が高まる中、建学の精神に基づき、高度の専門性と実践性を兼ね備えたバランスのとれた高度専門職業人、研究者および教育者としての能力をもつ人材を養成することを目的とする。

社会学専攻

教育理念・目的

修士課程は、複雑で多様な現代社会の諸問題を分析できる社会学的な学識と能力を有する専門社会調査士や職業ジャーナリストのような高度専門職業人および研究者を育成することを目的とし、現実社会に対応した研究能力と幅広い実践能力をもつ人材を養成する。

博士後期課程は、高度で創造的研究を行うことのできる自立した研究者を育成することを目的とし、社会学の研究領域で価値ありと認められる研究成果を生み出す能力を有する人材を養成する。

学位授与の方針

大学院学生に保証する基本的な資質

修士課程

    備えるべき能力
  • 社会学の概念と視座を修得し、それに基づいて社会現象について分析・考察することができる。
  • 社会学の既存研究と調査に対し、社会学の知見を踏まえた、適切な評価をすることができる。
  • 社会学の理論と調査法の理解に基づき、必要な文献や資料を能率よく収集し、基本的な研究や調査を遂行することができる。
    将来発揮することが期待される能力
  • 職場、家庭、地域などにおける社会生活で、社会学的分析能力を生かし、問題解決に向けて力を尽くし、専門職業人および市民として活躍・貢献できるようになる。
  • 情報化の進展する現代社会において、国際社会、日本、地域などに関する情報を、社会学の視点から理解・評価し、適切な判断ができるようになる。
  • 社会学の理論と調査法についての理解力と分析能力をもって研究や調査を遂行し、その成果を基盤として、将来において高度な研究や調査を展開できるようになる。

博士後期課程

    備えるべき能力
  • 高度な社会学の概念と視座を修得し、専門性の高い研究や調査の基盤となる独自の洞察力を発揮することができる。
  • 広範な社会学の研究と調査を、高度な社会学の知見を踏まえて批判的に吟味し、自らの研究に生かすことができる。
  • 高度な社会学の理論と調査法についての理解を踏まえて、社会学の発展に寄与できるような研究や調査を遂行し、学術論文や博士論文などの形で成果を発表することができる。
    将来発揮することが期待される能力
  • 高度な社会学の研究と調査で培った洞察力を生かし、グローバル化・情報化・複雑化する現代社会において、高度専門職業人および社会的影響力をもつ市民として活躍・貢献できるようになる。
  • 自らの研究で培った知見と能力を生かし、一般社会での活躍を目指す学生の教育、社会学研究者を志す後進の教育に貢献できるようになる。
  • 研究者として、独自の研究と優れた調査を継続的に行い、社会学ひいては学問の発展に寄与できるようになる。

学位授与の諸要件

修士課程

  • 修士課程に2年以上在学すること。
  • 正規の授業を受け所定の科目について30単位以上を修得すること。
  • 龍谷大学大学院社会学研究科指導要項に基づき、必要な研究指導を受けた上、修士論文を提出して、龍谷大学大学院社会学研究科修士論文審査規程に基づき審査および最終試験に合格すること。

博士後期課程

  • 博士後期課程に原則として3年以上在学すること。
  • 正規の授業を受け所定の科目について12単位以上を修得すること。
  • 龍谷大学大学院社会学研究科指導要項に基づき、必要な研究指導を受けた上、博士論文を提出して、龍谷大学大学院社会学研究科における博士学位の授与に関する内規に基づき審査および最終試験に合格すること。

教育課程編成・実施の方針

修士課程

  • 専門社会調査士やジャーナリストなどの専門職業人や社会学研究者に必要とされる社会学を踏まえた基本的能力を獲得するために、社会学コースとジャーナリズムコースに、社会現象を俯瞰できる総合的な洞察力と個別事象に密着した視点を育成できるような、演習・講義・実習科目を設け、体系的に教育課程を編成する。
  • 院生が研究題目を決定し、研究の目的・内容・方法・参考文献などを記した「修士論文作成研究計画書」を作成して研究に着手し、中間報告会で研究成果の中間まとめを発表するなど、計画的に研究をすすめ、演習における発表・討議をふまえて推敲し、最終的に修士論文にまとめるよう演習担当教員が指導する。
  • 社会学研究科FD委員会において、教育課程編成・実施にかかわる教育の姿勢について検討し、短期・中期・長期課題をあげて段階的にカリキュラムの改善を図る。
  • グローバル化する現実社会に対応した研究・実践能力および現場に根ざした視点をもつ人材を育成するために、社会学コースとジャーナリズムコースに、各コースの目的に適した科目を設ける。教育課程の実施および指導に際しては、受講する学生すべての積極的な参加を促し、相互交流により教育研究をさらに活性化するよう努める。

博士後期課程

  • 高度専門職業人や社会学の教育者および研究者に必要とされる社会学を踏まえた高度な能力を獲得するために、社会学諸理論の理解力とグローバルでなおかつ現場に根ざした実践能力を修得できるよう、多様な演習科目を設け、体系的に教育課程を編成する。
  • 院生が研究題目を決定し、「研究計画書」を作成して研究に着手するよう指導する。博士論文提出前年度までは、毎年度、中間報告会で研究の成果の中間まとめを発表するなど、計画的に研究をすすめ、年度末には「研究経過報告書」を提出するよう指導する。さらに、「論文執筆計画書」などによる「博士論文執筆資格審査」を受け、博士論文草稿の提出とその口頭発表(公開)を要件とする「博士論文事前審査」に合格し、最終的に博士論文にまとめるよう演習担当教員が指導する。
  • 社会学研究科FD委員会において、課程博士学位取得にいたる教育課程編成・実施について、総合的かつ継続的に検討し、必要な改善を図る。
  • 学会発表や学会誌など学術雑誌への投稿によって、研究成果を公表し、博士論文を計画的かつ着実に作成するよう、一年次より、指導教員(1名)副指導教員(2名)の合同体制で指導に努める。

入学者受入れの方針

修士課程

    修士課程では、複雑で多様な現代社会の諸問題を分析できる社会学的な学識と能力を有する専門社会調査士や職業ジャーナリストのような高度専門職業人および研究者を育成することを目的とし、現実社会に対応した研究能力と幅広い実践能力をもつ人材を養成するため、次のような人を求めている。

  • 様々な現代社会の諸問題を、社会学的視点から研究したいと考えている人
  • 社会学理論と社会調査法についての基礎的な知識や能力を有する人
  • 社会学理論や社会調査の知識や能力を実践的に活かせる職場への就職、また職業ジャーナリストを目指している人

博士後期課程

    博士後期課程では、高度で創造的研究を行うことのできる自立した研究者を育成することを目的とし、社会学およびジャーナリズム論の研究領域で価値ありと認められる研究成果を生み出す能力を有する人材を養成するため、次のような人を求めている。

  • 様々な現代社会の諸問題に関して、修士課程での研究を基盤に、より高度なレベルでの社会学的研究に取り組みたいと考えている人
  • 社会学理論や社会調査法の理解力と分析能力を有する人
  • 大学や研究機関等、高度な研究能力を必要とする職場への就職を目指している人

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