2004年度後期に、半年以上の長期留学をしている国際文化学部生は90名(オーストラリア34名、アメリカ13名、カナダ13名、ニュージーランド8名、イギリス6名、中国6名、アイルランド4名、フランス4名、スウェーデン1名、ドイツ1名)を数え、非常に多くの学生が留学を経験している。ただし、帰国後は現地で修得した語学を活用する機会が減ることにより、せっかく身につけた語学力が低下してしまう場合が少なくない。
この現状を踏まえ、国際文化学部では帰国した学生を集め、英語によるディスカッションを行なう機会を設けることにした。
このディスカッションの目的は、英語を話す機会を作ることだけではなく、留学前にどのような事前準備をすればより充実した留学生活が送れるかなどを話し合い、それをレポートとしてまとめる。そうすることで、この先留学を考えている学生に対して有益な情報を提供することも可能となる。
また、それぞれの学生が留学先で体験した異文化について話し合い、英語でまとめることにより、国際文化学部生として就職活動の際の武器の1つとなることも視野に入れている。
ディスカッションは隔週木曜日に実施。今年4月に開設した留学についての相談窓口「語学・留学サポート室」のスタッフがオブザーバーとして助言を行なっている。今後はより一層、帰国後の学生に対するサポートに力を入れていく。 |