龍谷 2008 No.65

RECのツボ

源氏物語千年紀 RECでも源氏物語関連事業を多数開催。


「『源氏物語』とその時代」の講座風景(東京開催)
「『源氏物語』とその時代」の講座風景(東京開催)
 2008年は源氏物語の存在が記録の上で確認されたときから、千年を迎える年である。
物語の舞台となった京都や紫式部が源氏物語の執筆をはじめたとされる石山寺のある大津を中心に、日本全国そして世界の多くの団体・企業・NPO・個人の幅広い賛同と参画を得て、多彩な記念事業が実施・展開されており、RECでも市民向けの公開講座「RECコミュニティカレッジ」において関連講座を開催するほか、源氏物語に関するシンポジウム、フォーラムを開催する。


1)シンポジウムの開催

テーマ 『源氏物語』と仏教 〜宇治十帖の”救われ”〜
日 時 2008年5月9日(金) 13:00〜16:30
場 所 龍谷大学深草学舎 顕真館 <無料>

2)フォーラムの開催

テーマ 「世界の中の『源氏物語』」
日 時 2008年5月26(月) 及び6月23日(月) 13:00〜16:15
場 所 石山寺光堂 <無料>

3)源氏物語関連講座の開催

RECコミュニティカレッジでは、源氏物語千年紀に合わせ、『源氏物語』の作者、登場人物、植物、ことば、文学、歴史、『源氏物語絵巻』に関する講座や、本学図書館の源氏物語関係資料の展覧に合わせた講座など多数開催しています。
RECコミュニティカレッジでは、源氏物語関連講座以外にも、仏教・文化・歴史・子育て支援など、さまざまなジャンルの講座を年間約370講座開催しています。

講座案内を掲載した詳しい資料(パンフレット)を無料で送付しておりますので、お気軽に以下のお問い合わせ先までお電話ください。
<お問い合わせ先> REC京都 075-645-7892



学生ビジネスプランコンテスト「プレゼン龍」

町家キャンパス「龍龍(ロンロン)」で講師の話に真剣に耳を傾ける学生たち
グランプリを受賞した「轍」のプレゼンテーション
 RECと学生実行委員会が主催するビジネスプランコンテスト「プレゼン龍(ドラゴン)」を12月8日に深草学舎で開催した。
  このコンテストは、学生の起業家精神の育成や大学発学生ベンチャーの創出を目的に2001年度から始まり、今年で7回目を迎える。今回は、全31件の応募のうち事前審査を経た8組が企業経営者や大学教員、学生ら約350人の審査員を前に独自のビジネスプランを競い合った。
  今回のグランプリには、社会学部コミュニティマネジメント学科2年生の中濱瑛司さんら3名でつくるチーム「轍(わだち)」が提案した、「青春60切符」(退職者が充実した第二の人生を送るためのきっかけとなる体験を、ギフトとして提供するプラン)が選ばれた。なお、このチームは、特別賞の親和会会長賞、京都信用金庫ジュニア・オーナー・クラブ(JOC)賞も受賞し、会場から拍手喝采を浴びた。

町家キャンパス「龍龍(ロンロン)」で講師の話に真剣に耳を傾ける学生たち
  準グランプリには同じく社会学部コミュニティマネジメント学科2年生の岡野喜和子さんら5名でつくるチーム「AKITA.p.c」が提案した、朝型生活を浸透させるためのお弁当教室「らんちょん」が選ばれた。
  また、コンテスト終了後は、コンテスト参加者、プランナー、起業家・起業支援者、見学者で交流会を実施、この出会いの場を活かして多くの意見交換が行なわれた。


親鸞聖人750回大遠忌記念オープンカレッジ「親鸞聖人と本願寺の歴史を学ぶ旅」

講座会場となる大宮学舎本館(重要文化財)
講座会場となる大宮学舎本館(重要文化財)

 龍谷大学は1639(寛永16)年西本願寺に設けられた「学寮」にはじまり、浄土真宗の教えを建学の精神としている。
  親鸞聖人750回大遠忌に向けて浄土真宗本願寺派と龍谷大学は、首都圏を中心とした団塊世代に対して親しみと理解を深めてもらうことを目的として「親鸞聖人と本願寺の歴史を学ぶ旅」を企画し、旅行会社3社(近畿日本ツーリスト、JTB、日本旅行)と協力して募集・実施することとなった。
  会場となる本願寺は世界文化遺産にも指定されており、普段一般に公開されることのない国宝(飛雲閣や書院)の特別見学が行なわれる。また、講座会場となる龍谷大学大宮学舎本館は重要文化財に指定されている。


親鸞聖人750回大遠忌記念オープンカレッジ
「親鸞聖人と本願寺の歴史を学ぶ旅」


【出発日】
2008年4月2日(水)、3日(木)、4日(金)から2泊3日(講座は2日間)

【定  員】
各出発日120名(旅行会社3社計)

【講座内容】
「現代と宗教」「親鸞聖人を学ぶ」「世界文化遺産の本願寺を学ぶ」
「飛雲閣、書院について」「書院拝観(現地講座)」など…(タイトルは未定)
※飛雲閣での藪内家お点前、書院でのお斎なども体験していただきます。

【講  師】
上山大峻(本願寺教学伝道研究センター所長、元龍谷大学学長)ほか龍谷大学
文学部真宗学科、史学科の教員が担当。

今回は既に募集が終了しております(秋にも同様の企画を実施予定)。
<お問い合わせ先> REC京都 075-645-7892



京都丹後塾を開催!

「『源氏物語』とその時代」の講座風景(東京開催)
糸井通浩名誉教授による講座風景
 
市民向けの公開講座であるRECコミュニティカレッジにおいて特集コース「京都丹後塾(私のふるさと丹後発見!)」と題し、丹後に伝わる伝説や歴史文化、自然を学ぶ12講座を2007年10月22日〜25日に開講した。
  この講座はRECと丹後広域観光キャンペーン協議会(事務局・丹後広域振興局農林商工部商工観光室内)、京都府商工部観光・コンベンション室、近畿日本ツーリストが「京都丹後塾」実行委員会を立ち上げて主催するという新しい試みで、延べ受講者は379名にのぼり、各講座ともその興味・関心の高さがうかがえた。
  また、講座期間中は、龍谷大学生協とタイアップし、丹後の食材を使った郷土料理を味わう食のイベント「丹後フェア」を開催し、特に新鮮な丹後の魚や野菜を使った「丹後定食」は受講生を含め多くの方が注文し、人気を集めた。



第4回REC BIZ-NET研究会「中小企業における人材育成・人材確保に向けた提案」

企業による事例紹介の様子
企業による事例紹介の様子
 REC BIZ-NET(ビズネット)は、産学連携や企業間連携により、新規事業や研究開発に取り組もうとする企業と、それを積極的に支援する龍谷大学とのネットワークであり、定期的にテーマ別の研究会やセミナー等を開催している。
  今回の研究会は、深草学舎(紫光館)を会場に約60名の参加があり、「中小企業における人材育成・人材確保に向けた提案」をテーマに取り上げた。昨今の人口減少・労働力の低下に伴って、今後、ますます厳しくなることが予想される中小企業における人材確保や人材育成について、産業界と行政機関から取り組みの事例紹介がなされ、最後に本学経営学部佐藤研司教授から研究会立ち上げの提案がなされた。





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