小さな事でも
行動しなければ何も始まらない
「人の役に立つ事がしたい」。「環境問題解決に自分ができる事をしたい」。
エコ恋メンバー達の入部理由は様々だ。が、統一されている目的は、「学生に気づきを与えていくこと」である。
「身近な事を身近な人から伝えていくのが大事。電気を消すとか、マイ箸を持つとか、そういった簡単な事を友達に徐々に伝えていき、環境に貢献している意識を持ってもらいたい」(藤田さん)。
地道ではあるが、「行動しなければ何も始まらない」という思いが、メンバーの情熱を支えている。
「僕らがやろうとしているレジ袋削減も打ち水も、それをやったからといって断然環境が良くなるわけではない。それでも行動する事で、少しでも変わる事を知ってもらいたいですね」(秋田さん)。
小さな一歩かもしれないが、彼らの歩みは着実に何かを変えている。
「私たちの取り組みは、効果が目に見えませんし、結果も出にくいもの。ですが、学内でエコバックを持っている人を見かけると、嬉しくなる。意識を持ってくれたのかなと、ちょっと実感できる。小さな事ですが、やってて良かったなと思う瞬間です」(村上さん)。
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