龍谷 2008 No.66

速報 日本新でV!「世界」へ内定01

陸上競技部 渕瀬 真寿美(ふちせ ますみ)さん
経済学部4年生(兵庫・須磨学園高校出身)

渕瀬 真寿美(ふちせ ますみ)さん
写真提供:毎日新聞社

 1月25日、世界陸上選手権代表選考会を兼ねた日本陸上選手権女子20km競歩で、陸上競技部の渕瀬真寿美さんが1時間28分3秒の日本新記録で2度目の優勝を果たした。
 雪もちらつく寒さのなか始まった今大会の最大のライバルは、日本記録保持者で北京五輪代表の強豪選手。渕瀬さんは前半に40秒ものリードを許すものの、終盤に大差をぐんぐん縮めて一気に逆転。上位2人が日本新をマークするというハイレベルな戦いを、見事に制した。
 渕瀬さんは、2年前のこの大会に日本記録で優勝。しかし、昨年は3位に終わり、目標だった北京五輪代表を逃した。今大会では「目標は1時間28分と決めていました」と、渕瀬さん。長距離練習の本数を増やすなどスタミナをつけ、悔しさを力に驚異的なレースを見せ、世界選手権の日本代表に内定した。




《渕瀬さんからのコメント》

 日本選手権で優勝し、北京五輪に出場した選手に勝てたことが本当に嬉しいです。昨年は五輪に出場できず、悔しい思いをしましたが、その悔しさをバネに練習に打ち込んできた成果が今回の試合に現れたと思います。努力を重ねて練習を続けてきて本当に良かったです。世界陸上ベルリン大会でも、後輩達に頑張っている姿を見せられるよう、しっかり調整していきます。




《試合結果を学長に報告》

世界選手権代表内定を若原道昭学長に報告

 大逆転の興奮冷めやらぬ1月28日、渕瀬真寿美さんは晴れやかな笑顔で、日本選手権の優勝と、8月にベルリンで開催される世界選手権代表内定を若原道昭学長に報告。若原学長が渕瀬さんの健闘を称えるとともに、世界選手権へのエールを送るなど、和やかな報告会となった。




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