龍谷 2009 No.69



新学部長が決まりました 新学部長紹介

「真の問題解決能力と国際的分析能力の育成、強い人生設計の支援をする」。

 専門は情報政策。組織のユーザビリティやアカウンタビリティ評価、電子政府の進展評価を実践している。英国クィーンズ大学客員教授。学内では、学長補佐、情報メディアセンター長、キャリア開発主任等を歴任。
 どのような改革や改善も、サービスの対象が真の満足を実感したり、形に見える成長を遂げていないと意味はありません。大学の場合は、本学を選んでくれた学生諸君の成長や将来展望が実感できないものは真の教育改革、大学改変とは言えませんので、そのような気持ちで大学行政に取り組んでいます。
 システムエンジニア、コンサルティングの実務経験、4つの大学奉職、10を超える大学の教壇に立った経験を、龍谷大学の改革や政策立案に活かしたいと考えています。
 ボリュームゾーンに位置する龍谷大学。龍谷大学が変われば日本の大学が変わる、創設50周年を迎える経済学部。現代経済学科と国際経済学科、二つの学科をさらに活性化させて、充実した学部教育を展開していきたいと思います。
西本 秀樹 教授
経済学部長
にしもと ひでき

西本 秀樹 教授
任期:
2010.4.1〜2012.3.31
 
2011年、法学部は生まれ変わります。
鈴木 龍也
法学部長
すずき たつや

鈴木 龍也
任期:
2010.4.1〜2012.3.31
 1996年に龍谷大学法学部着任。専門分野は、民法・法社会学・土地法・農業法。学内では、大学評議員・教務主任・研究主任などを歴任。
 法学部は2011年度から新生「法学部」と「政策学部」という2学部に大きく展開します。新しい「法学部」への舵取りが仕事になりますが、龍谷大学に法学部が存在する社会的な意味についてしっかり考えながら進めていきたいと考えています。
 龍谷大学に勤めるようになって十数年になりますが、「まじめな大学」というのが一番の印象です。まじめな学生が多いですし、教職員もまじめに教育・研究等に取り組んでいます。派手さはなく、宣伝も不得手で、「過大広告」まがいの広報をする大学が多く見られるなかでは本当に少数派です。ここは開き直って、変に飛び跳ねたりせず、地道に教育研究に取り組んでいくことが大事だと思います。落ち着いて学生が学べる環境、教員が教育・研究をしていける環境の整備に努めたいと思います。
 
教職員と学生とが元気良く、ともに活躍できる学部に。
Pauline Kent 教授
国際文化学部長
ポーリン ケント

Pauline Kent 教授
任期:
2010.4.1〜2012.3.31
 1996年国際文化学部開設と同時に着任。評議員、教務主任、アフラシア平和開発研究センター長などを歴任。専門は社会学。『菊と刀』の著者であるルース・ベネディクトについて研究をおこなっている。オーストラリア出身。
 今は社会も大学も劇的な転換期を迎え、慎重に物事を推進するとともに、チャンスだ!という姿勢で新しい時代を切り拓く大胆さが必要です。国際文化学部では、学部として培った文化と業績を慎重に守りながら、大胆に新しい時代に対応できるよう、フレッシュな気持ちでリスタートする時でもあると思います。
 学部長就任に際し、私の役割は、教職員が常に新たな発想と計画で学部を成長させていくことができるよう、バランスをとりながら柔軟な態度で運営を進めていくことです。学部の運営はチーム・プレーですので、全員の積極的な参加が必要です。包括的な参加型学部をめざし、研究できる時間を確保し、その成果を教育に還元して、教職員と学生とが元気良く、ともに活躍できる学部にしたいと思います。

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