2010年2月9日、京都市は、同市所有のアバンティホール(JR京都駅南、アバンティ9階)の有償譲渡先事業者を、龍谷大学に決定した。 本学にとって同施設は、大宮・深草・瀬田、それぞれのキャンパスからのアクセスが良く、学生生活の向上・充実の面や、市民の文化活動への貢献と大学の諸活動を、広く地域社会に発信していくうえで最適な施設となるだろう。 今後、以下の方針で、この施設を有効活用していきたい。 @ 音楽系サークルを中心に、学生の課外活動の練習会場や発表会場として活用するとともに、学習・研究成果の発表、各種講演会等の教育研究活動の場として使用する。 A 市民の文化活動の場として、これまで同施設が果たしてきた役割を基本的に継承するため、市民への施設貸出を継続するほか、本学生涯学習講座・公開講演会等の会場として使用する。 昨年創立370周年を迎えた龍谷大学は、他大学に先駆け、これまで地域住民をはじめとする市民の方々と様々な共同活動に積極的に取り組んできた。これまで培ってきた経験と実績をもとに、今後さらなる展開をめざし、同施設を情報発信拠点として活用していきたい。