龍谷 2009 No.69


 
Ryukoku Topics & News
京都市公募のアバンティホールの有償譲渡先事業者に本学が決定!

 2010年2月9日、京都市は、同市所有のアバンティホール(JR京都駅南、アバンティ9階)の有償譲渡先事業者を、龍谷大学に決定した。
 本学にとって同施設は、大宮・深草・瀬田、それぞれのキャンパスからのアクセスが良く、学生生活の向上・充実の面や、市民の文化活動への貢献と大学の諸活動を、広く地域社会に発信していくうえで最適な施設となるだろう。
 今後、以下の方針で、この施設を有効活用していきたい。
@ 音楽系サークルを中心に、学生の課外活動の練習会場や発表会場として活用するとともに、学習・研究成果の発表、各種講演会等の教育研究活動の場として使用する。
A 市民の文化活動の場として、これまで同施設が果たしてきた役割を基本的に継承するため、市民への施設貸出を継続するほか、本学生涯学習講座・公開講演会等の会場として使用する。
 昨年創立370周年を迎えた龍谷大学は、他大学に先駆け、これまで地域住民をはじめとする市民の方々と様々な共同活動に積極的に取り組んできた。これまで培ってきた経験と実績をもとに、今後さらなる展開をめざし、同施設を情報発信拠点として活用していきたい。

 
実践真宗学研究科 設置記念イベントを開催
 昨年11月21日、大宮学舎において「実践真宗学研究科設置記念イベント」を開催した。
 浄土真宗本願寺派御門主ご臨席のもと、理事長の橘正信総長、本願寺派の普賢晃寿勧学寮頭をはじめ、学内外から約100名が出席した。
 記念式典では大谷光真御門主から、宗教界と現代人の「架け橋」の役割をと、前例のない本研究科の創設に大きな期待が寄せられた。
 続いて、内藤研究科長による公開講演会『実践真宗学研究科設置の意義』、記念祝賀会が催され、特色ある教授陣や来年度入学の院生も含めて交流・懇親を深め、この新たな大学院の充実・発展のためにも意義深いイベントとなった。
学内外から約100名もの人が出席した設置記念イベント
学内外から約100名もの人が出席した
設置記念イベント

 
硬式野球部 永川浩投手が育成枠で広島カーブ入団へ
野球部 永川 光浩さん
 昨年10月29日におこなわれたプロ野球新人選択会議(ドラフト会議)にて、硬式野球部所属の永川光浩さんが広島東洋カープから育成枠で1位指名を受け、入団が決定した。189cmの長身左腕から投げ込む140km超の速球は、すでに関係者達から多くの期待を集めている。
 永川さんの龍谷大学硬式野球部在籍時の成績はあまり輝かしいものではなかった。ベンチ入りこそ2年生の秋に果たしたが、以降は怪我に泣かされ、リーグ戦での初登板となったのは4年生の春。「大学ではあまり投げることができなかったですが、自分が3年生のときにコーチに就任した山本樹氏に教えを受けて、相手に気持ちで負けないメンタル面の強さを得ました」と話す永川さん。今回の育成枠での1位指名は、その潜在能力の高さが評価された結果だ。
野球部
ながかわ みつひろ

永川 光浩さん
経済学部4年生
(広島県立三次高等学校出身)

後列いちばん左が永川さん
《永川さんのコメント》
 指名の内定があったときは本当にうれしかったですね。まだ確定の段階ではないにせよ、自分にもプロに行ける可能性があるということで驚きもありました。入団が決まったときには、龍谷大学の仲間からもたくさんお祝いの声をかけてもらったんですよ。ずっと広島で育ったので、広島東洋カープは幼い頃から憧れの球団。将来はファンの皆さんから応援してもらえるような、チームを代表する選手になれるようがんばりたいと思います。ただ、現在はまだ育成選手という立場なので、まずは1日も早く支配下登録選手になること、そして1軍での登板を果たすこと。この二つを当面の目標にして今年は全力を尽くしていきたいですね。
※育成選手
1チームの支配下登録選手枠(1軍・2軍)の上限が70人であることが若手選手育成の妨げになっているとして、2005年に新設された準支配下登録選手のなかの制度。2軍の試合に出場することができ、支配下登録選手への登録変更も可能。
 

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