■オープンキャンパスも盛況 6月11日(土)、深草キャンパスで05(平成17)年度の親和会定期総会が開催された。午前中には、図書館見学コースやインターネット初心者体験コース、キャリア開発部就職相談窓口開室、学生芸術作品展示(書道部・美術部・写真部・華道部)、「ヒロシマ原爆展」の展示公開、特別展「禿氏文庫と真宗関係版本」(於大宮学舎)〔いずれも詳細5頁掲載〕のオープンキャンパスが実施され、大勢の親和会員(保護者)が訪れて盛況となった。 また、午後からは、学部別説明会、就職説明会、親和会定期総会に引き続き、フリープロデューサー木村政雄氏による親和会講演会、保護者相互の親睦を深める目的での懇親会も開催され、こうした一連のイベント企画や、会員の関心の高さもあり、昨年を越え、参加者は1,096名の過去最高となった。
■神子上学長より大学の近況を報告
開催にあたって、最初に松永大徳(まつながだいとく)親和会会長より挨拶がなされ、参加の保護者に対しての御礼が述べられた。 続いて龍谷大学を代表して神子上惠群(みこがみえぐん)学長より、親和会会員の日頃の理解と協力に謝辞を述べ、大学の近況を報告した。その中で、4月28日のJR福知山線列車脱線事故で、本学理工学部1年生の学生1名が犠牲となり、瀬田学舎での追悼法要で500名の学生、教職員が焼香、学生有志が4000羽の千羽鶴を事故現場献花台に供えたことを報告。また本学の西域仏教壁画デジタル復元の映像が、NHK「新シルクロード」で全国に放映されたことをはじめ、法科大学院の開設、国際文化学部設立10周年記念学術行事の開催、東京オフィス開設、瀬田学舎「青朋館」竣工、本学「アフラシア平和研究センター」の私立大学学術高度化推進事業採択、格付情報センターから「AAマイナス」の格付がなされた旨の報告がなされた。 ■05年度事業報告・決算と新役員の選出
続いて議案「2005年度新役員の選出」については、役員会選出の05年度本部役員(任期1年)候補者が発表され、審議の結果、拍手をもって承認された。 会長を3年間、監事と副会長を含めると8年間の長きにわたって親和会の本部役員を務めた松永会長から会長職退任の挨拶がなされ、岩田隆昭【いわたりゅうしょう】新会長より花束贈呈がなされた。
決定した05年度新本部役員については次の通り。 【2005年度親和会本部役員】 ・岩田 隆昭(いわた・りゅうしょう)会長 ・森 祐昭(もり・ゆうしょう)副会長 ・仲邑 眞(なかむら・まこと)副会長 ・井川 得順(いかわ・とくじゅん)副会長 ・松村 健一(まつむら・けんいち)監事 ・西川 里美(にしかわ・さとみ)監事 ・本田 智教(ほんだ・ちきょう)常任理事 ・松永 大徳(まつなが・だいとく)顧問(前会長) なお、全国の役員(理事)については、本人の承諾を得た上で、秋の全国保護者懇談会開催の案内状と共に、郵送にて報告を行うことが承認された。 ■新年度の事業計画と予算が採択 親和会会則の一部改正承認 岩田隆昭会長が改めて議長に就任し議事が進行され、議案「2005年度事業計画(案)及び予算(案)」について事務局より説明がなされ、審議の結果、拍手で承認された。 最後に議案「親和会会則の一部改正」について会則第3章第5条の組織に関する規定、会則第3章第8条第5号に関する監事の役割についての規定の改正案について提案され、審議の結果、提案どおり承認された。改正後の内容は次の通り。 【親和会会則の一部改正】 ◎会則第3章第5条 「本会は、龍谷大学学生の保護者をもって組織する。」 ◎会則第3章第8条第5号 「監事は、本会の財務並びに事業の執行状況等について監査し、必要に応じて会長に意見を述べる。」 なお、総会にて承認された04年度決算、05年度予算、05年度親和会事業計画は、次ページの通り。
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