親和会だより

台風・地震等災害救済支援への積極的な取り組み

出石町にて、台風23号水害による流木等の残骸を熱心に撤去する龍谷大学をはじめとするボランティア学生たち(龍谷ボランティア・NPO活動センター提供)  台風23号および新潟県中越地震は各地に多大な被害を与えました。被災者の皆様方へは、心よりお見舞い申し上げます。親和会では、大学、校友会、龍谷ボランティア・NPO活動センター等と協力しながら災害救済支援への積極的な取り組みを行いました。

台風23号・新潟県中越地震の被災地域に在住の保護者に対して親和会よりお見舞い状を送付しました。 
   災害救助法適用地域居住の保護者は、500余名であり、被災して復旧に向け力強く取り組まれている方々にお見舞いを申しあげました。併せて、学業が継続できるように、支援相談の受付を行っている旨の案内をしました。

被災者に対して親和会学生救済型奨学金や親和会自然災害特別見舞金を給付しました。
   親和会として柔軟な対応を図り、親和会学生救済型奨学金(文系学部一律20万円・理工学部25万円)9名、親和会自然災害特別見舞金(一律5万円)40名を給付しました。
 大学では被災された入学予定者に対して、入学申込金及び入学年次の年間授業料(又は前期授業料)の全額を減免しました。また在学生の被災者を対象として龍谷大学給付奨学生(災害給付奨学生)制度に基づいて最大で年間授業料相当額を給付しました。

災害復興学生ボランティア活動への資金援助を行いました。 
   ボランティア現地派遣は龍谷ボランティア・NPO活動センターにより3期で計画されました。

第一期は台風23号水害ボランティア
 04年10月30日、兵庫県出石町・豊岡市に本学が中心となり「京都学生災害ボランティア隊」200名を派遣、うち龍大生109名が参加し、タオル等物資寄付、被災住居の清掃、家屋内床下・側溝の泥撤去作業、田畑流木等の撤去作業、被害状況ヒアリング調査等を行いました。

第二期・第三期は新潟県中越地震ボランティア
 04年12月25日〜30日、新潟県長岡市の山古志村仮設住宅、太田地区住民仮設住宅へ、200名の本学希望者のうち学生23名を派遣し、救援物資配達や、高齢者・子供などの話し相手となり心のケアを行いました。また05年3月中旬・下旬にも再度同地域へ学生約20名を派遣予定。
 親和会では教育研究助成によりこの活動を支援しました。大学では、被災の学生並びに現地活動を行う学生に証明書を発行し授業の教育的配慮を受けられるよう措置しました。

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