親和会だより

就職内定・大学院進学学生の声 龍谷大学では、早い時期から将来のビジョンを考え職業意識を高める支援をしています。キャリア開発部では、学生一人一人と対話しそれぞれのキャリアデザインを全面的に支援いたします。是非、足を運んでください。

文学部 内定先:三菱東京UFJ銀行
就職活動でも、大学で学び感じた「知る楽しさ」を
うまく生かすことができました。

文学部 仏教学科4回生 斎藤 健さん
文学部 仏教学科4回生
斎藤 健さん
愛知県
名古屋西高校出身
 大学の勉強では、人の思想・宗教について学んできました。今までに知らない価値観や考え方に触れることができ、いろいろな方向から考えるという楽しさを学びました。そして自分の知らない事、わからない事をもっと知っていきたいと感じ、もともと興味のあった金融、つまりは「お金」について勉強していこうと思い、FP(ファイナンシャルプランナー)資格の勉強を始めることにしました。そこでは金融に関するさまざまな知識を学びました。自然と、今までは手に取ることもなかった日経新聞などの情報誌も読むようになりました。将来はそんな大きな変化の中に自分も身を投じていきたいと思うようになってきました。就職活動でも大学で学び感じた「知る楽しさ」を、うまく活かせたと思います。これから社会に出ても、この「知る楽しさ」を今まで以上に大切にしていきたいです。

経済学部 内定先:日本メナード化粧品(株)
自分を成長させてくれた就職活動でした。

経済学部 経済学科4回生 廣岡 伸弥さん
経済学部 経済学科4回生
廣岡 伸弥さん
富山県
福岡高校出身
 僕は最初MR職を希望していましたが、興味というものは日々変化するもので、ヘア化粧品業界と化粧品業界を希望し、就職活動をしていました。
 僕がこの二種類の業種の選考に臨む際に留意したことは、コンビニや美容院、大手百貨店に行って、置いてある化粧品を手にとってみるようにしたことです。この行動は一見簡単なことに思われるかもしれませんが、男性にとってはそこまで容易なことではありません。あとはテレビCMに目を向けることも気をつけたことの一つです。面接対策としては、多くの人と深い話をすることが大切であり、敬語や基本的な言葉遣いに関しては、なるべく普段から意識すべきであると思います。就職活動とは企業に自分を売り込む場ですし、同時に自分自身の目で企業の内部に入り込んで見ることができる良いチャンスです。自分の特性にあった会社というのは自ずと自分も相手側も引き寄せあうものだと思います。様々なことを我慢し、見つめ直し、壁にぶち当たった感覚に襲われることも多かった就職活動でしたが、この人生の中で一番自分を成長させ、理解できた期間であったと思います。

経営学部 内定先:関西電力(株)
すばらしい仲間と取り組んだ
地域産業活性化のマーケティング活動。

経営学部 経営学科4回生 岡出 紗央理さん
経営学部 経営学科4回生
岡出 紗央理さん
三重県
伊勢高校出身
 学生時代は奨学金獲得を一つの目標に学業に力を入れて取り組みました。中でも最も力を入れて取り組んだ分野は、ゼミの専攻でもあるマーケティングです。私は地元産業活性化のため「B級品真珠のマーケティング」を提案し、仲間とともに取り組んできました。活動の中多くの方と触れ合うことでたくさんの関わりを持ち、その人たちを支えることができる企業に興味を持つようになりました。数あるインフラ関係の企業の中でも電力会社を選んだ理由はかねてから興味があった住宅設備をオール電化の推進とともに総合的にプロデュースできる点に魅力を感じたからです。入社後は学生時代の学業への取り組みから得た、目標達成に向けての貪欲なチャレンジ精神と、地域産業活性化のマーケティング活動で培ったコミュニケーション能力を生かし、生き生きと働きたいです。また、電力会社にとって最も重要とされる使命感を決して忘れず、自分の力が少しでも社会の役に立っているのだと実感できるような仕事がしたいと考えています。

法学部 内定先:西日本電信電話(株)(NTT西日本)
「問題は、動いてこそ解決できる」。今、自分が就職活動を
終えて、後輩に一番送りたい言葉はこれです。

法学部 法律学科4回生 青山 剛さん
法学部 法律学科4回生
青山 剛さん
大阪府
箕面自由学園高校出身
 就職活動は、「自分」という人間について考え、それを面接という場で、他人に伝えなくてはなりません。ところが、日常の生活では考えたことなどありませんでした。自分はどんな人間で何がしたいのか、自分の強みとはなにか、アルバムを見て過去のことを思い返したり、就職本といわれる本で自己分析をしてみたり、いろいろ試しましたが、やはり答えは見つかりませんでした。
 しかし、そんな私をある会社の説明会で人事の方の一言が私を救ってくれました。「自分の足で得た情報以外は、情報ではない」。今でも強く印象に残っています。
 就職活動をしていると、誰でも不安になると思います。すると、どうしてもたくさんの情報に翻弄されていまいます。ところが、悔いのない就職活動をするには、自分の五感で得た情報以外は信用しない方が良いと考えました。独りで考えず、外に出て人と話をすることで情報を集め、何度か面接を繰り返すと、その中から新たな「気付き」を学ぶことができました。何も考えずに活動すること。それが、就職活動を通じて学んだことです。

理工学部 内定先:(株)小学館
就職活動を経験して、『人との出会い』の大切さをさらに痛感しました。

理工学部 情報メディア学科4回生 内山 雄太さん
理工学部 情報メディア学科4回生
内山 雄太さん
大阪府
東海大付属仰星高校出身
 就職活動を経験して、今私が皆さんに一番伝えたいことは、『人との出会い』が何よりも大事であるということです。
 僕自身、就職活動中は本当に多くの方に出会いました。説明会で隣の席だった方、インターンシップで一緒になった方、すでに社会人として働いている方。その一人ひとりと話しているうちに、皆が私とは違った感性を持っていることを知りました。そして、今まで自分が捉えていた世界がいかに狭く、偏ったものであったかを教わりました。
 私は偶然にも小学館という企業から内定を頂きましたが、いまだに思うことは、これが私の実力による結果ではないということです。たくさんの方に様々のことを教わり、自分に足りないものを補っていただけたからこそ、今の私があるのだと思います。
 ですから、皆さんも一人でも多くの人と出会い、言葉を交わし、そしてその一つひとつの出会いを全力で大切にしてください。私は、これがどんな試験対策や企業研究よりも大切で、一番有効な就職対策だと思います。

社会学部 内定先:ダイキン工業(株)
私の就職活動は自分の働きたい企業を見つけることから始まりました。

社会学部 社会学科4回生 矢部 眞理さん
社会学部 社会学科4回生
矢部 眞理さん
大阪府
千里高校出身
 業界を絞らず、自分の目でその企業で働いている人を見て、業界や会社についての話を聞き、自分に合った企業を探しました。私が企業を選ぶポイントとして重要視したのは女性が活躍しているかどうかです。自分が十年後もバリバリ働いている姿が想像できる企業で働きたいと思ったからです。そのような中、女性の採用に積極的で、出産後も女性が多く活躍しているダイキン工業に出会いました。選考が進むうちに、社員の方の大阪人らしい温かい人柄、人事のママさん社員さんのバリバリ働く姿に感動し、ぜひ働きたいと感じたため、実際の社内の雰囲気や仕事内容を聞き、最終面接に臨みました。結果、ダイキン工業を含め、数社から内定をいただくことができました。私がこの就職活動中で大切にしてきたことは、家族をはじめ、友人、説明会で会った就活仲間、先輩など多くの人と就職活動について、たくさん話をしたことです。人と話す中で自分自身についても見つめ直せましたし、自分の求める方向性を見つけることができました。これから就職活動を始めるみなさんも多くの人と話し、多くの企業との出会いを大切に自分に合った企業に出会えるよう頑張ってください。

国際文化学部 内定先:三菱東京UFJ銀行
私の就職活動において、最も困難であったことは自己分析でした。

国際文化学部 国際文化学科4回生 佐川 未来さん
国際文化学部 国際文化学科4回生
佐川 未来さん
京都府
洛北高校出身
 自分はどういう人間なのかと改めて考えると、逆に自分を見失ってしまい、自分自身を知ることがこんなにも難しいことなのかと痛感しました。自分のことが分からないと、当然自分のやりたいことも分からず、迷ってばかりの就職活動でした。
 しかし、そんな私を励ましてくれたのは、友人や家族や私にとって大切な人たちでした。また、就活中に出会った同じく就活を頑張る仲間との出会いも貴重であり、そのような『人とのつながり』は私の心の支えでした。
 そして、私は人とのつながりを大切にし、人の喜ぶ姿を感じることのできる仕事がしたいのだと気付きました。また、形のないものが商品であるからこそ、自分自身の<人間的魅力>で商品を提供していけるという点に惹かれ、銀行業界に進もうと決めました。その中で出会った三菱東京UFJ銀行の方々に、人としての魅力を強く感じ、この銀行を選びました。
 今後も、就活で学んだ『人を大切にする気持ち』と自身の『人間的魅力』を忘れず、素敵なバンカーを目指したいです。

短期大学部 内定先:京セラ(株)
人の支えになれるような人間をめざしていきたいと思います。

短期大学部 社会福祉科2回生 林 梨紗さん
短期大学部 社会福祉科2回生 
林 梨紗さん
滋賀県
草津東高校出身
 将来は「人の役に立つ仕事がしたい」。そんな思いから社会福祉学を専攻し、身体の不自由な方の介護や知的障がいを持った方が働く喫茶店での補助ボランティア活動などを体験してきました。これらの活動は私に「人を支えるということの大変さ」を学ばせてくれました。それと同時に「やりがい」というものも感じさせてくれ、「人を支えていく仕事に就きたい」とますます思うようになりました。
 私が内定をいただいたのは事務職ですが会社の人々を支える大切な仕事だと感じています。社会福祉で学んだ、相手を思う気持ち、人を支えていくことの大変さを胸に「縁の下の力持ち」となれるように頑張っていきたいと思います。

大学院 理工学研究科 内定先:(株)堀場製作所
考えるより体感せよ。

理工学研究科 機械システム工学専攻 修士課程2回生 徳永 和哉さん
理工学研究科
機械システム工学専攻
修士課程2回生
徳永 和哉さん
 就職活動は、今までの自分を振り返り、これからの自分を考える、とてもいい機会であるとともに、社会見学のようなものでした。
 私が就職活動を始めたのは修士1回生の11月頃でした。自分の興味のある業界、やりたい仕事はある程度はっきりしていました。それは大きくまとめると電気機器業界です。電気機器業界といっても、機器の完成までを担うセットアップメーカーから、機器の一つ一つの部品を製作する部品メーカーまで、様々なメーカーがあります。セットアップメーカーの工場には部品メーカーの部品がありますし、部品メーカーの工場にはセットアップメーカーの製造機器があります。どの業界でもこのように相互に成り立っており、就職活動中には実際にその会社を受験するかは別として、多様なメーカーの説明会や工場見学会へ参加するといいと思います。社会見学のようでだんだん楽しめるようになってきます。
 「考えるより体感せよ」です。難しいことを考えて悩むよりも、自分で体感し、一番好きな会社と出会えたら全力でアタックしましょう。

大学院 文学研究科 博士課程在学
浄土真宗の教えの良さをたくさんの人に伝えたい。

文学研究科 真宗学専攻 博士後期課程2回生 岸 弘之さん
文学研究科
真宗学専攻
博士後期課程2回生
岸 弘之さん
 「もっと浄土真宗を勉強したい!」それが大学院に入学した理由でした。
 浄土真宗について他で少し学ぶ機会はあったものの、まだまだ発展途上の状態でした。今もですが・・・。学部は他の大学でしたが、大学院の真宗学専攻に入学しました。
 大学院では、主に現代において真宗学が人々に対し、どうアプローチできるかを勉強しています。現代とのかかわりを考える際、生の声は欠かせません。机上の空論にならないように課外学習に出ることもしばしばあります。
 浄土真宗は学問としてのアプローチも大切ですが、現代の悩める人にこそ説かれている教えであり、そういった現代人にいかに理解してもらうかを検討するのも必要不可欠な事ではないかと私は考えます。
こういうスタイルのもと、自分たちと同じ世代、その子供の世代に対していかに広めていくべきなのかを模索したいと考えています。



←前ページへ ↑目次ページへ戻る 次ページへ→