親和会だより

「下宿に突撃おじゃましま〜す」 経済学部1年生 池上宗利君(大阪市・清風学園高校出身) 柔道部男子寮(三浦アパート)

経済学部1年生 池上宗利君

「下宿に突撃おじゃましま〜す」

「下宿に突撃おじゃましま〜す」 「下宿に突撃おじゃましま〜す」
  寮の食堂はみんなの憩いの場。

「下宿に突撃おじゃましま〜す」 「下宿に突撃おじゃましま〜す」
冷蔵庫はほとんどドリンク類で満たされている。 柔道部男子寮ならではの光景。
「下宿に突撃おじゃましま〜す」 「下宿に突撃おじゃましま〜す」
洗濯は苦にならないと池上君。 押入れもきっちり収納されている。
 今回の突撃≠ヘ柔道部の男子寮、視覚・嗅覚共にさぞ壮絶なものになると覚悟して赴いたが、清涼感漂うとまではいかないが、意外や意外、寮は内外とも小ざっぱりしていた。

 この男子寮は、深草の閑静な住宅街に位置し、近くに天皇陵がある。深草学舎へは直線距離で約4q。寮生たちは原チャリ≠ニ呼ぶミニバイクで大学に通う。おばちゃん≠ニ学生たちが親しく呼ぶ三浦明美さんが、寮母をつとめる。寮費は朝夕2食付、電気、ガス、水道代込みで約7万円。

 今回の取材で寮生22人のうち、白羽の矢が立ったのは池上宗利君、経済学部1年生。柔道部の主将が誰の部屋が最もきれいかと消去法でたどっていくと、池上君に行き着いた。

 「この寮では、ものすごくきちんと片づけている部屋と、そうでない部屋の落差が極端なんです。僕がきれい好きだということが、この寮に入って初めてわかりました」と笑う池上君は、子どもの頃から自分のことは自分でと、ご両親の言葉を実践してきたそうだ。
 寮生がうんざりするのは、毎日の洗濯。

池上君は、日に2回。1回目は柔道着、2回目は普段の服。高校時代から自分で洗濯をしてきたので、全く苦にならないらしい。寮では早朝練習のある月火木金は6時起床。朝夕食とも、三浦さんの手作りで1階の食堂でとる。日曜には食事が出ないので、銘々が簡単でうまい<<jューにチャレンジする。

 ところで、池上君の実家は大阪市内で、1時間ほどで通学できる。にもかかわらず寮に入ったのは、ご両親の勧めからだった。
 「寮に入れば、先輩やいろんな友人と話し合える。大人としての自立のために寮へと言われました」
 まだ5ヶ月ほどの寮生活だが、快適そのものと言う池上君。
 「狭いけれど、自分の空間が確保できること。閑な時は声をかけてすぐ友達と遊びに出かけられる。勉強のことでわからないことがあれば、先輩に教えてもらえ、教科書までもらえる。寮での上下関係はゆるやかで、先輩に叱られるのはマナー違反をしたときのみで、これも自分にとっていい勉強になる。入寮したときに新入生歓迎会を寮で開いてもらった。9月の試合のあと、庭の芝生でおばちゃん≠ェバーベキューをしてくださるのが恒例だそうで、これも楽しみ。先日おばちゃん≠ノ皆んなで食べ放題の焼肉店に連れて行ってもらった」
 練習試合などで遠出するとき、22台の原チャリ≠ェ1列になって進んで行くそうだ。その光景を思いうかべるだけで、ユーモラスだ。柔道部には是非頑張ってほしい。

寮母の三浦明美さん 寮母の三浦明美さん

 魚や野菜が嫌いな子が結構いますが、4年間ここで過ごすことで、好き嫌いがなくなるみたいですね。お母さんから、うちの子が野菜を食べられるようになったと、お礼の電話をもらったりします。最初、柔道部の学生と聞いて尻ごみしましたが、すごく皆んな性格が良くて、素直な学生さんばかりですよ。



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