親和会だより

●サークル紹介● 女子ソフトボール部 ”短時間集中”の練習が強さの秘訣 10年連続インカレ出場

女子ソフトボール部メンバー

女子ソフトボール部
試合結果

第38回春季関西学生ソフトボールリーグ戦
1部リーグ成績 3位

日程 試合結果 相手大学
4/30(日)
5/3(水)
5/4(木)
○5-3
●1-6
●2-5
立命館大学
大阪体育大学
大阪大谷大学
5/5(金)
(3位決定戦)
○3-2 神戸親和女子大学


第38回西日本大学ソフトボール選手権大会
成績 ベスト8

日程 試合結果 相手大学
1回戦 8/3(木)
2回戦 8/4(金)
3回戦 8/4(金)
○8-0
○7-1
●1-2
中京学院大学
鳥取短期大学
大阪大谷大学


第41回全日本大学女子ソフトボール選手権大会
成績 2回戦敗退

日程 試合結果 相手大学
1回戦 8/26(土)
2回戦 8/26(土)
○9-0
●0-10
国士舘大学
日本体育大学
 年間予定
4月 ●近畿地区春季リーグ戦
5月 ●近畿地区春季リーグ戦
    ●インカレ予選
6月 ●新入生歓迎コンパ
7月 ●前期テスト
8月 ●西日本大学ソフトボール選手権大会
    ●文部科学大臣杯
     全日本大学ソフトボール選手権大会
9月 ●校内合宿(女子)
    ●近畿地区秋季リーグ戦
10月 ●近畿地区秋季リーグ戦
11月 ●龍谷祭
12月 ●年間打ち上げ
    ●自主練習
    ●後期テスト
2月 ●地方合宿
    ●卒業生追い出しコンパ

◆昨春は関西学生で優勝
 昨年の関西女子学生春季リーグでは優勝。今春は3位に終わったものの、10年連続で全日本大学選手権(インカレ)に出場を果たし2回戦に進出。また、西日本大学選手権ではベスト8の成績を収めている女子ソフトボール部。現在、32人の部員をまとめるのは、リーダーの福本まどかさん(法学部4年生=京都女子高校出身)とサブリーダーの岩崎恭子さん(国際文化学部4年生=神戸野田高校出身)。
 全体練習はオフの月曜日以外、平日は18〜20時、土・日・祝日は12時から17時。いずれも瀬田学舎のグラウンドで行い、雨天の場合は野球場に隣接する瀬田ドームを使用する。試験中でも練習は休止しない。
 1年を通しての大会は、関西女子学生の春季リーグ(4〜5月)に始まり、夏の西日本学生、全日本学生(インカレ)、関西学生秋季リーグ(9〜10月)へと続く。
 「左腕エースの馬場由香理さん(経済学部3年生=西城陽高校出身)を軸に、バッティングでリズムを作って勝ち抜いていくのが、うちのチームの特徴です」と福本リーダー。
 部員の多くは深草学舎に通うため、瀬田学舎へは深草からの大学の送迎バスで40分を要する。その分、練習時間が割かれるが、そこは実践的なメニューを中心に、短時間で集中して行うことで、カバーしている。インカレ優勝が、福本リーダーや部員たちの悲願だ。
 瀬田学舎へ向かうバスの中で、部員の何人かがノートを回し読みしていた。投手、捕手のバッテリー部門と、内野、外野の3つのパート別に日記が用意され、毎日の練習の成果や問題点、課題、反省点などを手分けして記入している。ここにも、短い練習時間で多くの成果を得ようとする工夫があらわれている。

◆80歳の現役監督が指導

 監督は今年で80歳を迎える浅野正和さん。京都の文教大学付属高校で長年監督を務め、全国優勝に導いた名指導者でもある。定年後、龍大ナインを指導して13年になる。
 「もっと上(全日本で優勝)を目指してほしい。一昔前は鬼監督で知られていましたが、孫ができると、叱りつけることができなくなりました(笑)」。下宿する部員も多く、細々とした相談にも応じている。「お父さん役ですね」と声をかけると、「いや、おじいちゃん役ですよ」と浅野監督。
 浅野監督の13年に及ぶ指導と部員の努力が実を結び、これまで多くの選手が巣立って、佐川急便や日立マクセルなどの実業団チームで活躍している。また、日本初の女性審判(関西六大学)となった岩崎(鷹見)仁子さんや、昨年の女子野球(硬式)第4回世界大会で日本代表の投手として優勝に導いた小西美加さんも、同クラブの出身者である。女子ソフトボール部の今後の活躍に期待したい。



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