親和会だより

サークル紹介 混声合唱団ラポール

12/22 定期演奏会では700名が会場をうめた
12/22 定期演奏会では700名が会場をうめた

◆創部40周年をバネに
 05(平成17)年12月22日、長岡京記念文化会館大ホールで、第36回目の定期演奏会を開催した龍谷大学混声合唱団ラポール。今年は創部40周年にあたることもあって、53人の部員たちの目が、ひときわ輝きを増していた。
 大きな拍手と共にステージに立った部員たちは、まず美しいハーモニーで龍谷大学学歌を披露。そして、4部構成の演奏(1部=混声合唱組曲「風紋」、2部=PRAISES OF THE BUDDHA、3部=混声合唱とピアノのための4つの民謡「北へ」、4部=混声合唱組曲「いまぼくに」)で、聴衆を魅了し続けた。
 混声合唱団ラポールは、69(昭和44)年に京都合唱祭に初参加し、翌70年に同好会から部に昇格。以来、関西学生合唱コンクールでは常に金・銀賞を狙う存在として、輝かしい実績を残してきた。部長は目下、ドイツへ留学中の北村高文学部教授である。
 ラポールの1年を通しての主な活動は、京都の各大学が参加する春の合唱祭、サマーコンサート、10月の関西合唱コンクール、そして1年の締めくくりとなる12月の定期演奏会、さらに大学から要請を受けたりと、さまざまな場所で活動を行っている。
 合同練習は深草学舎で週4回、学生を指導するのは、ラポールOBで本格派バス歌手として知られる花月真さん。さらに、ソリストとして活躍する山本有希子さんが、ピアニスト兼チーフトレーナーとして加わる。
 ソプラノ14人・アルト11人・テノール12人・バス14人・正副指揮者2人の総勢53人のラポールは、昨年10月の関西合唱コンクールでは惜しくも銀賞であったので、今年こそは金賞をと、決意は固い。

馬場幹事長(左)と藤津副幹事長(右)
馬場幹事長(左)と藤津副幹事長(右)
技術指導のラポールOB・バス歌手の花月さんとチーフトレーナー・ピアニストの山本有希子さん
技術指導のラポールOB・バス歌手の花月さんとチーフトレーナー・ピアニストの山本有希子さん

◆個性が異なるからこそ
 「みんな歌が大好きな者ばっかりで、閑があればキャンパスであれ、クラブボックスであれ、所かまわず歌っているんですよ」と幹事長の馬場俊之君(経済学部3回生)。龍谷祭(学園祭)の実行委員会に出向していた部員が役目を果たし、部に戻ってきた時なども、全員が歌って出迎えるのが、ラポールの伝統だそうだ。演奏会を終えて聴衆をロビーで見送る時も、もちろん歌声。
 入部した学生は、中学・高校時代に合唱の経験のない、いわゆる“素人”が大半だという。とにかく、四六時中、歌い続けることで腕を磨いて、コンクールで金賞を狙う部員へと成長していく。
 「みんな、仲がものすごくいいんですよ。知らない人が見れば、誰が上級生か下級生かわからないでしょうね」と話す副幹事長の藤津智規君(経済学部3回生)。彼は1回生のとき、教室のエレベーターに乗ろうとした際、何階まで行くの? と声をかけてボタンを押してくれたラポールの先輩に接して、入部を決めたそうだ。
 ラポール(RAPPORT)とは、フランス語で「一致・調和・思いやり」。人と人とのつながりを大切にして、互いの信頼関係を築き上げるという意味が込められていると、先輩から後輩へと申し送られてきたという。年齢も出身地も性別も個性も、それぞれ異なった53人の学生がひとつになってハーモニーを奏でる。これが、「ラポール」の真骨頂だ。

定期演奏会前の練習風景
定期演奏会前の練習風景


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