親和会だより

INTERVIEW 就職内定学生の声



石田 真一 さん  様々な企業・ 業界の社会見学ができるのは、
 就活生の特権

いしだ  しんいち
石田 真一 さん
内定先 : YKK株式会社
所属学部・学科:経済学部 国際経済学科
出身校:京都府立桂高等学校


ー就職活動を振り返ってどうでしたか


  視野を広く持ち、様々な人から情報を得るということは実践して良かったと感じます。友人や就職活動を通して知り合った人などから得た情報から企業・業界の視野が広がりました。また、社員の方に積極的に質問をすることにより、会社説明会やウェブ上の情報ではわからないその企業の深い部分やマイナスの部分も知ることができました。
  特に、大手企業のエントリーシートがなかなか通過せず悩んでいた時、キャリア開発部、ゼミの先生にアドバイスをいただき、面接まで進むことができたことは忘れることができません。 「視野を広く持ち、様々な人から情報を得る」それが私の就職活動にとって大きなポイントになりました。
 
ーその企業に就職を決めた理由(決め手)を教えてください ー

  「失敗しても成功せよ/信じて任せる」という会社の価値観にひかれました。若いころから様々なことにチャレンジしたかったからです。そしてこの価値観は、企業研究を重ね、社員の方々の話を聞いていくうちに社員一人ひとり、そして会社に深く浸透しているのだと感じました。
  仕事への取り組み方に共感し、自身に最も合っている企業であると感じ、就職を決めました。また、世界70ヶ国に事業を展開しているという点から、将来は海外という活躍の場があるのも非常に魅力でした。
 
ーこれから就職活動に臨む後輩へメッセージをお願いしますー

  私は、就職活動を始めた頃は、自分が何をしたいのかわからず、なんとなく就職活動をしていました。もしかしたら、私と同じように自分の方向性を見つけられず、焦りを感じている学生さんがいるかもしれません。そんな方には、とにかく「様々な企業・業界を見る、様々な方の話を聞く」ということをアドバイスします。
  視野を広げて就職活動をすることで、行きたいと思える企業を見つけることができると思います。様々な企業・業界の社会見学ができるのは、就活生の特権だと思って就職活動を楽しんでください。



平田 彩乃 さん  誰も何も教えてくれません。
 自分との戦い。
 泣くまで自分と見つめあいました。

ひらた  あやの
平田 彩乃 さん
内定先 : 株式会社ユニクロ
所属学部・学科:文学部 英語英米文学科
出身校:奈良県立北大和高等学校


就職活動を振り返ってどうでしたかー


  私は就職活動をして本当に良かったなと思います。私は今まで自分で進路を決めて生きてきたつもりでした。高校へ進学する理由や大学へ進学する理由など、他の同級生より考えて生きてきたつもりでした。しかし、そうではありませんでした。結局は日本の社会の、親の敷いたレール上にいました。ただ、就職はそうではないと身をもって実感しました。誰も何も教えてくれません。自分との戦いです。泣くまで自分と見つめあいました。就職活動をするなかで一番辛かったことは「自己分析」。一番良かったことも「自己分析」。良い機会です、後輩には自分のことをとことん考えてほしいです。なぜそんな性格になったのか、なぜその職業に価値を見出しているのか。今までの人生に関わった方々の影響、育った環境…。ここまで考えて就職活動をしてください。
 
その企業に就職を決めた理由(決め手)を教えてくださいー

  大きな決め手は3つあります。1つめは社会人になるとは社会に貢献すること。「何をもって社会に貢献したいのか」「どんな企業で社会に貢献したいのか」を考えたときに、私はアルバイトを通して自らが学んだこと、「働くことの素晴らしさ」を学生や多くの人に知ってもらいたいと思い、若いアルバイトの方々と関わりあえるユニクロに決めました。
  2つめは完全実力主義であること。人事評価が年功序列であることを私は最も嫌っていました。だから最短半年で管理職になり、年収1,000万円超の20代が多く活躍しているユニクロに魅力を感じました。
  3つめはトップのやること、してきたこと、発言に共感できたこと。トップに全員が納得して付いて行き、今は全員で世界NO.1を目指しています。そこに魅力を感じました。
 
ーこれから就職活動に臨む後輩へメッセージをお願いしますー

  後悔しないような就職活動を。今の就職率の低さはご存知でしょう。この低さではあなたも就職できるとは限りません。就職できなかった時のことを考えてください。あなたはその時どんなことに後悔しますか?その後悔を無くすような就職活動をしてください。「どうやって就職活動したらいいですか」「SPIって必要ですか」その質問の答えは「後悔しそうならやりなさい」これに尽きます。頑張ってください。
  最後になりましたが、私は周りの友達を見ていて100%内定を貰うにはどうすればいいかを知りました。それは「絶対にあきらめないこと。粘ること」です。頑張って1年間も就職活動をした友達も、最後は納得した内定を手に入れました。本当に粘ってください。



澁田 雅勝 さん  「為せば成る」 この一言に尽きます。
しぶた まさよし
澁田 雅勝 さん
内定先 : セキスイハイム中四国株式会社
所属学部・学科:法学部 政治学科
出身校:石川県立金沢二水高等学校


ー就職活動を振り返ってどうでしたかー


  私は就職活動をするなかで、様々なことをしていましたが、一番気を付けていたことは、「身だしなみ」でした。当たり前だと思われがちですが、意外と出来ていないことが多いと思います。例えば、靴です。靴は毎日履くものなので、手入れをしないとすぐわかります。就職活動は一瞬一瞬が勝負です。会って数分で合否が決まる世界なので、第一印象は大事だと考えていました。したがって、「身だしなみ」には細心の注意を払っていました。これは、将来仕事をしてからも当たり前だと思うので、やっていて損はないと思います。
 
ーその企業に就職を決めた理由(決め手)を教えてくださいー

  私が、セキスイハイム中四国株式会社に決めた理由は、自分の性格と仕事内容が合致していると考えたからです。就職活動中、私は新幹線の運転士になりたいと考えていました。最初は、全くゆるぎないものでした。しかし、先輩の話を聞いたり説明会などに参加して行くにつれて、住宅営業に興味を持つようになりました。実際に、新幹線の運転士か住宅営業マンを目指すのかを選択する時、自分の性格と真剣に向き合いました。その結果、私はお客様に自分の勤めている会社だけでなく、自分という人間を評価してほしいと考え、今の企業を選びました。
 
ーこれから就職活動に臨む後輩へメッセージをお願いしますー

  「為せば成る」この一言に尽きます。
  今、就職難と騒がれています。確かに厳しい時代だと思います。しかし、一生懸命に、そして謙虚にやれることをやっていれば、おのずと結果は付いてくると思います。もちろん、うまくいかないことの方が多いです。私は、第一志望に落ちて3日間、すべてを放置したことがありました。ただ、得たものは何もありませんでした。就職活動中はどんなにつらくても、前を向いて進み続けてください。皆さんが、40年間お世話になるかも知れない企業を決めるのですから、出来ることはすべてやって、悔いのない就職活動にしてください。あと、体は資本です。体調管理をしっかりして、頑張ってください。



楫 貴之 さん  就職活動というのは、
 人生のなかでまたとない
 夢を掴む大きなチャンス

かじ たかゆき
楫 貴之 さん
内定先 : 株式会社NTTデータ
所属学部・学科:経営学部 経営学科
出身校:大阪府立刀根山高等学校


ー就職活動を振り返ってどうでしたかー


  体調管理には特に気をつかいました。面接の時に疲れが顔に出ないように、しっかり休みはとるように心掛けていました。しかし、出来るだけたくさんの説明会に出たい、たくさんエントリーシートを出したいという思いもあり、睡眠時間が2時間程度になることも多く、ONとOFFのバランス配分に悪戦苦闘しました。「1日は24時間しかない」こと、スケジュール管理の大切さを改めて思い知り、勉強になりました。
  また就職活動を通して、心配してくれた家族や親戚、先生や友人など多くの人との繋がりを再認識できたことは自分にとって大きな収穫でした。内定という形で、皆さんに良い報告ができ、感謝しています。
 
ーその企業に就職を決めた理由(決め手)を教えてくださいー

  日本のIT業界におけるシステムインテグレータ最大手であり、官公庁・大手金融機関などから大規模なシステムを受託できるところがとても魅力的でした。
  またマイクロソフトなど世界的なIT系企業と連携し、顧客に最適なソリューションを提供できる強み、また個人としても、そのなかでSEとしての経験が積める環境であることが決め手になりました。NTTグループということもあり福利厚生が整っている、そして売上高1兆円を達成しているなどの安定性や成長性も重要視しました。
 日本には多種多様なIT系企業がありますが、「NTTデータでしかできないこと、そしてそこからしか見えない世界」があると思い、それらを経験したく入社を決意しました。
 
ーこれから就職活動に臨む後輩へメッセージをお願いしますー

  私が3年生の時にそうだったように、「就職活動」という言葉を聞くと、「面倒くさい・やりたくない」などのマイナスイメージを持たれる方が多いのではないでしょうか。確かに面倒くさいことやつらいことはたくさんあるのですが、少し視点を変えれば就職活動というのは、人生のなかでまたとない”夢を掴む大きなチャンス”だと思います。エントリーシートや面接も夢を手繰り寄せる一つのチャンスと考え、どんどん自分のものにしていってほしいと思います。
  就職活動を”乗り切る”のではなく、”楽しむ”くらいの気持ちで臨むと良い結果に繋がると思います。



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