気になるわが子の下宿事情

●滋賀の下宿事情を教えてください

瀬田の場合は、下宿生比率は学部によって多少の差はありますが概ね3割です。その内、生協で決められる方の割合は約半分です。今年の新入生は253人の方が生協で下宿を決められました。また、自宅から通学していて、通学時間の長さで疲れて途中から下宿される方もいらっしゃいます。また、すでに下宿されていて、留学を機に引っ越される方や、便利な立地のところに変わる方もおられます。

●龍大生が下宿を選ぶにあたって重視していることは何だと感じられますか?

家賃では共益費込で4・5万円〜5万円までを希望される方が多く、実際に今年決められたなかでも共益費込4・5万円のところが一番多かったです。設備面では、お風呂とトイレが別々のセパレートを希望される方が圧倒的に多く、実際に2対1の割合でセパレートの物件に決められています。瀬田は、駅前や学園通り沿いを除くと閑静な住宅街が多く、便利さを求めて前者を、静かな環境にひかれて後者を選ばれる方と二分されます。


卒業式の日に卒業生と。下にいるのが私です。


2〜3月のピーク時は、特設会場を設けています。


特設会場では、モデルルームを設置しております。

●龍大生に人気の間取りは?

1DK以上の物件は掲載数が少なく、また相場も高くなるため、ほとんどの方が1Kに決められます。広さは、7帖以上を希望される方がほとんどです。独立洗面化粧台がついているところは特に女性に人気が高いです。

●間取り別の相場はどれくらいですか?

ほとんどの方が1Kですが、今年の実績では、共益費込で、セパレートで51382円、ユニットバスで43046円が平均となっています。安いところではユニットバスで3万円程度から、高いところでは6万円を超えるところまであります。

●龍大生に人気の地域は?

駅から10分圏内を希望される方が一番多いように思います。ただし、瀬田駅と国道1号線の間のエリアは相場も高く、物件数も限られているので、学園通り沿いや、少し奥に入ったところを選ばれる方もいらっしゃいます。その他、半数の方が、大学生協の関連会社である「コープ総合リビング」が管理している、オートロックや24時間管理が特長の学生マンションに住まれます。


●住まいカウンターでのおもしろ体験談

おもしろ体験という訳ではありませんが、住まいの相談に来られた方が、学生アルバイトやサークル活動など大学生活についての話を笑顔で聞いておられたのが印象的でした。単に下宿を決めるだけでなく、大学生活への不安の軽減や、期待感を持ってもらえるような接客ができるのも、大学生協の強みだと思っています。

●下宿を紹介するにあたって心掛けられていることは?

保護者の方が中心に探されるケースが多いため、なるべく学生さん本人の声を聞くように心がけていることと、特に女性の場合、1階の部屋や街灯が少なく暗い場所は避けるようにしています。また、ご希望の条件にすべて当てはまる物件は中々ないことも多いため、特に何を重視されているのかを考え、なるべくご希望に沿えるような提案をするように心がけています。また、2〜3月のピーク時には特設会場を設け、学生アルバイトが多数勤務しますので、「龍大生の先輩」である学生アルバイトによる接客を重視しています。

●保護者の皆様にメッセージ

いつでもお気軽にご相談ください。下宿探しでご来店される際は、一度お子さんとどういったところに住みたいのかよく話し合っておくことをお薦めします。ホームページも逐一更新しております。パンフレットでは掲載できない室内写真等も掲載しておりますので、ぜひ一度ご覧ください。

●京都の下宿事情を教えてください

深草キャンパスは毎年新入生のなかで約千人が住まい探しをします。その約7割の方が龍大生協で住まいを決められます。深草キャンパス周辺は住環境もアクセスも良く初めて一人暮らしを始められる学生にとって恵まれた地域でしょう。新しい物件も沢山ありますが、昔から龍大生を受け入れて温かく応援してくれている大家さんが沢山おられます。

●龍大生が下宿を選ぶにあたって重視していることは何だと感じられますか?

どのような地域なのか全くわからずに来店頂く方がほとんどなので、まず周辺の環境・買物・病院・交通の便などを説明します。特に文学部の学生は3回生から大宮キャンパスへの移動があるので注意して説明をするように心掛けています。エリアによって家賃相場が違っているのでその点も注意してお話をしています。


学生スタッフの増田と住まい担当野間です


2012年度スタッフ卒業生と現学生スタッフ達


物件紹介の様子

●龍大生に人気の間取りは?

人気はお風呂とトイレが別々のセパレートタイプ。最近は独立洗面台が付いたタイプが人気で、女性より男性の方が熱心な傾向です。トイレでは近年の学生さんは幼少の頃からウォシュレットに慣れているのでウォシュレット付を要望されます。浴室乾燥機・浴室テレビなどのマンションも増えてきていて、そのような充実の設備で部屋の広さが8帖以上、大きめのクローゼット付、部屋とキッチンがドアで仕切られた1Kタイプが1番人気です。


●間取り別の相場はどれくらいですか?

深草キャンパス周辺は、2点セパレートタイプで5万円〜、3点セパレートタイプで6万円〜、が平均の相場で、他府県に比べて決して安くはありません。ユニットバスタイプは3万円くらいから。最近は少なくなりましたが下宿タイプのお部屋なら1万円台でご紹介ができます。来店される約半数の方が4〜5万円の家賃でセパレートタイプの物件を希望されますが、予算と相場に若干のずれがあるのが現状です。ただ、家賃だけではなくて、光熱費の他にインターネット代がかかり、それらは月平均約1万円ほどです。


最近は家主さんとの協力でインターネット使用料無料や、水道代の定額、オール電化など費用を抑えられるよう努力しています。大宮キャンパス周辺は京都駅が近いエリアなので深草周辺より約5千円〜1万円程度高くなりますが、より京都らしい街並みで過ごしてみてもらうのも価値があると思います。

●龍大生に人気の地域は?

深草キャンパスの南に位置するエリアは学生専用マンションが集中して建ち、下宿生の約半数が生活しています。

●住まいカウンターでのおもしろ体験談

歴史ある龍谷大学では家族代々龍大生だという御両親もおられ、住まい探しも同行して来られることが多く、マンションの下見で実際にマンションの部屋を見学いただくと、入居されるお子さんよりご両親の方がテンションが高く、「お母さんが住みたぁい!」「お父さんの時代は畳間で3帖やったぞ!うらやましい」など、しばし童心に還られ楽しんでいただけるようです。お部屋が決まるとお子さんが在学中には何度も京都に遊びに行ける♪と龍谷大学に入学されたことを改めて喜んでおられます。ご紹介している私達も近年のマンションは羨ましいくらい素敵で、テンションが上がりっぱなしです。

●下宿を紹介するにあたって心掛けられていることは?

多数の物件のなかから、いかにご希望に合った物件を紹介出来るか、クラブ活動や資格取得のための勉強、その他在学中いろんな出来事にも対応していけるようしっかり話を聞かせてもらうように心がけています。住まい紹介は担当職員の他に現龍谷大学生の先輩がスタッフとして活躍してくれています。その先輩と、大学生活の実体験談や授業以外に興味のある話など雑談を通じてコミュニケーションをとり、できるだけ仲良くなってもらっています。そうしておくことで実際入学後の心細さも緩和でき、何より入居後困ったことがあった時にも気軽に生協住まいカウンターに相談に来て頂けるようになると思います。

●保護者の皆様にメッセージ

近年のネット社会の広がりで実際に京都まで来て頂くこともなくお部屋を決めることができるようになっています。京都までの交通費や時間の節約もでき大変良いことのように思われますが、実際に入居後のクレームが沢山あり、相談が多いのも事実です。皆さん何かとお忙しい時期で大変かと思いますが、お子さんが数年間過ごされるお部屋は心休まる癒しの空間でなければいけません。お部屋の見た目の綺麗さだけで即決されず、周辺の環境等実際生活される場所をご本人と一緒に見聞きして納得のうえ契約をしてくださいますようお願いいたします。入居後も何かと困られることも出てきます。入居後の対応の良し悪しが本当の意味でのお部屋探しのポイントと言っても過言ではありません。その点、龍大生協の住まいカウンターは龍谷大学生のための機関ですので安心してご利用頂けます。全く初めて住まい探しをされる保護者の方も多いかと思いますが、「こんな事聞いてもいいかしら?」「なんて説明したらいいかわからない」などいろいろ悩まれずにとりあえず何でもお気軽にご相談ください。

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