第54回親和会定期総会、親和会講演会を開催

2015年5月10日(日)に、深草キャンパス顕真館において、1,500名を越える保護者の皆様がご出席のなか、第54回親和会定期総会、親和会講演会、全国保護者懇談会(京都会場)を開催しました。

第54回親和会定期総会、親和会講演会を開催

親和会定期総会は、年に一度、龍谷大学学生の全保護者へ案内を送付し、会計・会務の報告、予算の承認、理事及び監事の選出、その他必要な事項を審議いただく、親和会として最も重要な会議です。多くの保護者の皆様に参加いただきやすいよう、今年度も全国保護者懇談会(京都会場)と合わせて開催いたしました。

今年は、1,500名を越える保護者の皆様にお申し込みいただき、メイン会場である顕真館の他に、2015年2月に新しく竣工しました和顔館の教室へライブ配信もおこない、多くの保護者の皆様にご参加いただくことができました。

定期総会においては、2014年度事業報告及び決算報告、2015年度新役員の選出、2015年度事業計画及び事業予算について審議をいただき、全ての議案について承認をいただきました。

定期総会に引き続いて、全国保護者懇談会(京都会場)を実施しました。最初に、赤松徹眞学長にご挨拶いただいた後、保護者の皆様の関心も高い龍谷大学の就職状況について、塩見洋一キャリアセンター長よりご説明いただきました。

全国保護者懇談会(京都会場)の後は、例年、本学にゆかりの深い講師を招いての講演会を開催いたしておりますが、今年度は、メディア等でご活躍されている、ジャーナリストで東京工業大学リベラルアーツセンター教授の池上彰氏をお迎えし、「学び続けるために」をテーマに講演をいただきました。

講演会では、宗教的概念のお話から、学ぶことのきっかけともなる「疑問に思うこと」、「新たな気づき」、「好奇心を持つ」というお話、また、保護者の方の学び続ける姿を見せることが、子ども達にとって本当の意味での教育となること、さらには、いくつになっても学び始めることができるという保護者に温かなアドバイスをいただきました。講演会終了後の来場者アンケートにおいても、「学ぶとは何か、学ぶきっかけとはどこから出てくるのか、学ぶチャンスはどこにでもあり、自分自身の気持ち次第であるということを勉強させていただいた」「子どもの手本・刺激になるよう学びについて考え直したい」「息子にも今日の講演会のことを帰ってから話し、学び続けることの大切さを分かち合いたいと思う」など、多数の好評な意見をいただき、保護者の皆様にとっても自身を見つめ直す貴重な機会となったようです。

講演会終了後は、会場を2号館へ移し、懇談会を開催。子どもの学修成績について教職員と直接面談をおこなう「学修懇談会」、進路・就職について面談をおこなう「就職懇談会」、その他、「留学説明会」、「学生生活相談」など様々な相談会を開催し、会場は熱心に相談される保護者の皆様で賑わいました。

また、キャンパス内においては、池坊華道部、美術部、書道部、写真部による学生芸術作品展示、茶道部による野点(抹茶接待)を実施。多くの保護者の皆様に、学生活動に触れていただきました。野外ステージで実施した野点では、お茶とお菓子をお出しして、キャンパスで“ほっこり”した時間を過ごしていただきました。

定期総会・全国保護者懇談会の終了後は、22号館地下食堂において保護者相互の懇親を深める懇親会を開催。龍谷大学が誇る吹奏楽部とバトン・チア SPIRITSによる毎年恒例の共演アトラクションも懇親会に華を添え、和やかに懇親を深めていただくことができました。

半日にわたる親和会総会・講演会、全国保護者懇談会(京都会場)。学生の学びの場を保護者の皆様ご自身で体験いただき、キャンパスで過ごすお子様の雰囲気を知る良い機会となっていれば幸いです。


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