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Vol.22 甲斐里奈(文学部3生)少林寺拳法部

少林寺拳法との出会い

昨年、先輩の久保と挑んだ<組演武2段の部>で見事全国優勝を果たし、今年も数々の大会で入賞している。今、最も勢いのある選手の1人である。
甲斐は少林寺拳法を始めて今年で9年目になるという。
「中学の部活紹介で先輩がやっていた演武がかっこ良く、印象に残ったから少林寺拳法をやってみようと思いました」。これが甲斐と少林寺拳法との出会いだった。
高校では「授業の関係で満足に練習できず、歯痒い思いをした」と話したが、通算3回全国大会出場という輝かしい成績を収めている。

甲斐里奈(文学部3生)


全国優勝を手にするまで

大学では入部当初周りのレベルが高く、練習についていくのが必死だったという。
「今までやってきたことを疑うぐらい大変でした。高校とは違って規律もしっかりしているし。でもそのおかげで初心に戻って練習に打ち込むことができました」。
少林寺拳法を長く続けている中で1番嬉しかった事、また1番辛かった事は何かと聞くと昨年の全国大会の話をしてくれた。 「嬉しかった事はもちろん、久保先輩と組んで手にした全国優勝です。辛かったことは(話が)つながるんですけど、全国優勝するまでの久保さんとの練習ですね」と苦笑いしながら答えた。全国大会に出場するには通常、予選(京都府大会)で入賞し、さらに選考に通過しなければならない。けれども昨年は、インフルエンザの影響で予選がなくなり、選考会の一発勝負という非常に厳しい状況だった。
「私たちのペアにはいつも上位をいくもう1つの龍大ペアがいて、ここに勝たないとだめだったんです」。
そのため彼女達は、夏休み中は毎日朝の9時から16時半まで練習をしたそうだ。このような彼女達の地道な努力の積み重ねが、全国優勝という栄冠を掴み取ったのだ。

原点となっているもの

甲斐の少林寺人生において、影響を与えた人物が2人いるという。
「1人は中学の顧問の先生ですね。先生がいなかったら私の通っていた学校には少林寺拳法部は存在していなかったし、私自身少林寺拳法に出会うこともなかったですから。それから先生は、私に少林寺拳法の楽しさを教えてくれました。
もう1人はやっぱり久保先輩ですね。さっき久保先輩との練習は辛かったと言いましたが、辛いってことは本気で少林寺拳法と向きあっていたからだと気付いたんです。久保先輩は本気でやることのしんどさと、努力することの大切さを教えてくれました」。
中学校で培われた少林寺拳法の楽しさや久保から身を持って教わったことが、彼女の少林寺拳法の原点になっているのではないかと感じた。

今後に向けて

最後に今後に向けての抱負を語ってもらった。
「今は11月7日に控えている、全日本学生大会に向けて力を注いでいます。1回生の時から同じメンバーで出場しているので、今年こそ優勝したいです。それから今年は開催されなかったのですが、来年はもう一度全国の舞台に立ちたいです。来年は昇段して3段の部に出場するので、予選からとてもハイレベルな試合になると思います。出場自体が厳しい大会なので、まずは出場を目指して頑張ります。」
インタビュー中も終始笑顔で答えてくれた甲斐。彼女は何度も「私の少林寺人生は色んな人に支えられています」と語った。今の成績に満足することなく、もう次の目標に焦点を合わせている。そして周りへの気遣いも忘れない。
今回のインタビューでは、甲斐の強さの秘密を少し見たような気がした。
彼女はきっと来年の全国大会でも活躍する姿をみせてくれるだろう。

イメージ


取材/写真 龍魂編集室 坂元美幸(文学部3年)

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