Challenger04

法学部

畠山ゼミ
法学を強みにして、社会で活躍する人間になる。
仙台プロジェクト 当日編

2016.04.13仙台プロジェクト 当日編

法学部 畠山ゼミ

長い期間をかけて準備してきた仙台プロジェクトもついに本番となる吉田先生を訪問する日がやってきました。吉田先生とやり取りをしてきて名誉教授にお会いするという緊張と不安、そして研究に対する新しい発見の期待の間にいました。初めは1時間程度のお時間をいただいていたのですが、気づけば2時間も経っていました。研究テーマである江戸時代の刑事訴訟についてはもちろん、吉田先生の分野とは違う研究をする他のメンバーの質問にも詳しく丁寧に時間をかけて答えていただきました。


今まで一つの視点からしか考えてこなかった江戸時代の捜査機関の実態について、先生のお話から新たな方向性を見つけることができました。また専門が異なる参加メンバーも今後の研究で新たな課題を見出すきっかけとなりました。自分の研究はまだまだ足りないということを実感したので、今後の研究を充実させるために今以上の努力が必要です。


仙台に行って先生の話をうかがえたことだけが今回の成果ではありません。仙台城や城下町を実際に歩き私が研究の中心としている仙台を実感することに大きな意義がありました。本を読むだけで終わる研究でも充分だったのかもしれません。しかし本を読むだけでは分からなかった一歩進んだ研究に繋げることができました。研究の原点である「冤罪」について歴史という新たな切り口で考えていこうと思います。