Challenger09

農学部

1期生チーム
食の循環を体験し、課題解決の糸口をつかむ。
「食の循環実習」で芋掘りを実施

2015.10.29「食の循環実習」で芋掘りを実施

農学部 1期生チーム

芋掘りという体験は、農家の人たちからすればあたりまえのことで、芋くらい毎年育てて飽き飽きしているかもしれませんが、土に触れることのない私たちからすればとても新鮮な体験でした。
私たちは、実際に芋掘りを体験していろんなことを感じました。牧農場は、田から畑へ転換した土地で水はけが悪く、あまり畑作に適していません。そのため、小さく細い芋が多く採れました。ですが、約2.5㎡くらい広さの土地から19kgものさつまいもが採れたのです。もし、より適した温度条件、湿度条件、土壌条件等で育てる事ができたら、収量が増えてより形が良く太くてより良い味と香りを持つさつまいもが収穫できたかもしれません。これから私たちは、こうした課題を解決するためのきっかけを学んでいくことになります。
みんなで芋掘りをすると、楽しくて会話もはずみ、グループのメンバー同士が仲良くなれます。もしこれが一人や少数であったならば、辛くてしんどい作業に変わっていたかもしれません。こうした作業は、都会に住む人たちや普段土に触れることのない人たちにはとても新鮮な作業です。自分の手で野菜を作ってみたい人や土に触れることを求める人が、農家さんと隔て無く繋がる事ができる仕組みをつくることができれば、農業が身近な社会になると感じました。