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社会学部

笠井ゼミ
人と人の交流で、地域を支える。
希望ヶ丘サブプロジェクト

2015.10.17希望ヶ丘サブプロジェクト

社会学部 笠井ゼミ

笠井ゼミと甲賀市希望ヶ丘学区(特に同学区自治振興会希望ヶ丘分会)は2013年度から継続的に協働してきました。特に2014年度には「まちづくり勉強会<希望ヶ丘大学>」を開催し、同会をきっかけに地域では複数の活動が新たに生まれています。協働の一環で、2015年10月17日に同学区で行われた「伝説の草刈り」にゼミの「希望ヶ丘サブプロジェクト」メンバーが参加しました。


「伝説の草刈り」とは、希望ヶ丘小学校の敷地にある「冒険の丘」と呼ばれる広大な土地の草刈りをする地域のボランティア活動です。私たち学生が参加して実感したことは、草刈りが一つのコミュニケーションツールになるということです。希望ヶ丘学区自治振興会での活動には任意参加のものが多く、今回の草刈りでも役職等による動員はありませんでした。それでも約40人もの人が参加して交流を深めていました。草刈りをするのに自信のある方、草刈りをする方のために食事を用意する方、その地域内でのそれぞれの役割を果たしている姿が印象的です。


このように交流を深められる活動が希望ヶ丘にはたくさんあり、多くの人が参加しています。しかしその活動に参加している人が活動の目的を把握できていないのが問題となっています。また、いろいろな活動について発表の場や振り返る機会が少ないことも改善が求められる点だと私たちは考えています。活動の目的や、活動に掛ける思いを共有して振り返り、さらなる交流の機会をもたらすために地域の方たちと一緒に発表会の開催に向けた準備を始めています。活動どうしが刺激をあたえあえるような場づくりに向けて尽力します。