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国際学部

八幡耕一ゼミ
真実を求め、真実を顕かにする市民になる。
メディアの作り手となり「正しいジャーナリズム」を理解する一歩を踏み出す

2016.09.01メディアの作り手となり「正しいジャーナリズム」を理解する一歩を踏み出す

国際学部 八幡耕一ゼミ

八幡ゼミ5期生である3年生の私たちは前期、二つの活動に取り組みました。


前期の前半は、一班3人に分かれ、ラジオCMコンテストへの応募に挑戦し、テーマとして「龍谷大学国際学部の宣伝」を選びました。ゼミ活動が始まってから日が浅く、当初はぎこちなさもありましたが、各班が個性的なアイデアを出し合い、非常に面白い作品が出揃いました。結果は残念ながら予選敗退でしたが、これを機にゼミ生同士を理解するきっかけとなりました。
夏季休暇直前には、3つの班に分かれて、龍谷大学和顔館にて大手広告代理店の日本でのメディア界における役割を、ゼミ生対象に実施しました。「人になにかを伝えたい」という時に、どう伝えれば効果的に伝わるのか、という手段を提案し、手がけていくのが広告代理店です。CM、ポスター、セールスイベントなどを作り出しています。


私たちのゼミでは、情報を伝える役割を持つメディアと呼ばれるものの、良い面・悪い面を深く探っていくことを一つの目標としています。今回テーマとなった広告代理店もその役割を持っています。その中でも “電通”は、TVや政治も巻き込むほどの大きな力を持っているので、このテーマとなりました。プレゼンテーションでは、パワーポイントを用いるだけでなく、実際に学校の外でカメラを回して校外の方たちにお話を伺い、その様子を撮影したものを自分たちで編集するといった本格的な取材活動にも挑戦しました。もちろん、ほとんどのゼミ生はそんな経験がなかったため、最初は戸惑いも多く、なんとか形にしていったという状況でした。また、別の班の発表を見聞きして、自分たちの班に何が足りなかったのかを確認することができ、改善点を見つけることができました。


実際に自分たちが情報を伝える役割である“メディア”の作り手になることで、その難しさと起こりうる問題を深く理解でき、後期のテーマである「正しいジャーナリズムの追求」に向けて課題を見つけることができました。


鈴木 一成(香川県大手前高松高等学校卒業)
鎌田 尚央(三重県立名張西高等学校卒業)