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法学部

畠山亮ゼミ
「外」に出て、多様な問題を発見し、解決する。
「マザーレイク計画21」についての勉強会

2016.12.09「マザーレイク計画21」についての勉強会

法学部 畠山亮ゼミ

1.活動内容と目的

10月28日、今回は2回生のゼミに参加し、「マザーレイク21計画」という琵琶湖保全のための計画について勉強会を行いました。
琵琶湖は、400万年の歴史を持ち、60種類以上の固有種を含む豊かな生態系を築いている湖です。また、近畿圏の人々の生活を支えています。その琵琶湖を保全するための「マザーレイク計画21」というものがあります。「マザーレイク21計画」とは、琵琶湖を健全な姿で次の世代に引き継ぐための総合保全計画です。滋賀県はこの計画をもとに、様々な保全活動を行い、琵琶湖が抱える問題を解決しようとしています。勉強会では、琵琶湖の開発と保全の歴史、マザーレイク21計画とは何か、琵琶湖の現状と現在の活動について説明しました。それをもとに、琵琶湖が抱える問題を解決策、琵琶湖の生態系保全のためになにをすべきか一緒に考えてもらいました。「マザーレイク21計画」は、私の卒業論文のテーマであり、多様な意見を聞くために、今回の勉強会を開きました。頂戴した意見をもとに自分が気付かなかったアプローチの方法などを見つけることが目的でした。


2.大変だった点

今回の勉強会で大変だったのは、どの情報をどこまで提示するかという点です。自分は理解していても、聞く側は初めて聞くことだらけです。それを端的に伝えるにはどうまとめたらいいか、非常に悩みました。レジュメとパワーポイントを使っての勉強会でしたが、レジュメとパワーポイントの構成がなかなかまとまりません。また、時間配分もうまくいかず、一つの議題について時間を割きすぎたため、予定通りに勉強会を進めることができませんでした。


3.先生や学生の評価

発表の中身について、どういう仕組みで琵琶湖の環境が保たれているのか、周辺の環境と琵琶湖との繋がりについて説明不足でした。「様々な要因が重なって琵琶湖が保たれていることを説明し、理解してもらわなければならない」という指摘を受けました。
発表方法の評価は、パワーポイントの分量が多すぎて、聞く側が大変だったことや、レジュメに書いていないことを補足するためのパワーポイントなのだから、レジュメと同じことを書かないように、とのことでした。


4.目標の達成度

今回の勉強会では、全体的に伝わりにくい内容となってしまい、自分の思うような発表ではありませんでした。レジュメとパワーポイントも分かりにくくなってしまいました。勉強会全体を通して、目標の半分も達成できませんでした。


5.今後へ

今回の勉強会の反省点は、事前の準備が十分ではなかった点、そして、全ての情報を伝えようとして、まとめられなかった点です。発表というのは人に伝わって初めて成立するものなのだと実感しました。今後は、自分が本当に伝えたいことを明確にし、そのための土台を作り、必要な情報を選別して発表に臨もうと思います。特に、初めて聞く人でもおおよその話が理解できるような発表の構成にしようと思います。


土海 比呂志(鳥取県立倉吉西高等学校卒業)