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法学部

畠山亮ゼミ
「外」に出て、多様な問題を発見し、解決する。
三権分立プロジェクト 国会議員インタビュー ~現職議員から見た日本の政治~

2017.03.15三権分立プロジェクト 国会議員インタビュー ~現職議員から見た日本の政治~

法学部 畠山亮ゼミ

1.活動目的とその意義

今回私たちは三権分立について調べている中で疑問に思ったことや、今の日本の政策に対しての疑問を実際に国会で働く議員の方の意見を聞くために、2月7日に議員会館を訪問し、参議院議員の磯崎仁彦さんにお話を伺いました。
この活動の意義としては、豊富な知識を持ち、国会の現場で働く議員にから見た今の日本の政治の状態を、メディア等の媒体を介さずに学べるというところにあると考えました。


2.大変だったこと・良かったこと

私たちが大変だと思ったことは、国会議員の方にお話を聞くためのアポイントを取ることでした。私たちは磯崎さんとの約束を取り付けるまでに、他の国会議員の方にもお電話させていただきましたが、多くの議員さんとは、ご都合が合いませんでした。そんな多忙の中、磯崎さんはお仕事の合間に時間を作ってくださいました。磯崎さんは私たちの質問に対して、とても親切に、かつ丁寧に応答してくださいました。目的の三権分立だけでなく、現在の政府の政策の目的や意義など、今の日本の政治に対しての理解がより深まりました。非常に貴重な経験をさせて頂いたと思います。


3.先生や先輩方からの講評

先輩方からは、「メディア等の媒体を通さず自ら議員の方に話を聞くことはよいアプローチのやり方だと思う。これからも広い視野で物事を見ていってもらえばと思う。」
また、先生からは「問題設定の適切さに加えて、現役の国会議員に直接ヒアリングを行うという方法、そして何よりそれを実現する過程そのものが意義のあるものであり、とても良い経験になったと思う。だが、大切なのはこれを今後の活動にどう活かしていくかというところだから、まずは今後の展開を期待しながら見守りたい。」とのご講評を頂きました。


4.立てた目標の達成度

私たちの立てた目標は、「国会議員は日本の三権分立についてどのような考えを持っているのか」と「普段メディアを通しては知ることができないこと」を知ることでした。
今回の訪問により、国会議員の方に実際にどのような考えで立法を行っているのか、また、日本の三権分立に対する考えを聞くことができました。また、メディアによる報道の中には国会議員の方が主張するものと論点がずらされて報道されているものもあるということなども聞くことができ、2つの目標は概ね達成できたと考えています。


5.今後の展開や学んだことの活かし方

議員さんの話を聞いたことでこれまで勉強してきたことの理解が深まりました。今回、私たちが学んだことを他のゼミ生や後輩たちに伝えていきたいです。具体的な方法としては、勉強会を開催することや後輩のゼミの時間をお借りすることを考えています。立法の最高機関である国会で働く議員さんは、三権分立は機能していると考えていました。一方で、裁判所で働く裁判官はどのように感じているかを聞いてみたいです。今後は、三権分立の中でも特に司法に焦点を置いて、勉強していこうと思います。


岡崎太一(大阪府立槻の木高等学校卒業)
岡村瞭太(大阪府立港高等学校卒業)
田中将太(広島県立広島井口高等学校卒業)
西山誠志(和歌山県立田辺高等学校卒業)
宮井翔梧(岡山県立林野高等学校卒業)