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理工学部

糟野潤研究室
新しい電気分析法の開発を目指す。
新しい電気分析法の開発を目指す。

2016.07.27新しい電気分析法の開発を目指す。

理工学部 糟野潤研究室

「透明な水」は安全なようにも見えますが、実際には何が溶けているか見ただけでは分かりません。一方、「濁っている水」は一見健康に良くなさそうな印象を与えますが、体にとても良い成分が溶けていることもあります。溶液中に溶けている成分が何であるか、どれくらいの量が溶けているのかを調べることは、とても重要です。そこで、私たちは、信頼性のある分析結果を迅速かつ高精度に得るための装置(電解セル)を設計・作製し、その性能評価を行っています。この電解セルでは、固液界面や液液界面を電荷(電子やイオン)が移動するときに流れる電流を測定します。開発した電解セルを用いて、例えば排水中の有害物質の検出を検討しています。