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文学部

打本弘祐ゼミ
聖教を抱えて、臨床現場に飛び出せ
聖教を抱えて、臨床現場に飛び出せ

2017.07.27聖教を抱えて、臨床現場に飛び出せ

文学部 打本弘祐ゼミ

ホスピス・緩和ケア領域において、医療者からの宗教者への期待が高まっている昨今ですが、日本の病院で活躍する仏教者はそう多くありません。打本ゼミでは、日本独自の仏教による看取りのあり方や、その領域における仏教者の活動であるビハーラを学ぶために二つの柱を軸に学びを深めています。一つの柱は親鸞の聖教やビハーラに関する文献読解です。もう一つの柱は、京都府城陽市にあるあそかビハーラ病院での研修です。仏教・真宗の「聖教」を学ぶ伝統ある大宮学舎と、死にゆく人とその家族に関わる「臨床」を往還しながら、現代社会の老病死の苦悩に寄り添う新たな仏教の可能性を拓いていく…。これが打本ゼミの目指す「道」です。