法科大学院改革~学生一人ひとりの実力向上と成長を徹底して支えるために~
龍谷大学法科大学院は、「国民のための司法」をめざす司法制度改革の精神を尊重し、すべての”いのち”を尊ぶ「共生」(ともいき)の理念のもと、「日本国憲法の精神を護り発展させる」という本学法学教育の目的を達成するため、「市民のために働く法律家」を養成することをめざしています。
本学法科大学院は、この目標を達成するため、様々な学習歴や社会経験を持ち、将来、社会の多様な場面で「市民のために働く法律家」となることを志す人を受け入れたいと考えています。多様な学習歴を持った人に対して、法の基礎知識や法律家としての素養を徹底して身につけてもらうとともに、法律家としての高度な応用力や実務能力を修得してもらい、学生一人ひとりの目標の達成を支援します。
本学法科大学院は、2005年の開設以来、特色ある教育と手厚い学習支援を行っています。例えば、本法科大学院教育の特色の一つとして、「法務研修(エクスターンシップ)」を必修にしています。この科目は、将来法律家として活躍する上での実践力を高めるだけでなく、社会の第一線で活躍する法律家やその協力者とともに働くことを通じて、法律家としての意識や姿勢に肌で触れる機会を提供しようとするものです。
本学法科大学院は、改革・改善に不断に取り組んでいます。FD活動を踏まえ、教育課程の点検を怠らず、カリキュラムを常に最良のものとするよう努めています。法科大学院修了後も、継続して学習に専念できるよう、研究生制度など修了生を支援する体制を整えています。2011年度からは、新たに法学既修(2年修了)コースを開設します。さらに、学費と奨学金の制度を抜本的に改定し、入学生の経済的負担を大幅に軽減します。
既修(2年修了)コースを新設します。
2011年度入学生から、法学既修者のニーズに応えるために、2年間で修了することが可能な「既修(2年修了)コース」を新たに設けます。
| 入学定員 25名 | 既修(2年修了)コース 12名程度 |
|---|---|
| 標準(3年修了)コース 13名程度 |
既修(2年修了)コース生は、主に1年次配当の法律基本科目(講義科目)を中心に30単位が認定されます。
入学以前に培った法律学を基盤に、より幅広い分野を体系的に理解するための、少人数体制による講義科目を履修するとともに、法的視野からの批判的・創造的な思考力・分析力を育成し、法律家に求められる知識・能力を総合的に発揮するための力を育成する「演習」を中心に履修して、2年間で修了することとなります。
既修(2年修了)コースについて
2011年度入学生から学費を改定するとともに、奨学金制度の充実を図り、学費負担の大幅な軽減を図ります。
法科大学院での学習に専念できるよう、2011年度からの学費は、国立大学の法科大学院の学費と同等のレベルに設定します。奨学金についても、大幅な拡充を図り、入学生の半数以上の学費負担が実質的に無償となるよう、給付奨学金の制度を改定します。その他の入学生についても、一定額の奨学金を給付し、学費負担の軽減を図ります。


