学長・院長メッセージ
学長からのメッセージ
親鸞精神に学び、豊かな人間力を有するたくましい法律家の
養成をめざします。
本学は浄土真宗の精神(親鸞精神)を普遍的なよりどころとして教育・研究・社会貢献などを展開しています。
建学の精神は、量ることの出来ない光(智慧)と寿(慈悲)を意味する「阿弥陀仏」のはたらきのもと、人間の自己中心的なありようを根源的に問い、すべての“いのち”を大切にした生き方を開いていくことに普遍的な意義があります。換言すれば、自他相互の尊厳を確保しようとする豊かな人権感覚を育むことにあるともいえます。
本学の法科大学院は、2005年4月に「市民のために働く法律家を養成する」ことを目的に開設しました。グロバリゼーションの進展のなかで現代社会がより複雑化して、さまざまな利害が錯綜し、対立・衝突する中で生じる諸問題を解決するには、建学精神に培われた豊かな人間力のもと、高度な専門性を有する優れた法曹人の養成への期待が高まっています。
本学は、法曹を志望する多くの人たちを迎えて、少人数教育、奨学金や教育スタッフの充実、学習環境
の整備など積極的に支援してまいります。
龍谷大学学長
赤松 徹眞
院長からのメッセージ
法律専門職に必要な学力を身につけるための教育環境を整備し、
法曹を志す皆さんの期待に応えます。
龍谷大学法科大学院は、大学の掲げる「共生(ともいき)」の理念のもと、「市民のために働く法律家」を養成することを教学理念として、2005年4月に発足しました。
2010年3月には、財団法人大学基準協会による法科大学院認証の結果、法科大学院の基準に「適合」しているとの認定を受けました。本学の法曹養成教育が公的な認証評価機関において正当に評価されたものと受け止めています。
ところで、司法改革の一環として発足した法科大学院制度全体を見れば、当初の理念や目的と矛盾しかねない様々な問題を抱え、法曹を志望する市民の期待に必ずしも応えきれていない側面があることは、残念ながら否定できません。また、法科大学院の側にも、教育内容の充実や改善、新司法試験の合格率の向上、大学院修了者の質の保証などの面で、主体的な努力が一層求められていることも、確かでしょう。
そこで、私たちは、教学理念の実現と法科大学院のさらなる充実を目指し、抜本的な改革を実行しました。改革の内容を一言でいえば、本学の教学理念に共感して法曹を志望する人々を、あらゆる角度から支援するというものです。
たとえば、発足当初からあった3年修了のコース(今回の改革では「標準コース」という)に加えて、2年で修了できる「既修コース」を新設しました。また、専門的な法律学の修得をより一層効果的にするために、少人数教育の実現を図ることにしました。さらに、経済的な理由で法曹を志望する人々の願いが断ち切られることのないようにするために、学費の改定や奨学金の充実を実現しました。具体的に言えば、学費は国立大学法人と同額に改定し、奨学金については入学生の半数以上の学費を実質的に無償にするというものです。これらの改革によって、法曹を志す人々の教育を受ける権利がより手厚く保障されることになると確信しています。
今後とも、法律専門職としての資質向上を図るために必要な環境を、さらに整備していきたいと考え
ています。
法科大学院長
諸根 貞夫



