開講科目一覧

基礎研究科目

科目
区分
授業科目の名称 講義等の内容 備考
必修 実践真宗学
総合演習Ⅰ
1回生を対象とする、専門研究科目の2分野を包括する演習であり、専門研究分野の異なる5名の教員が担当することで、多角的かつ総合的に学生の興味・関心・視野を広げることに主眼を置く。  
必修 実践真宗学
総合演習Ⅱ
1回生を対象とする、専門研究科目の2分野を包括する演習である。専門研究分野の異なる5名の教員の指導を受けることで、多角的かつ総合的視点から、学生の研究方向を定めることに主眼を置く。  
必修 実践真宗学研究 真宗における宗教的実践を大乗仏教の理念および真宗教義と、親鸞の宗教的実践をふまえて研究・考察し、また諸宗教を比較検討する。またIT環境をふまえた現代における宗教的実践の種類や方法について検討しその可能性を探求することを講義する。  
必修 真宗教義学研究 真宗の宗教的実践を前提とした真宗教義の基本構造について考察するものであり、学部講義の「真宗学概論」をより高度化した専門的内容を講義する。  
選択 現代宗教論研究 宗教は人間の思弁的相対的世界を超えた「超越・絶対」的なるものと関わる。近代以降、現代をも含めて世俗化の時代は「超越・絶対」的世界観が消失した時代だといわれているが、世俗化した現代社会の傾向を分析しつつ、超越的・絶対的世界観をもつ宗教の人間的意味を講義する。  
選択 大乗仏教論研究 仏教及び大乗仏教の発生と歴史を概観し、東アジア各地への伝播に伴う変容を考慮しつつ、それぞれの地域に於いて受容された仏教の特徴と、その差異を捨象した、思想の中核としての基本構造について講義する。  
選択 浄土教思想論研究 大乗仏教中での浄土教思想の発生とその後の展開を概観し、インド・中国・日本における浄土教思想の特徴と、共通基盤となる基本的構造について講義する。  
選択 現代社会論研究 真宗実践活動を行う上で必要とされる、現代社会の構造・特質に関する知識を幅広く学ぶことを目的とし講義する。  
選択 宗教心理学研究 宗教心理学とは、宗教の心理的側面を明らかにしようとする実証的学問であるが、本講義に於いては、宗教研究一般における位置づけを論じた後、研究方法等を具体的に検討し講義する。  
選択 宗教教育学研究 宗教教育学とは、人間形成という教育学的立場から、宗教の教育的意味と社会生活上の役割を考える。本講義では、宗教的情操の涵養としての宗教教育の理論と実践方法について講義する。  
選択 仏教伝道史研究 仏教はインドに始まるものであるが、その後東アジアを中心に展開する。それぞれ異なった文化を背景に持つ各地域に、仏教が如何に伝道されていったかを考察し、講義する。  
選択 真宗伝道史研究 鎌倉時代に始まる浄土真宗が、以後どのように広まっていったのか、真宗伝道の展開を、それぞれの時代の文化や社会体制という背景を考慮しつつ、歴史学の視点より講義する。  
選択 真宗教団論研究 真宗における教団の意義を研究する。まず第一に教団の理念を明らかにする。第二に理念に照らして本願寺教団の実態を把握し、現状と課題を明確にし講義する。  
選択 倫理学研究 この講義では、あらためて自由社会の意味を考え、「善く生きる」ことの探求がおかれている現代の状況について考える。また、現代社会では、社会の規範として法律が大きな役割を果たしているが、法と倫理との関わりと違いについても講義する。  

専門研究科目(宗教実践研究)

科目
区分
授業科目の名称 講義等の内容 備考
選択 真宗人間論研究 特に真宗教義に基づいた人間論について、仏教の基本である縁起的人間論を踏まえ、現代社会との結節点を考察し、講義する。  
選択 布教伝道論研究 親鸞によって開顕された浄土真宗は、寺院の法座の場において伝えられてきたが、その法話の内容および方法について検討し、法話の構成、および修辞法、発声法などを含めた宗教的法話ならびに対話の実践的な方法について講義する。  
選択 組織活動論研究 真宗史をふまえて、真宗教団が組織的に行ってきた具体的な宗教的実践の歴史的展開を明らかにするとともに、「組織論」として組織を形成している原理、およびその変遷と行動の理解など、組織が形成される基本的要因を探り、組織のしくみと人間関係の考察を通して、組織の活性化、組織人の育成の方法を講義する。  
選択 情報メディア論研究 「情報メディア論」を基礎にして、古代の仏教壁画から最新のデジタルテクノロジーにいたる仏教・真宗に関する情報メディアを体系的に捉え、宗教情報メディアがいかに人間生活に影響・浸透し、今後どのように発展しうるかを考察し、講義する。  
選択 文書活動論研究 真宗が教団史上においてどのような文書・視聴覚活動を行ってきたか、その歴史的、教学的意義を考察するとともに、現代における文書活動の具体的方法について講義する。  
選択 都市開教論研究 現代における都市の宗教的状況の分析をふまえて、都市寺院の社会的活用法などの事例を調査・考察し、新たな都市型活動の可能性を探求し、講義する。 ※隔年開講
選択 宗教儀礼論研究 宗教史における「儀礼論」を基礎にして、真宗における宗教儀礼の展開とその意義を考察し、現代における儀礼の可能性について探求し、講義する。 ※隔年開講
選択 仏教音楽論研究 宗教における音楽の重要性とその具体的方法について考察し、声明をはじめとする伝統的仏教音楽、および近代的仏教讃歌について実習を行い、その音楽的意義について講義する。 ※隔年開講
選択 寺院活動論研究 仏教ならびに真宗における寺院活動の歴史的・社会的意義を考察し、「世俗化」された現代社会における寺院の果たすべき役割と可能性を探求し、講義する。  
選択 宗教法人
運営論研究Ⅰ
宗教法人を運営する上で直面する財務・営繕に関する実務的な諸問題を研究する。財務に関しては、財務全般・税務関係などについて論じる。営繕に関しては、境内・建物の営繕(平時・臨時)の実際について講義する。  
選択 宗教法人
運営論研究Ⅱ
宗教法人を運営する上で直面する法律に関する実務的な諸問題を研究し、宗教法人法・関係法規・宗教法人内部規則などについて論じる。  
選択 宗教実践
特殊研究
既存の文学研究科真宗学専攻が担ってきた文献学的・思想的研究と連携しつつも、それとは区別された宗教的実践活動に関する基礎的な理論と方法を社会実践の立場より教育・研究する。  
選択 宗教実践
演習Ⅰ
宗教実践演習Ⅰは、実践真宗学総合演習Ⅰ・Ⅱを受けて展開される。各自が見出した研究テーマについて、その問題点を検討し、より深く考究する。  
選択 宗教実践
演習Ⅱ
宗教実践演習Ⅱは、宗教実践演習Ⅰを受けて展開される。具体的には、教員が専門の立場から宗教実践実習に向けた準備に関する適切な助言を行い、実習研究へ展開するために必要な指導を行う。  
選択 宗教実践
演習Ⅲ
宗教実践演習Ⅲは、宗教実践演習Ⅰ・Ⅱならびに宗教実践実習を受けて展開される。具体的には、これらの研究成果を高度な論文または研究報告に結実させるための適切な研究指導及び助言を行う。  
選択 宗教実践
実習
宗教実践実習は、宗教実践演習Ⅰ・Ⅱを受けて展開される。具体的には、演習ならびに講義科目で習得した知識を基盤に、実習を通じて、多角的・複眼的な視点を備え、かつ、異なった意見の調整能力等をも合わせ持つ宗教実践者を育成することを目的とし、そのために必要な助言と指導を行う。  

専門研究科目(社会実践研究)

科目
区分
授業科目の名称 講義等の内容 備考
選択 生命倫理論研究 造物主たる神と被造物者としての生物という関係を根底に持つキリスト教的生命観と、六道輪廻及び縁起的存在という思想を根底に持つ仏教的生命観との相違に基づく両者の生命倫理の相違を検討し、仏教生命倫理ひいては真宗生命倫理を講義する。  
選択 共生論研究 人間の問題は個人だけの問題ではなく、社会の問題でもある。この講義では、仏教思想に基づいて、仏教者が社会と向き合い、結びつき、平穏な世界を目指し、あらゆるものと「共に生きて」いく縁起的共生学を講義する。 ※隔年開講
選択 環境論研究 環境問題は、人間存在に関わる問題であり、また現代社会に特徴的な社会的事象である。この講義では、人間・社会との関わりという観点から環境問題を論じ、従来の社会制度や経済体制・科学の技術のあり方、また、倫理観・自然観・人間観の問題点を踏まえ仏教の縁起的環境学を講義する。 ※隔年開講
選択 人権・平和論研究 釈尊と親鸞の業・宿業の思想を学ぶことを通して、人間の尊厳と平和を願うことの意義について講義する。 ※隔年開講
選択 ビハーラ
活動論研究
仏教ホスピスから始まったビハーラ活動は、これまで20年近く展開してきた。この講義では緩和医療に限定せず、仏教社会福祉まで含んだビハーラ活動の歴史とその実際にふれ、活動の展望と理念を講義する。  
選択 カウンセリング論
研究
カウンセリング論では、縁起的人間論を基盤に、心理的な問題や悩みについて専門的な心理学的手続きに基づいた援助技術について講義する。  
選択 地域活動論研究 地域社会の「真の豊かさ」とは何か、またその「豊かさ」を支えるためには如何なる社会的仕組み・活動が求められるのか。この講義では、住民の参加・参画による地域環境保全・公共事業や町並み保全などの事例を紹介し、縁起的関係を持つ地域の再生・活性化、町づくりについて地域社会の活動の視点から講義する。 ※隔年開講
選択 生涯学習論研究 生涯学習には児童・生徒・学生の学習、成年・壮年・熟年の学習、長寿者の学習があるが、現代の暮らしや自由時間との関係などの中から、縁起的存在としてある人間の生涯にわたる学習のあり方を今後、どのように学んでいくべきかを講義する。  
選択 臨床心理学研究 対人援助の実践的学問としての臨床心理学の研究と実践上の基本問題について考察し、臨床心理学の代表的な理論の観点とケースへの適用について講義する。 ※隔年開講
選択 精神保健学研究 単に精神的不健康の予防のみではなく、健康人の精神健康を更に積極的に増進・向上させることについて、医学や看護学などと関連させながら講義する。 ※隔年開講
選択 発達心理学研究 発達心理学とは人間が生まれ死ぬまでの加齢に伴う発達的変化を研究する心理学で、生涯の発達段階における発達の条件やそれを阻害する要因について講義する。 ※隔年開講
選択 老年心理学研究 老年期は衰退の時期と考えられがちであるが、老年期は成長の時期でもある。発達心理学の観点から、特に高齢者の心理学的諸問題について講義する。 ※隔年開講
選択 人格心理学研究 人間の人格がどのように形成され展開してゆくかを論じ、心理療法における人格の変容についての考察も講義する。 ※隔年開講
選択 心理療法学研究 心理療法の技法について、精神分析療法・カウンセリング療法等について概観すると共に、ロールプレイによる体験的学修について講義する。 ※隔年開講
選択 矯正論研究 矯正とは、刑務所・拘置所・少年刑務所・少年院・少年鑑別所などの矯正施設に収容される犯罪者や非行少年に対し、改善更生と社会復帰を目指して処遇を受け持っている。この講義では、矯正施設の組織・業務・処遇について、現状と課題を展望する。また、 矯正は憲法の下に法令の規程に基づいて行われなければならないので、人権関係条約や国際連合の諸決議等の国際的な動向を紹介しつつ、矯正関係法令の体系的理解と、制度改革の方向を講義する。 ※隔年開講
選択 更生保護論研究 更生保護は、犯罪や非行に陥った人びとが、再び過ちを繰り返すことなく、実社会に於いて健全な社会人として更生するのを援助し、犯罪の危険から社会を保護し、個人と公共の福祉を増進することを目的とするが、現行の更生保護制度関係の法規の解説、更生保護制度の成立と仕組み・手続きなど、また、更生保護の中、特に保護観察処遇に焦点を当て、保護観察の理念、保護観察制度の運用の状況と今後の課題について講義する。 ※隔年開講
選択 社会福祉
論研究
社会福祉の基本的理解、社会福祉の主な分野の現状と課題を理解したうえで、社会福祉をどうとらえるのかに関するいくつかの代表的見解を紹介・検討し、講義する。  
選択 ボランティア・NPO
活動論研究
まず宗教的実践とボランティア活動の類似や相違を浄土真宗の教義や信仰者の行為から明らかにする。次いで、宗教的理念その他に由来する使命(ミッション)に関連して、福祉・医療や環境保全、教育・文化・芸術、また地域作り・国際協力などの社会的貢献を目的とするNPO・NGO活動について講義する。 ※隔年開講
選択 子ども社会学研究 成人の社会とは異なる子供社会の特質について考察し、大乗仏教の理念を根底とした、子供社会への最も適切な対応を探求することによって、地域社会のコーディネーターとしてのプレイワーカーのあるべきすがたを講義する。 ※隔年開講
選択 社会実践
特殊研究
仏教がもつ縁起的生命観にもとづく共生的社会の具現化のために、人権・平和・環境等の問題に関する幅広い知識・教養を修得し、宗教が果たしうる社会実践のあり方について教育・研究する。  
選択 社会実践
演習Ⅰ
社会実践演習Ⅰは、実践真宗学総合演習Ⅰ・Ⅱを受けて展開される。各自が見出した研究テーマについて、その問題点を検討し、より深く考究する。  
選択 社会実践
演習Ⅱ
社会実践演習Ⅱは、社会実践演習Ⅰを受けて展開される。具体的には、教員が専門の立場から社会実践実習に向けた準備に関する適切な助言を行い、実習研究へ展開するために必要な指導を行う。  
選択 社会実践
演習Ⅲ
社会実践演習Ⅲは、社会実践演習Ⅰ・Ⅱならびに社会実践実習を受けて展開される。具体的には、これらの研究成果を高度な論文または研究報告に結実させるための適切な研究指導及び助言を行う。  
選択 社会実践
実習
社会実践実習は、社会実践演習Ⅰ・Ⅱを受けて展開される。具体的には、演習ならびに講義科目で習得した知識を基盤に、実習を通じて、多角的・複眼的な視点を備え、かつ、異なった意見の調整能力等をも合わせ持つ社会実践者を育成することを目的とし、そのために必要な助言と指導を行う。  

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