実践真宗学研究科(実践真宗学専攻)の「教育理念・目的」と「3つの方針」

実践真宗学専攻

実践真宗学研究科の教育理念・目的

実践真宗学研究科は、本学の建学の精神である浄土真宗の教えに基づき、釈尊の教示した仏教、および親鸞の宗教を、世界的視野、かつまた地域的視点より実践的に領解し、現代における人間存在の根本問題、ならびに社会的存在として惹起する諸問題に、具体的に対応できる宗教的実践者としての能力を養成することを目的とする。

学位授与の方針

[大学院学生に保証する基本的な資質]

<備えるべき能力>

  • 世界各地に現出している宗教的・社会的現象について、世界的視野かつ地域的視点をもって、そこに含まれる問題を構造的に理解し、批判的にとらえることができる。
  • 現代社会に存在する諸問題について、宗教的・仏教(真宗)的人間観および世界観を基盤として、実践的な立場から論理的に分析することができる。
  • 宗教的実践者の立場に立って、情報やアイデア、および問題解決のための技術や方法等について実践的に理解し、かつ明瞭に表現することができる。

<将来発揮することが期待される能力>

  • 個人や社会が直面する諸問題について、宗教・仏教(真宗)をふまえた実践者として、解決の方策を専門的に研究し、実践的活動を継続することによって、個人やグループの問題対応能力の向上に寄与することができるようになる。
  • 日本および世界各地に存在する宗教関連の組織や施設において、高度な専門的知識と技術を備えた宗教的実践者として、問題解決のための実践の計画やその実施について、創造的に行動できるようになる。
  • 地域社会や世界において、宗教的実践や社会的実践を行う能力を有するのみでなく、社会におけるキーパーソン、あるいはリーダーとなって、地域社会や世界の活性化に貢献できるようになる。

[学位授与の諸要件]

  • 修士課程に原則として3年以上在学すること。
  • 基礎研究科目は、必修10単位、選択6単位以上を含む16単位以上を修得しなければならない。
  • 専門研究科目は、それぞれ同一分野から演習6単位、実習2単位、講義又は特殊研究4単位の12単位を必修とし、選択24単位以上を合わせて36単位以上を修得しなければならない。
  • 以上の所定科目52単位以上を修得し、かつ、必要な研究指導を受けた上で、修士論文又は特定の課題についての研究の成果を提出し、その審査及び試験に合格しなければならない。

教育課程編成・実施の方針

  • 現代社会の問題に実践的に対応しうる宗教的実践者を養成するために、必要とされる高度な専門的素養の修得と、理論研究および実習のために、原則として修業年限が3年の教育課程を編成する。
  • 教育課程に「基礎研究科目」と「専門研究科目」とを分け、「基礎研究科目」の上に置く「専門研究科目」について、「宗教実践活動に関わる分野」と「社会実践活動に関わる分野」の2分野を設置し、いずれかの分野を選択することによって、より実践的・専門的な研究の推進を図る。
  • 「専門研究科目」の2分野において、「実践演習」、「実践実習」を行い、必要な研究指導を行った上で、修士論文もしくは研究成果報告を作成するよう指導する。
  • 幅広い視野をもって、宗教的・社会的現象の中に存在する問題を理解するために、演習担当教員が助言を行い、研究課題に関連する講義科目を履修するよう指導する。

入学者受入れの方針

本研究科では、仏教(真宗)の教学・教義を基礎として、現代の宗教的かつ社会的な諸問題に対応するとともに、より高度な実践能力を持ちうる宗教的実践者を養成するため、次のような人を求めている。

  • 現代の社会的要請をふまえ、仏教(真宗)を基盤とした宗教実践・社会実践に高い関心を持っている人
  • 個人や社会が直面する諸問題について解決の方策を専門的に研究する意欲があり、宗教的実践者として現代社会に貢献することへ高い志と熱意を持つ人
  • 地域社会や世界各地において、仏教(真宗)を基盤とした宗教実践や社会実践を行うエキスパートとなることを目指す人

このページのトップへ戻る