修了生01

霍野 廣由 さん

霍野 廣由 さん(2013年3月修了)

特定非営利活動法人 京都自死:自殺相談センター 2013年4月入社

なぜ、実践真宗学研究科に入学しようと思ったのですか

私は「聴くチカラ」と「語るチカラ」を兼ね備えた僧侶になりたいと思っていました。その両方が学べる場所が本研究科であり、私が思い描く「スーパー僧侶」になるタネが散りばめられている場所であると感じたからです。

実践真宗学研究科でどのようなことを学びましたか

本研究科では、多様なジャンルを「広く」学べます。仏教、浄土真宗、伝道、寺院活動はもちろんのこと、心理学、幼児教育、高齢者福祉、地域活動、環境問題など、バラエティに富んだ講義が盛りだくさんです。その中でも特に、次々に生じる社会問題について「真宗の念仏者として、いかに考え、いかに実践していくのか」は、研究科としても主要なテーマの一つです。その一つひとつの社会問題に対して応えるには、一人ひとりが真宗教義に基礎を置きながら、異分野の理解を深め、開拓していかなければなりません。そうした意味での、パイオニアとなることが求められています。

現在はどのような仕事・活動に携わっていますか

私は本研究科修了後、NPO法人京都自死・自殺相談センター(愛称Sotto)に勤め、会計やボランティアのコーディネート、行政と協力した企画の運営などを担っています。また、本研究科在籍時より、相談員としてボランティア活動をしています。

実践真宗学研究科での学びが、修了後の仕事・活動に、どのような影響を及ぼしていますか

NPO法人ですので、特定の宗教に偏った活動は行いませんが、その活動に関わる姿勢は、まさに真宗の実践だと実感しています。死にたい思いを抱えた方の苦悩を、いかに受け取り、その方と対等な人間としていかに関わるのか。私はいままさに、真宗実践の真っ只中です。

今後の目標を教えてください

お寺から変わる未来“寺ルネッサンス”を起こしたいです。全国にはコンビニの数よりも多くのお寺があるそうです。そのスケールメリットを活かし、日本中のお寺が[対人支援]や[ケア]に関心を持てば、「安心して生きることのできる社会」をつくることができるのではないでしょうか。また、日本中のお寺が[町づくり]や[地域活動]により積極的に関われば、「活気のある社会」づくりに貢献することができるのではないでしょうか。近い将来お寺に身を置く一人の僧侶として、本研究科やSottoの活動を通して培った経験を活かして、寺ルネッサンスを盛り立てていきます。


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