院生01

入江 楽 さん

入江 楽 さん

京都大学 理学部 卒業
京都大学大学院
理学研究科 数学・数理解析専攻 修了
龍谷大学 文学部 真宗学科 出身

実践真宗学研究科に進学した理由をお聞かせください

本学の真宗学科から実践真宗学研究科に入学しましたが、以前に京都大学・大学院で6年間、数学を中心に自然科学について、学修・研究していました。その後、実家が浄土真宗のお寺で自身が後継ぎという縁もあり、真宗学科へ編入し、初めて真宗・仏教の教えに本格的に触れました。そして、現代の科学的・客観的・合理的な見方とはまったく異なる真宗の人間観・生命観にいたく感銘を受け、さらに学びを深めたいと思い、本研究科へ進学しました。


実践真宗学研究科での学修・研究内容

これまでの学びを活かして、「真宗と科学の関係」というテーマで研究を進めています。本研究科は、通常の大学院修士課程と違い、3年間の履修・研究期間が用意されています。1回生では、真宗を実践するとはどういうことか、実践する場である現代社会にはどのような問題があるのか、現在の真宗実践にはどのような課題があるのか、など多種多様なテーマについて体系的に学修します。それを踏まえた上で、2回生以降に各人がそれぞれのテーマに沿って研究を進めていくというのが、本研究科のスタイルです。

現在の研究のどのような点に魅力を感じますか

真宗・仏教という「宗教」と「科学」、一見すると全く関係のない、もしくは相反するように感じます。しかし、一人の人間が生き抜いていく上で、「宗教」と「科学」、両者の視点は必ず持ち合わせているものです。現代社会に生きる多くの人は、「科学」の視点・思考法に偏重しています。両者の関係を探究することで、「科学」では解決できない自身の生きる意味・目的に関わる問題が、真宗の道を歩むことで解決できると示していきたいと思っています。

入江 楽 さん1


教員と院生の関係について教えてください

大学院では、院生が自身のテーマに沿って、主体的に研究を進めていきます。教員の方々は、研究者の先輩という立場からそれをサポートして下さります。学部までの「先生と生徒」という関係だけでなく、共に現代社会でどのようにして真宗を実践していくのかという課題に取り組む、いわば「同行者」という関係でもあります。

実践真宗学研究科への進学を考えている人に向けて一言

実践真宗学研究科には、真宗学科出身者に限らず、他学部・他大学の出身者や社会人経験者など、様々なバックグラウンドを持った院生が所属しています。「形にはなっていないけど、何となくやってみたいことがある」という人にとって、この環境は大いに刺激になるでしょうし、その「やってみたい」ことを具体的な形として実現させるには最適な場所となるでしょう。

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