龍谷大学

地域公共人材総合研究プログラム

HOME > 学部・大学院・短大 > 地域公共人材総合研究プログラム > 修了後の活動・進路 > 学部卒院生

修了後の活動・進路 - 学部卒院生 -

多様な声をうまくつなげていく


朝倉健太さん
朝倉健太【2009年度修了生】
郵便局株式会社へ就職

Q 大学院に進学を決められた理由について教えてください。

大学院では政治哲学と地方議会を研究していました。政治哲学では「政治とは何か」を考えていました。その政治の原点でもある議会、とくに日本の自治体議会が行政と対等に議論していくためには議会の機能をどう変えていくか、そのことについて研究していました。

Q 院生時代、どのようなことが得られましたか?

一番得られたのは、議論していくことの大切さ、でしょうか。知識を増やしていくことだけが研究ではありません。それをより深化させていくのは様々な経歴や考えをもった人たちと議論することです。大学院では授業のなかで議論することが多く、本では学べないことをたくさん学ぶことができました。議論というと大袈裟ですが、友人や家族と会話することだと思います。その重要さを改めて意識することができました。

Q 現在、得られたことがどのように活かせれていますか?

現在は郵便局で働いています。仕事は郵便業務、銀行業務、保険業務をしていますが、主に金融業が中心で、お客さんのお金をどう有効に活用するかコンサルティングをしています。仕事柄、地域の人々とお話しする機会が多いのが特徴です。仕事の話はもちろんですが、様々なお話をすることもあります。世間話や地域の課題、将来のこと等々です。そういった多様な声をうまくつなげていけば、地域政治を変えるきっかけになるかもしれません。まだまだうまく繋げることができていませんが、大学院で学んだことを活かせる仕事であると実感しています。

Q これから入学を考えている方へメッセージをお願いします。

院生は学部生とは違い、先生との距離も近く、また社会人の方とも話す機会が多いため、考えの幅がひろがります。自分なりにいろいろ考える時間がありますし、知識をもった先生方がいます。このコースにきて自分を大きく変えてみてください。

大学院時代に学んだキーワードが「発想の原点」

鳥居良寛さん
鳥居良寛【2009年度修了生】
横浜市役所へ就職

Q 大学院に進学を決められた理由について教えてください。

大学院では主に、町内会や自治会などの地縁組織を基軸にNPOや他の住民自治組織など地域の多様な主体が参加することで、いかにマルチパートナーシップ型の地域社会を構築していくかということについて研究をしていました。

Q 院生時代、どのようなことが得られましたか?

若手の院生だけではどうしても理論的な話に終始してしまいがちです。しかし実際に現場をもち、明確な課題意識を持っている自治体職員の方やNPOのスタッフの方々との議論の中で、理論と現実にギャップがあることを強く認識しました。その上で、いかにして学術的な議論をもとに現場の課題を解決していくかという考え方ができるようになりました。

Q 現在、得られたことがどのように活かせれていますか?

現在私は、横浜市こども青少年局こども家庭課の児童養護向上支援係に所属し、里親制度やファミリーホーム事業、自立援助ホーム事業などの小規模型の社会的養護体制に関する仕事をしています。児童養護の世界という大学院時代全く触れることのなかった世界に飛び込むことになり、さらに単語ひとつ知らない世界で仕事をするというのは非常に厳しいものがありました。しかし大学院時代に福祉を取り上げていた仲間との議論を思いだしたり、マルチパートナーシップをはじめとした大学院時代に学んだキーワードが「発想の原点」としてとても役に立っていると思います。

Q これから入学を考えている方へメッセージをお願いします。

このコースでの学びの最大の特徴は智の異種格闘技戦とでもいうべきところです。 若手の院生・自治体職員・NPOのスタッフなど、さまざまな背景を持つ院生が集い、それぞれの課題意識を題材にして、議論を重ねるというのは考えている以上に難しいことですが、このコースではそれをいとも簡単に実現してしまいます。そこで生み出されるシナジー効果には言葉で尽くせないものがあります。また、この議論を通じて得られる「自分のことば」は現場での課題を解決するうえでの武器にもなります。 期待を裏切らない仲間と先生と学びがここにはあります。

何が問題で、仕事はどう役立つのか、常に考える

塩田健悟【2010年度修了生】
(特活)きょうとNPOセンターへ就職

Q 大学院に進学を決められた理由について教えてください。

近年様々な分野で“社会性”・“Social(社会的)”という言葉を目にするようになりました。 NPOに関わる者として、サードセクター論を軸にNPOが持つべき“社会性”とは何かを明らかにしたいと思い、研究しました。

Q 院生時代、どのようなことが得られましたか?

一言でいえば「社会と向き合う姿勢」だと思います。研究・実践ともにそうだと思いますが、ただ単に自分のやりたいことをやるだけではなく、常に社会と向き合いながら、今の社会、これからの社会に自らの行動をどう活かすのかというのは、先生方から直接教えて頂いたわけではないですが、気付くとそのような思考回路になっていたと思います。

Q 現在、得られたことがどのように活かせれていますか?

現在、私は(特活)きょうとNPOセンターの職員であり、社会課題に取り組むNPOや市民活動団体を支援する仕事をしています。まだ2年目ということもあり、どうしても目の前の仕事に追われているときにはそのことだけを考えてしまいがちですが、「一歩引いて社会の何が問題で、今の仕事はそれにどう役立つのか」など、簡単に答えは見つかりませんが、常に考えるくせがついたと思います。 あとは大学院時代に授業と並行して、パンフレットの作成から授業運営など、様々な仕事を経験させて頂いたことも、仕事をする上での体力をつける意味でもいい経験になりました。(多少ハードでしたが・・・笑)

Q これから入学を考えている方へメッセージをお願いします。

このコースには、常に社会にチャレンジしていく空気のようなものがあります。その中に身を置くことは、時に苦しい時もありますが、必ずみなさまの今後につながるものが得られると思います。
多少青臭いことも言えるメンバーに囲まれながら、充実した大学院生活を楽しんでください!

このページのトップへ戻る