龍谷大学

NPO・地方行政研究コース

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インターンシップ

 NPO・地方行政研究コースでは、担当教員のコーディネートのもとに、「行政インターンシップ」「NPOインターンシップ」「海外インターンシップ」を実施しています。コース生のインターンシップは、単に「その仕事を経験する」というものではなく、連携協定団体の協力を得て、各団体が実施している特徴的なプロジェクトに対して長期にわたって業務を遂行する目的で実施しています。コースに所属する学部卒院生はほぼ全員が国内インターンシップを経験しています。 また、海外インターンシップについては、2007~2009年度はNPO活動の先進事例調査として、アメリカのバークレー周辺において、連携協定団体でもある日本太平洋ネットワーク(JPRN)との共同開発プログラムのもとで活動を展開しています。2007~2008年度は、社会人院生もこのプログラムに参加しました。
なお、各インターンシップは履修科目として手続きすることにより単位取得につながります。

インターンシップ 国内インターンシップ 海外インターンシップ

国内インターンシップ

 受講者の希望とインターンシップ受け入れ先(地域連携協定団体)とのマッチングにより、数週間から数ヶ月にわたるインターンシップを行い、現場での研究を深めて研究に活かしています。

岩本陽子【早期履修生】

(特活)ユースビジョン (2010年8月~11月)


Q どのような目的でインターンシップに行かれたのですか?

 私は「学生Place+(がくせいプラス)」(京都駅前キャンパスプラザ1階)の運営に携わりました。学生による社会貢献活動を支援する拠点です。学生時代は「自分は何ができるだろう」と考え行動できる身体づくりが一番しやすい時期だと思います。学生に特化した活動を促進する拠点ができると聞き、関わりたいと思いました。

交流企画「Ima~つどう・つながる・ひろ
がる~」

Q インターンシップで苦労されたこと、得られたものは何ですか?

 私にとってこのインターンシップは進学を決意する1つの大きな要となりました。特に分野や団体を超えたつながりをつくる交流企画「Ima~つどう・つながる・ひろ がる~」では、参加者のモチベーションアップや、コラボ企画など出会った団体が協力し活動が広がることを実感、つながることで、活動をよりよくすうる様々なプラ スが生まれることを確信することができました。受付業務から企画書の書き方など1から丁寧にご指導頂き職員の方々に本当に感謝しています。これからかも現場で実践しながら、勉強し自身の研究に生かしていきたいです。

樫本昌子【2010年度・早期履修生】

亀岡市 市民協働課 (2010年6月~2011年1月)


Q どのような目的でインターンシップに行かれたのですか?

 テーマは「協働」です。様々なセクター同士が協力しあって事業を進める「協働」を推進するにあたって、相互の対等・尊重の関係をどのように維持させ、協働の効果を最大限に発揮させられるかを現場から学びたいと考えました。

インターンシップで苦労されたこと、得られたもの

Q インターンシップで苦労されたこと、得られたものは何ですか?

 苦労したことは、具体的な政策を考えるにあたって多様な人の話を聴いて考えたことです。当然ですが、 政策には確固たる正解というものがありません。リアリティを持って“協働”について深めるために、文献や他の自治体の事例の調査だけでなく、地域の住民へのヒアリングに加え、大学院の講義や他のインターンシップ先、その他講演会などで、協働に取組むNPO、行政職員、先生方の声を聴きながら、多様な方面から考えました。得たものは、 “協働のマインド”です。協働について考えた続けたことに加え、協働事業の現場で活動する方々に同行して話をお伺いする中で、その心構えや姿勢を学ばせていただきました。言葉で覚えるものではなく、現場で身につけるもののような気がしました。早いうちに、これを実践する機会があればと思っています。

増田貴大【法学研究科】
増田貴大【法学研究科】

茨木市議会 議事課 (2010年6月~9月)


Q どのような目的でインターンシップに行かれたのですか?

 茨木市議会の議会改革のとりくみの一環としての議会基本条例の調査研究ということで参加させていただきました。実践の場所に身を置き、現実の具体的状況を知る機会となり、貴重な経験をさせていただくことができました。

増田貴大【法学研究科】

Q インターンシップで苦労されたこと、得られたものは何ですか?

 現在の議会改革には住民と議会との関係を見直し、3月16日(水)再構築していくことで、議会の存在意義や役割が住民にとってわかりにくくなっている状況を改善することが求められています。
 しかし、内容のともなった改革を実現させることは簡単ではありません。参考文献などから、改革は地道に進めていかなくてはならないことは理解していたつもりですが、まさにこれから動き出そうとする現場に入らせていただいたことで実感させられました。今回の経験はぜひ今後の研究に役立てたいと思っています。

海外インターンシップ

 米国サンフランシスコの湾岸地区、アジア・アフリカ地区の国を対象にし、現地のNPOにコーディネーターを依頼して、数週間のインターンシップを行います。現地で世界の最先端の事例を学び、研究に活かしています。

船越亜里沙【法学研究科】
船越亜里沙【法学研究科】

米国 ベイエリア (2009年9月)


Q どのような目的でインターンシップに行かれたのですか?

 先駆的な活動を行っているアメリカ(ベイエリア)のNPO団体から様々な社会問題を解決するためのアプローチ方法、マネジメント方法の調査、また、ミッションを達成するためにNPOはどのような組織であるべきかを明らかにするため、現地でのボランティア活動と聞き取り調査に行かせていただきました。

現地のNPOは「同じクオリティを平等に」という考えのもと活動が行われています

Q インターンシップで苦労されたこと、得られたものは何ですか?

 現地のNPOは「同じクオリティを平等に」という考えのもと活動が行われているということが分かりました。米国での人種差別は制度レベルではなくなっていますが、世代を渡り生活レベルでは残され、多くの市民運動が活発に行われた背景が現在も人々の中に根強くあり、自分たち自身で生活を向上させるという意思が強いということが至るところで見られました。その中で、NPOは問題を顕在化させ、サステナビリティとアクセシビリティを生む、人や地域のサポーターとしての役割を担っていました。日本での事前の調査や現地でのインタビューの際に語学による苦労がありましたが、米国でのインターンシップは、これまで文献などから学んだ知識を意識に変えた貴重な体験となりました。

日比野純一【経済学研究科】
日比野純一【経済学研究科】

途上国 インドネシア・東ティモール(2010年7月~8月)


Q どのような目的でインターンシップに行かれたのですか?

 インドネシアはアジア太平洋地域で最もコミュニティラジオ局が多く(約600局)、活発な活動を展開しています。その中で、コミュニティにおける社会的な課題解決(貧困解消、平和構築、民族融和、ジェンダー平等、防災など)のツールとしてコミュニティラジオを位置づけて、そのエンパワーメントに取り組む中間支援NGO「Combine Resource Institution」の活動手法を、おもにフィールドにおける活動で学ぶため、Combineのスタッフとともに調査活動を行いました。

日比野純一【経済学研究科】

Q インターンシップで苦労されたこと、得られたものは何ですか?

 Combineは、紛争解決、民族融和をコミュニティで促進するアクターとしてコミュニティラジオを位置づけて、その平和構築の機能をより高めていくために、今回、事業化前調査を実施しました。バンダアチェ、ポンティアナック、東チモールの元紛争地を訪問し、聞き取りを行いました。その結果、NPO間のネットワークおよび人材育成の必要性、国際機関・国際NGOからの自立、そしてCombineのような中間支援NPOの重要性、が浮き彫りになりました。国連や国際機関、大型助成財団との活動経験が豊かな海外のNGOが新規事業(紛争解決/平和構築のためにコミュニティラジオをより一層機能させていく)を開始するに当たって、どのような事業化前調査を行うのかを学ぶことができました。 苦労した点は、言葉の壁です。フィールドではCombineのスタッフがインドネシア語-英語の通訳を担当してくれましたが、インドネシア語でダイレクト・コミュニケーションの必要性を実感しました。

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