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Vol.02
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┃ 龍谷大学卒業生対象メールマガジン ・━━━・・*・
┃ 倶楽部りゅうこく通信 Vol.2 【 創立記念降誕会特集号 】
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・*━━・・━━━━━━━━━━━*・2006年5月9日発行・━**
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┃ことばの散歩道 - 「宗教部」標語から -
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┃ ああ 生きるということの むつかしさ
┃ 生きるということの ありがたさ (木村 無相)
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ご挨拶
卒業生の皆さま、こんにちは。
ちょうど2週間前、JR西日本列車脱線事故から1年を迎え、龍谷大学では一周忌追悼行事を行いました。この事故で、本学の新入生1名も、その尊い命を
失っています。犠牲者の方々に、心から哀悼の意を表します。
この事故のことを思い返すとき、私たちは、冒頭の「ことばの散歩道」にあるように、「生きる」ということの意味をあらためて考えなければならないと思
います。
さて、5月に入ってキャンパスの木々は日ごとに新緑の色を増し、歩いていると、さわやかな風が感じられます。今月は創立記念降誕会の法要や様々な行事
が行われます。そこで今号は「創立記念降誕会特集」と題し、創立記念降誕会に関する話題を中心に編集しました。
それでは、倶楽部りゅうこく通信「第2号」をお届けします。
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┃CONTENTS━**
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┃1.『一期一会』 ~ こころに残る教え子たち(武久征治副学長)
┃2.龍谷大学最新情報
┃ ○2007年度入試に関する案内誌 現在作成中!
┃ ○RECコミュティカレッジ東京(生涯学習講座)
┃ ○龍谷講座を開講(市民向け公開講座)
┃ ○公開講座「仏教学特別講座」の開催(文学部仏教学科主催)
┃ ○大宮図書館改修記念事業について
┃3.注目ニュース紹介
┃ ○体育局サークルの活躍
┃4.ちょっと龍谷気分 - 龍谷あれこれ -
┃ ○第85回創立記念降誕会実行委員会委員長挨拶
┃ ○オーバーナイトハイクの思い出
┃ ○過去の創立記念降誕会のテーマとゲスト
┃5.次号のご案内
┃6.編集後記
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┃1┃『一期一会』 ~ こころに残る教え子たち ~
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今回からスタートするこの企画は、本学の教員がゼミなどで指導した数ある教え子たちの中で、特に思い出に残っているエピソードなどを紹介するコーナーです。今後シリーズで掲載する予定であり、卒業生の皆さまが、学生時代に師事した先生方が出てくるかもしれません。これからの展開をご期待ください。
「こころに残る卒業生」 法学部教授・副学長 武久征治
上記のようなテ-マの依頼を受けたのを機に卒業生のことを想い起こしました。
そうすると、25年ほど前から最近に至るまで、留学生も含めて多くの卒業生(特にゼミ生)の当時の姿が昨日のことのように想い浮かんできました。
卒業後の進路は、企業、公務員、商社、証券会社、銀行と様々ですが、ゼミの時間での彼らの姿が記憶によみがえります。このような記憶をたどれば、すべ
てのゼミ生が「こころに残る卒業生」といえます。
しかし、ここではT君という一人の学生を例にして書きたいと思います。15年ほど前の最初のゼミの時間に、破れたジ-パンで阪神の応援旗をもって教室
に入ってきた学生がいました。それがT君でした。前日に阪神が負けたらしくて彼も力がありませんでした。その後も彼は勉強そっちのけで阪神の応援に熱
中していたようです。ところが4回生になった頃、突然、「大学院に進んで司法試験を受けたい」と言ってきました。私は、内心では「無理だろう」と思っ
ていたのですが、「大変なことを覚悟の上なら挑戦してみろ」というようなことを言ったように記憶しています。その後大学院を無事修了し、司法試験にも
合格し、現在は大阪で弁護士として頑張っています。長期間にわたる大変な勉強だったと察しますが、それを支えたのは彼の、法曹を目指した「やる気」だ
ったと思われます。
彼のことを含め、私は今でも大学教育の目標は、あれこれの勉強を通じて、学生に、「やる気」「チャレンジ精神」を植え付けることだと考えています。
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┃2┃龍谷大学最新情報
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★入試部からのお知らせ
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◆2007年度入試に関する案内誌 現在作成中!
現在、2007年度版大学案内誌を作成しております。大学の雰囲気、大学での学び、入試制度が分かる3冊セットを5月下旬より配付予定です。
また、伝道者推薦入試をはじめとするパンフレットや、各種願書、各種問題集も入試情報サイトよりご請求いただけますので、是非、ご利用ください!
資料請求は、こちらから▽
http://www.ryukoku.ac.jp/admission/shiryo.html
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★各種講座のお知らせ
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◆RECコミュティカレッジ東京(生涯学習講座)のご案内
昨年から東京で開講している生涯学習講座「RECコミュニティカレッジ東京」今期は「新時代の世界情勢を読む」をシリーズテーマに開講しております。5
月6日に行われた「新時代のインド」(講師:長崎暢子 国際文化学部教授)にも多くの方が受講され、熱心に耳を傾けられていました。
このシリーズでは残り2講座が開講予定です。東京近辺に在住の皆さまにご受講をお薦めします。
(※注:当講座は有料となります)
○第2回講座
5月27日(土)「中華経済圏の展望」
(講師:濱下 武志 国際文化学部教授)
○第3回講座
6月10日(土)「新時代のロシア~正教会と政治~」
(講師:松原 廣志 国際文化学部教授)
「RECコミュニティカレッジ東京」の詳細は、こちらから▽
http://www.ryukoku.ac.jp/web/information06/rec_tokyo0610.html
◆龍谷講座(市民向け公開講座)のご案内
1977年から実施している「龍谷講座」。今期のシリーズテーマは「シルクロード」です。昨今特に注目されているこのテーマは、龍谷大学の歴史と伝統
も深く感じていただける講座で、各回多くの方に受講いただいています。この機会に是非「シルクロード」の魅力に触れてみてはいかがですか。
「龍谷講座」の詳細は、こちらから▽
http://rec.seta.ryukoku.ac.jp/rec_koza/06zenki/rlecture/rlecture.html
◆公開講座「仏教学特別講座」の開催(文学部仏教学科主催)
本学仏教学の教育・研究活動の活性化を図ることを目的とした「龍谷大学仏教学特別講座」を仏教学科の講義として開設しました。
本講座では、今後10年にわたって、本学仏教学の伝統である倶舍・唯識・華厳・天台・西域の5分野に現代的な視座を融合させた連続講義を行います。
その一部を公開講座といたしますので、是非、ご参加ください。
「仏教学特別講座」詳細は、こちらから▽
http://www.ryukoku.ac.jp/web/information06/kouza_bukyo.html
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★大学からのお知らせ
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◆大宮図書館改修記念事業について
龍谷大学大宮図書館は、1936年(昭和11年)に建てられた当時の面影を残しつつ、先進の機能を兼ね備えた図書館として、本年2月17日に竣工式を
終え、新装開館いたしました。
この新しくなった図書館を広く知っていただくとともに、社会に開かれた大学図書館としての役割を果たしていくために、記念事業を行うこととなりました。
○記念講演会 (5月19日(金))
「大宮図書館とその蔵書」
「龍谷大学デジタルアーカイブの発展」
○記念特別展観 (5月18日(木)~31日(水))
「所蔵稀書と図書館歴史資料」(※本館展観室は、土日も開館しています)
○大宮図書館ツアー(5月18日(木)~31日(水))
開催時間:午後2時~2時20分(予定)
集合場所:大宮図書館2F 正面玄関ホール
(事前申込等は不要です)
大宮図書館改修記念事業の詳細は、こちらから▽
http://www.ryukoku.ac.jp/eroli/index.html
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┃3┃注目ニュース紹介―体育局サークルの活躍
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◆陸上競技部
昨年来、陸上競技部の活躍には目を見張るものがあります。今年度に入ってからも、第70回京都学生陸上競技対校選手権大会(4月15日(土)・16日
(日)西京極陸上競技場)で、本学の選手3名が同時に大会記録をマークするなど、関西学生陸上史上初の快挙となる成績を残しています。また、渕瀬真寿
美選手(経済学部2年)が、日本陸連ジュニア部競歩イタリア研修合宿に参加するなど、国際レベルでの活躍も期待されています。
重点サークル:陸上競技部(女子中・長距離)の詳細は、こちらから▽
http://www.ryukoku.ac.jp/campuslife/kagai/rikujyo.html
陸上競技部の試合結果の詳細は、こちらから▽
http://www.ryukoku.ac.jp/campuslife/kagai/kekka_rikujyo.html#rikujo0418_02
「名将語る(陸上競技部澤田一夫監督)」の詳細は、こちらから▽
http://www.ryukoku.ac.jp/campuslife/kagai/commander.html
「注目選手の紹介(渕瀬真寿美選手)」の詳細は、こちらから▽
http://www.ryukoku.ac.jp/campuslife/kagai/player03.html
◆硬式野球部
2006年関西六大学野球春季リーグが開幕し、本学硬式野球部は第4節を終えた現在、6勝2敗(勝ち点3)の成績をおさめ、京都産業大学とともにリー
グ戦首位にたっています。来る5月13日(土)・14(日)は伝統の龍産戦(西京極球場)が行われますので、ぜひ卒業生の皆さまからも学生と共に温か
いご声援をいただきますようよろしくお願いします。
なお、両日とも、応援に来られた方に龍谷大学オリジナルメガホンをお配りします。オリジナルメガホンは数に限りがありますので、お早めに球場へお越し
ください。
「硬式野球部を応援に行こう」の詳細は、こちらから▽
http://www.ryukoku.ac.jp/campuslife/kagai/info/ouen_base.html
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┃4┃ちょっと龍谷気分 - 龍谷あれこれ -
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◆創立記念降誕会特集~みんなで降誕会に参加しよう!!~
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○創立記念降誕会実行委員会委員長(学生)からのメッセージ
今年のテーマ:「伝えたい-5つの種-」
私たち第85回創立記念降誕会実行委員会は、創立記念日であり、親鸞聖人のご生誕日でもある5月21日を祝うとともに、建学の精神を学内外問わず
多くの人々に伝えるということを活動目的としています。私たちは今年度の開催テーマを「伝えたい-5つの種-」としました。この5つの種は、建学
の精神をあらわす「平等」「自立」「内省」「感謝」「平和」を表しています。参加していただく方に、自身の身近にありながら、なかなか気付くこと
のできない建学の精神に実際に接し、学び、考える機会としていただければと思っています。
卒業生の皆さまにも、ぜひ創立記念降誕会の様々な催しにご参加いただき、建学の精神という種に水をやり、芽を出していただき、一人でも多くの方に
綺麗な花を咲かせていただきたいと思います。
第85回創立記念降誕会実行委員会委員長 大塩 崇(経済学部4年)
第85回創立記念降誕会の詳細は、こちらから▽
http://www.ryukoku.ac.jp/campuslife/kagai/info/goutane.html
第85回創立記念降誕会実行委員会のサイトは、こちらから▽
http://www.geocities.jp/go_tane_ryukoku/
○オーバーナイトハイクの思い出
「オーバーナイトハイクと靴下3足」 椿本 善規(1995年文学部卒)
私は、オーバイナイトハイクを歩くときには、"靴下"を3足必ず持って行きました。"何のために?"そう思われる方も多いかも知れません。でもこれがこの50kmという距離を歩くオーバーナイトハイクならではの秘策でした。
私自身、汗かきということもあって、"汗をかく"→"靴下が湿る"→"靴の中での抵抗が増す"→"足のまめが出来やすくなる"という図式を防ぐための予防策
でした。足にまめが出来て、その足をかばって歩いていると余計歩けなくなったりしますからね。こまめに、靴下を履き替え、気分爽快、足爽快!!
おかげでいつも完歩でした。京都市内のどこをどう歩いたかは10年以上前の話なので、記憶が断片的でよく覚えていませんが、寒さ、眠気、そして足
のだるさに耐えつつ、靴下をこまめに替えて歩いたことをよく覚えていましたので、私の体験談として紹介させていただきました。
ちなみに私は、当時オーバーナイトハイクを実質的にすべて運営していたサークル(パイオニアクラブ)に所属していた関係もあって、下見や後追いな
どを含むと合計で7回(うち1回は卒業後に参加者として)歩きました。でも今はすっかり・・・。靴下3足持って行っても、完歩は無理かな?
○過去20年の創立記念降誕会のテーマとゲスト
龍谷大学の学生イベントの中で最も歴史と伝統のある創立記念降誕会では、毎年テーマを決め、そのテーマに沿う形でイベントを開催し、様々なゲスト
を招待してきました。
85年という長い歴史がありますが、過去20年の創立記念降誕会のテーマとゲストを振り返ってみたいと思います。
過去20年の創立記念降誕会のテーマとゲストの詳細は、こちらから▽
http://www.ryukoku.ac.jp/campuslife/kagai/info/goutane.html#guest
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┃5┃次号のご案内
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○次号の配信は6月5日(月)を予定しています。
○次号で取りあげる主なコンテンツは、以下を予定しています。
・ 新装開館した大宮図書館探訪記
・ 全国で活躍する卒業生紹介
・ 一期一会~こころに残る教え子たち(教員からの一言)~
・ 龍谷道場~君はどこまで母校を知っているか!~
※その他、様々なニュースをお知らせします。
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┃6┃編集後記
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今号の「創立記念降誕会特集」はいかがでしたか。キャンパスでは、降誕会実行委員の学生たちが、本番に向けて準備をする姿が見られるようになりました。
一つの目標に向かってみんなが一致団結する姿は、いつ見ても良いものです。
きっと、大学時代のかけがえのない経験の一つとして、一生の思い出になることでしょう。
そういえば、創刊号配信から間もなくして、倶楽部りゅうこく通信編集部宛に1通のメールが届きました。本メールマガジンの読者の方からの励ましのメール
でした。編集部一同、とても嬉しく思いましたし、次号以降も内容の充実した良いものを配信していこうと、また気持ちを新たにしました。
私たちも、実行委員や学生に負けないよう取り組んでいきますので、これからもよろしくお願いいたします。(梅)
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個人情報保護への取り組みについて
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本学は、個人情報保護の重要性に鑑み、「個人情報保護に関する考え方」および「個人情報保護の基本方針」を明らかにし、次のとおり取り組んでいます。
詳細については、こちらまで▽
http://www.ryukoku.ac.jp/web/infoshare/privacy_p.html
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龍谷大学は2009年、創立370周年を迎えます。
http://www.ryukoku.ac.jp/370th/
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発 行 龍谷大学 http://www.ryukoku.ac.jp/
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