龍谷大学

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Vol.07


・━・**━━━・━━━━━━━━━━━━━ Ryukoku University ━・*

┃ 龍谷大学卒業生対象メールマガジン ・━━━・・*・
┃ 倶楽部りゅうこく通信 Vol.7

・*━━・・━━━━━━━━━━━*・2006年9月11日発行・━**


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┃ことばの散歩道 - 「宗教部」標語から -
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┃  目標のない者は迷うということを知らぬ
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ご挨拶

卒業生の皆さま、こんにちは。 暑さもずいぶん和らいで、朝晩はすっかり過ごしやすくなりました。 9月も10日あまりが過ぎ、暦の上では二十四節気の1つ「白露(はくろ)」。 明け方、大気が冷えて、野の草の上に結ぶ露が白く見える頃だそうです。 夏の疲れが出やすい時期ですので、皆さまどうぞ体調にはお気を付けください。 さて今号では、「海外」をテーマに、さまざまなニュースや卒業生・在学生の 様子等をお伝えいたします。 それでは、倶楽部りゅうこく通信をお届けします。


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┃CONTENTS━**

┃1.『一期一会』 - こころに残る教え子たち(経営学部 亀井正義教授)
┃2.龍谷大学最新情報
┃  ○RECコミュニティカレッジ 後期講座 受講生募集
○深草学舎に「校友サロン」がオープン
┃3.注目ニュース紹介
┃  ○海外友好セミナー
┃4.ちょっと龍谷気分 - 龍谷あれこれ -
┃  ○龍谷道場-君はどこまで母校を知っているか!-
┃  ○探訪記シリーズ第5弾「RUBeC」探訪記
┃  ○全国で活躍する卒業生紹介(海外編)
┃5.次号のご案内
┃6.編集後記
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┃1┃『一期一会』 - こころに残る教え子たち -
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「留年生、K君とのこと」            経営学部教授 亀井正義

「お父ちゃん、遊びに来たで」とK君がふらっと小生の研究室にときたまやって来る。「お父ちゃんと呼んでくれるな。私にはそんな隠し子はおらん。気持ちが悪い。」と小生。「うちは高家の子孫やで」と冗談。彼はにやりとして、反論しない。K君と小生は同姓であるが、赤の他人である。「あの先生に単位 をくれるように頼んでくれへんか」とK君。「単位は頼んでもらえるものでない。そんなことできるか」と小生。 長崎県立国際経済大学から龍大にきて19年、数多いゼミ生のなかで、松田由美子さんのように、緑内障で全盲ながら、高槻から一人で通学し、優秀な成績 を残した思い出に残る学生もいるが、ここではあまり出来が良いとは言えない学生について取り上げている。K君は40分~50分平気で遅刻する。「遅刻二回で一回の欠席やぞ」と彼に通告。かろうじて3分の2出席して、卒論提出の資格を得るが、論文を提出しなかった。他の科目で単位を獲得できると読んだのであるが、読みがはずれ、留年した。
しかし、その年の9月に単位を取得し、就職も一流企業(文房具メーカーではナンバーワン)に決まり、さっさと卒業していった。企業は彼のどこに良さを みたのであろうか。成績は良くないが、性格は明るい。滅多に腹を立てない。他の先生の悪口を彼から聞いたことはない。あのアルゼンチンのサッカーのエ ース選手(日韓共催の世界大会時の、名前が浮かばない)に似ている。そういえばどこか品がある。高家の出であったのか、彼の顔を思い浮かべながら、思 うことしばしばである。

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┃2┃龍谷大学最新情報
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★RECコミュニティカレッジ 後期講座 受講生募集中
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人はその人生経験を重ねれば重ねるほど、より多くのことに疑問を持ち、そのことについて知りたくなり、学びたくなり、知的欲求が年々膨らんでいくもの なのだそうです。

REC(龍谷エクステンションセンター)では、そんな知的欲求をお持ちの皆さまに、「いつでも」「気軽に」「いろんな分野」を学んでいただけるよう、生涯学習講座「RECコミュニティカレッジ」を開講しています。昨年から東京でも開講していますが、今年度は大阪でも開講します。 仏教・歴史・文学・自然・福祉・語学などの分野から多数の講座を開講していますので、皆さまも今一度学びの機会をお持ちになりませんか。

RECコミュニティカレッジの講座案内は、こちらから▽ http://rec.seta.ryukoku.ac.jp/rec_koza/06kouki/ 

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★深草キャンパスに卒業生のための「校友サロン」がオープンしました!
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卒業生のためのサロンスペース「校友サロン」が、9月1日、深草キャンパス21号館1階(校友会事務局横)に オープンしました。校友サロンは、卒業生向 けの総合案内窓口としての位置づけるもので、42型の大型プラズマテレビやインターネット検索ができるパソコン、大学・校友会関係資料などを設置して、 卒業してからも気軽に大学に立ち寄り、くつろいでいただけるようなスペースとなっています。
卒業生の皆さまには、母校に立ち寄られた際の休憩場所として、また、校友との懇談の場として、ぜひご利用ください。

○場  所 :深草キャンパス 21号館1階(校友会事務局横)
○開室時間 :平日 9:00~16:30

「校友サロンがオープンしました!」は、こちらから▽
http://www.ryukoku.ac.jp/web/information06/koyusalon.html

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┃3┃注目ニュース紹介
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◆2006年龍谷海外友好セミナー in Vietnam を実施しました
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本学では、毎年「学生による学生のためのプログラム」という基本コンセプトにもとづき、龍谷海外友好セミナーを実施しており、今年度はカンボジアとベ トナムで開催しました。今年も学友会海外交流委員会の学生で実行委員会を構成し、企画・運営などを行ないました。このセミナーは、参加者が現地学生や 住民とふれあい、その国独自の文化を肌で感じることで国際的センスを身に付け、今後の学業・語学力修得へのモチベーションを向上させることなどを目的 としています。
また、このセミナーは、文部科学省私立大学等経常費補助金特別補助私立大学教育研究高度化推進特別補助「国際化教育」にも採択されており、他大学に例 をみない本学特有の事業です。今年も現地からセミナーの様子などを情報発信しましたので、ぜひご覧ください。

「セミナー通信」は、こちらから▽
http://www.ryukoku.ac.jp/kaigai/about.html

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┃4┃ちょっと龍谷気分 - 龍谷あれこれ -
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◆ 龍谷道場(其の二)-君はどこまで母校を知っているか!-
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Vol.4(2006年6月5日発行)から始まった「龍谷道場」は、皆さまが学生時代を過ごした龍谷大学の知られざる一面をこっそりと伝授し、「龍谷通(つう)」 としての腕を磨く「修行の場」です。
この道場で、ざまざまな情報を会得し、師範である龍 龍龍(りゅうロンロン)を超えるレベルの実力を身に付けてください。

其ノ二:深草学舎1号館前のクスノキ1本は、平和記念公園出身である。
(シルバーレベル)

世界平和を願い、世界の各都市に寄贈されたクスノキ約3000本のうちの1本が昭和56年、深草キャンパス1号館前に移植された。 クスノキは今も健在で、木の前には長い年月が経ち読みづらくなっているが、その敬意を記した立て札が立っている。

続きは、こちらから▽
http://www.ryukoku.ac.jp/mmg/kouyu/doujyou/index.html

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◆探訪記シリーズ第5弾 「RUBeC」探訪記
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探訪記シリーズ“第5弾”となる今回は、8月10日に本学の海外拠点としてアメリカのカリフォルニア州バークレーに開設した「Ryukoku University Berkeley Center」(RUBeC/ルーベック)探訪記です。
本学の教育・研究拠点として、龍大職員が常駐し、個別相談や留学のサポートなどを行ないます。また、このRUBeCでは、本学独自の留学プログラムを展開 しています。

探訪記の内容(抜粋)
○カリフォルニア州バークレーに開設
○BIE Program(留学プログラム)の紹介
○留学している学生のコメント     など

続きは、こちらから▽
http://www.ryukoku.ac.jp/mmg/kouyu/tanbouki/rubec/index.html

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◆全国で活躍する卒業生紹介(海外編)
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今号では、「海外」をテーマにお伝えしておりますので、海外で活躍する卒業生を紹介します。今回紹介するのは、中山珠実さん(2000年国際文化学部卒)。 オーストラリアのシドニーで日本語教師を勤めながら、児童英語教師トレーナーとしても活躍されています。

「世界に飛び出して、自分らしく」
日本語教師、児童英語教師トレーナー、留学エージェント勤務
中山 珠実 (2000年国際文化学部卒)

日本では秋迫り飛行機雲やうろこ雲が楽しげに浮く季節、待ちに待った春の到来に胸躍るオーストラリア、シドニーからご挨拶申し上げます。あっという間にオーストラリアも三年目の私、、、現地ハイスクールで日本語教師を務めながらUTS教育学部修士課程を卒業という、大変忙しくも、私なりに実り豊かだった留学生活の後、現在はシドニーにあります学校でLOTE(Language Otherthan English)教師、児童英語教師のトレーナーとして就かせていただく傍ら、留学エージェントで教育コンサルタントとして日本からの志ある学生の方達の留学のお手伝いをさせていただいております。...

続きは、こちらから▽
http://www.ryukoku.ac.jp/mmg/kouyu/kaigai/index.html

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┃5┃次号のご案内
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○次号の配信は10月2日(月)を予定しています。
○次号で取りあげる主なコンテンツは、以下を予定しています。
・ 一期一会~こころに残る教え子たち(教員からの一言)~
・ 瀬田龍祭特集
・ 秋のスポーツ特集
※その他、さまざまなニュースをお知らせします。

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┃6┃編集後記
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今号のことばの散歩道には「目標のない者は迷うということを知らぬ」を選びましたが、オーストラリアでご活躍中の卒業生、中山さんのメッセージからは 目標を持つ人の強さ、目標を持つことのすばらしさを、改めて感じます。「さまざまな国の人や文化を理解したい」「将来は国を越えて働いてみたい」 といった学生の目標が、「BIE Program」や「龍谷海外友好セミナー」等、本学の国際交流プログラムをきっかけとして実現に近づくように、これからも一 層の充実を図っていきたいと思います。(舞)

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個人情報保護への取り組みについて
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本学は、個人情報保護の重要性に鑑み、「個人情報保護に関する考え方」および「個人情報保護の基本方針」を明らかにし、次のとおり取り組んでいます。
詳細については、こちらまで▽
http://www.ryukoku.ac.jp/web/infoshare/privacy_p.html

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龍谷大学は2009年、創立370周年を迎えます。
http://www.ryukoku.ac.jp/370th/

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編 集   倶楽部りゅうこく通信 編集部
発 行   龍谷大学 http://www.ryukoku.ac.jp/
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