龍谷大学

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Vol.09

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┃ 龍谷大学卒業生対象メールマガジン ・━━━・・*・
┃ 倶楽部りゅうこく通信 Vol.9 【臨時増刊号】
┃《ホームカミング・デー&龍谷祭特集
┃        ~ともに振り返ろう、我らが青春~》

・*━━・・━━━━━━━━━━*・2006年10月23日発行・━**

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┃ことばの散歩道 - 「宗教部」標語から -
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┃再びは通らぬ一度きりの
┃    尊き道をいまあるいている
┃           「難度海」(榎本栄一著より)
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ご挨拶

卒業生の皆さま、こんにちは。
キャンパス内の木々も少しずつ色づき始め、もうすぐ紅葉シーズン到来です。
瀬田・深草の両キャンパスでは、間近に迫った龍谷祭に向けて、学生たちが揃いのジャンパーを着て準備をする姿が見うけられます。皆さまも、ぜひ龍谷祭にお越しいただき、学生時代を思い出しながらも、当時と劇的に変わったキャンパス風景を実感していただければと思います。
それでは、倶楽部りゅうこく通信「ホームカミング・デー号&龍谷祭」をお届けします。


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┃CONTENTS━**

┃1.『一期一会』- こころに残る教え子たち
┃  (理工学部 四ツ谷晶二教授)
┃2.龍谷大学最新情報
┃  ○公募推薦入試の出願受付開始!
┃  ○深草キャンパス全域をリニューアルし、竣工式を開催しました
┃  ○平成18年度旧司法試験第二次試験論文試験に3名が合格
┃3.ちょっと龍谷気分 - 龍谷あれこれ -
┃  ○ホームカミング・デー(11/5(日))を開催します!
┃  ○ホームカミング・デー2006 各イベントの概要紹介
┃  ○龍谷祭特集~学園祭情報~
┃  ○第84回龍谷祭実行委員長(学生)からのメッセージ
┃  ○龍谷祭の思い出~龍谷祭実行委員会で出会った風変わりな人~
┃4.次号のご案内
┃5.編集後記
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┃1┃『一期一会』 - こころに残る教え子たち -
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「こころに残る卒業生達」

理工学部教授・理工学部長 四ツ谷晶二

まず、すぐに頭に浮かぶのは、理工学部創設の平成元年入学の一期生とそのころの瀬田学舎の様子です。できたばかりで、学舎内に植えた木々も小さく、建物も少なく、学生も一年生だけで人通りもまばらでした。テニスコートもできておらず、駐車場(現在RECの建物のあるところ)でテニスをしていました。教員もたっぷり時間がありました。現在の街中のようなカラフルで大勢の学生達、大きな木々、学舎を埋め尽くす建物、立派なテニスコート、忙しい日々とは全くの別世界です。

上級生のいない一期生は、同好会やクラブをすべてを自分たちで立ち上げ、分からないことがあれば積極的に研究室に質問に来て勉学にも積極的とりくみました。教員も、一年生であってもあたかも卒研の学生のように接し、研究室や実験室に自由に出入りし易い環境をつくり、研究の話はもとよりいろんな話をして学生との交流を楽しんでいました。

さらに、5分の1程度の学生は、大学院理工学研究科の一期生になってくれ、研究室の立ち上げと整備を手伝い、後輩達に多大の好影響を与えてくれました。教育環境も整備しながらという点で一期生や二期生はとても大変だったと思いますが、逆に、自分で組織を作り上げる貴重な体験をし、とてもたくましく育ちました。現在、企業で中堅として働き、研究者やライターとして個性的に生きています。今でも、共著論文を書いたり、数理情報学科創設の山口昌哉先生を偲んで、年一回夏に集まるといった交流を続けています。

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┃2┃龍谷大学最新情報
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★公募推薦入試の出願受付開始!
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10月24日(火)から公募推薦入試の出願受付を開始します。
入試に関する情報は、入試部WEBサイト「.r-net」をご覧ください。

<出願期間(いずれもインターネット出願可)>
●小論文型
10月24日(火)~10月30日(月)〔締切日消印有効〕
●2教科型/英語型/専門高校、専門学科・総合学科対象推薦入試
11月1日(水)~11月13日(月)〔締切日消印有効〕
※11月14日(火)のみ入試部窓口で受付

<試験日>
●小論文型
11月11日(土)
●2教科型
11月25日(土)・26日(日)
●英語型/専門高校、専門学科・総合学科対象推薦入試
11月26日(日)

入試に関する情報は、こちらから▽
http://www.ryukoku.ac.jp/admission/index.php

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★深草キャンパス全域をリニューアルし、竣工式を行いました
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龍谷大学では、深草キャンパス全域におけるバリアフリー化や、既存の資産を活かしつつ、環境に配慮し、緑溢れるキャンパスの創生と、学生が日常的に憩える場所をキャンパス内に設けることを目指して、深草キャンパス全域(総工事面積:約15,380平方メートル)の修景事業に取り組んできました。

この度、全ての工事が完了し、深草キャンパスが装いも新たになったことを記念して、竣工式を執り行いました。

卒業生の皆さまが在学中に憩われた深草キャンパスとは、キャンパス風景が大きく変わり、21世紀における学舎(まなびや)として相応しいキャンパスになりました。

来月早々に、深草キャンパスにおいて龍谷祭やホームカミング・デーなどの催しを予定していますので、是非とも、新装なった深草キャンパスを卒業生の皆さまの目でご覧ください。

竣工式の詳細については、こちらから▽
http://www.ryukoku.ac.jp/web/information06/shunkosiki.html

龍谷大学深草学舎キャンパス修景事業の詳細については、こちらから▽
http://www.ryukoku.ac.jp/shukei/index.html

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◆平成18年度旧司法試験第二次試験論文試験に3名が合格
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10月6日(金)法務省より、平成18年度旧司法試験第二次論文式試験の合格者が発表されました。
龍谷大学からは、3名(昨年度3名・一昨年度2名)が合格しました。

詳細について、こちらから▽
http://www.ryukoku.ac.jp/web/information06/shihou_goukaku_2.html

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┃3┃ちょっと龍谷気分 - 龍谷あれこれ -
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◆ホームカミング・デー(11/5(日))を開催します!
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第2回目を迎える「龍谷大学ホームカミング・デー2006」は、龍谷祭の最終日である11月5日に深草学舎で同時開催します。様々なイベント、懐かしの生協食堂復刻メニューなどをご用意しています。

当日は、龍谷祭期間中ということもあり、学生時代の懐かしい思い出やセピア色の記憶を取り戻しに、是非ともお越しください。

龍谷大学は卒業生の皆さまの母校。皆さまの帰る場所です。ホームカミング・デーでは、皆さまにお会いできることを大学構成員一同、心からお待ちしています。

ホームカミング・デーの詳細について、こちらから▽
http://www.ryukoku.ac.jp/alumni/cont_02/homecoming.html

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◆ホームカミング・デー2006 各イベントの概要紹介
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○校友総会と龍谷賞贈呈式 場所:顕真館
2006年度の校友総会(校友会員のみ参加)と第17回龍谷賞贈呈式を行います。社会的貢献が顕著な校友に贈呈する「龍谷賞」には、瀬戸内海汚染防止運動を35年にわたり取り組んでいる青木敬介氏、「龍谷奨励賞」には武内勇氏、坂本卓氏が受賞者に決定しています。
また、親子3代(または4代)にわたって龍谷大学を卒業、または在学中の龍谷ファミリーを特別ゲストとして迎え、記念品を贈呈します。

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○吹奏楽部とバトン・チアSPIRITSのライブ  場所:顕真館
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全日本吹奏楽コンクール3年連続金賞の吹奏楽部と関西学生バトン・チアコンテスト「チーム・バトンの部」で10年連覇のバトン・チアがライブを行います。

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○交流会  場所:深草学舎内
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受付で広報誌「龍谷」を送付した封筒の台紙(住所・氏名が記載されているもの)を呈示いただくと、記念品と学生模擬店利用券1,000円相当を進呈します。利用券を利用して活気溢れる龍谷祭をぜひ満喫してください。

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○深草発の大宮・瀬田キャンパスバスツアー
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深草学舎発、大宮学舎行き、瀬田学舎行きのキャンパスバスツアーに乗車できます(両コースとも先着40名・当日受付にて申込み)。

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○卒業後20年以上の校友に特典 場所:紫英館6階グリル
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紫英館6階にホスピタリティールームを用意し、懐かしい先生方や友人と歓談していただくことができます。ビールやおつまみを用意しているほか、龍大オリジナルグッズ販売も行います。1988年3月以前に卒業された方をご招待します。

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○カミングデー限定 昔の生協食堂のメニュー復刻 場所:学友会館食堂
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ホームカミング・デーの一日限定で、1980年代に好評だった生協食堂のメニューを復刻します。復刻するメニューは次の2品です。どちらも当時のレシピを元に忠実に再現をしたものです。ぜひ懐かしい味を堪能してください。
☆クジラカツ定食(限定100食)
☆手作りハンバーグ定食(限定50食)

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◆龍谷祭特集~学園祭情報~
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今年も、龍谷大学最大の学生イベントである龍谷祭が開催されます。瀬田と深草の両キャンパスで様々なイベントを開催します。大いに盛り上がる学園祭に、ご家族・ご友人とご一緒に是非お越しください。

開催日 (瀬田)10月28日(土)・29日(日)
(深草)11月3日(金・祝)・4日(土)・5日(日)
テーマ 「coloRFuL(カラフル)」

第84回龍谷祭の詳細(イベント案内・過去のテーマ等)は、こちらから▽
http://www.ryukoku.ac.jp/campuslife/kagai/info/ryu_bun06.html

第84回龍谷祭実行委員会のサイトは、こちらから▽
http://www.ryukoku-fes.net/index.html

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○第84回龍谷祭実行委員長からのメッセージ 佐藤 拓(経済学部4年)
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今年で第84回目を迎える龍谷祭のテーマは『coloRFuL』です。私たち龍谷祭実行委員一同は、龍谷祭に関わってくださる方々一人ひとりが、この龍谷祭でその個性(個人のカラー)を存分に発揮していただき、今年も素晴らしい彩りに溢れたものになってほしいという願いを込めて活動しています。また、龍谷祭に来られた皆さまに、これまでにない彩り溢れた龍谷祭を感じていただければと思っています。卒業生の皆さまにとっても、龍谷祭に訪れていただくことで、学生生活をより味わい深く懐かしんでいただけると思います。

今年は深草キャンパスの中央広場改修工事も終え、今までと違った雰囲気の中で開催される龍谷祭を楽しんでいただけると思います。

私たち龍谷祭実行委員一同も、卒業生の皆さまにお会いできることを楽しみに、そして皆さまの笑顔が溢れる龍谷祭になるよう、頑張りたいと思います。

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○龍谷祭の思い出~龍谷祭実行委員会で出会った風変わりな人~
秦 昌宏(2002年経営学部卒)
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朝夕寒くなってきました。夏の終わりからあっという間に秋の装いを見せ始めるこの季節、私は龍谷祭の実行委員として活動した学生時代を思い出します。京都の乾燥した寒さの中に心地よい緊張感を味わい、寒さに反比例して気持ちの高ぶりを感じていたあの時の思い出は今なお色褪せません。

4回生の春、1年ぶりに龍谷祭の実行委員をやることになり、そこで、同じ部署の同回生で初めて一緒に活動する人に出会いました。彼と私は性格も考え方もみごとに正反対で、彼の無鉄砲なやり方や強行的な姿勢は下の回生を引っ張っていく存在である4回生として私はどうしても許せませんでした。突拍子も無い彼の意見によって約30人で編成されている部署の活動内容は幾度となく方向転換し、3回生の女の子はよく泣いていました。彼の特徴は以下のとおり。
1.理不尽。
2.わがまま。
3.龍谷祭が大好き。
4.ミーティングや打合わせが大好き。(ひたすら長い)
5.思い立ったら実行しないと気がすまない。
6.自分に厳しく、他人にもっと厳しい(特に女性に対して)。
7.冬でもビーチサンダルを履いている。

彼と何度も衝突したからでしょうか、彼の言動が1つ信念にもとづいていることにほどなくして気付きました。やり方はどうであれ、彼は彼なりに「龍谷祭」という1つのイベントを素晴しいものにしたいという気持ちを持っていると強く感じるようになりました。もしかしたら、こんなに「龍谷祭」のことを真剣に考えている人は、400人規模になる実行委員の中で彼だけかもしれないとまで思うようになり、それから私は彼の考えをどれだけ現実にできるか、彼の思いをどれだけ周囲の人間に理解してもらえるかを考えるようになったのです。不思議と周囲の人間も彼の言動を認め、理不尽ですが慕われるようになりました。

そんな彼とは大学最後の1年間の付き合いでしたが、彼と共に実行委員として過ごした時間は龍谷大学での4年間の中でも最も濃い1年となりました。こうやって彼を思い出して文にしてみると、理不尽極まりないけれど憎めない彼にひさびさに会いたくなってきました。
「おーい!!た●よー、元気かー!?」

ともかく、彼は私の人生の中で鮮烈な印象を残した数少ない人間の一人であることは間違いありません。皆さんにもいませんか?大学時代に出会った印象深い人・・・・。これをきっかけに再会してみてはどうでしょうか?

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┃4┃次号のご案内
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○次号の配信は11月6日(月)を予定しています。
○次号で取りあげる主なコンテンツは、以下を予定しています。
・一期一会 - こころに残る教え子たち(社会学部 古賀和則教授) -
・龍コック(懐かしの大学生協メニュー紹介)
※その他、様々なニュースをお知らせします。

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┃5┃編集後記
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皆さまの龍谷祭の思い出はどんなことですか。実行委員として関わった方、サークルで模擬店を出店したり、日頃の成果を制作物として展示発表したりと、いろいろあることと思います。
龍谷祭や「ホームカミング・デー」を一つのきっかけとして、母校に足をお運びいただき、学生時代の懐かしい思い出を振り返りつつ、学生たちからひたむきなエネルギーをもらっていただければ幸いです。(N.Y)

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個人情報保護への取り組みについて
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本学は、個人情報保護の重要性に鑑み、「個人情報保護に関する考え方」および「個人情報保護の基本方針」を明らかにし、次のとおり取り組んでいます。
詳細については、こちらまで▽
http://www.ryukoku.ac.jp/web/infoshare/privacy_p.html

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龍谷大学は2009年、創立370周年を迎えます。
http://www.ryukoku.ac.jp/370th/

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編 集   倶楽部りゅうこく通信 編集部
発 行   龍谷大学 http://www.ryukoku.ac.jp/
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