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2017.11.24

龍谷大学法学会・犯罪学研究センター共催講演会【犯罪学研究センター】

『恐るべき法律家』ナチス体制時に法律家は何をしたのか、なぜその様なことをしたのか?

開催日時 2017年12月19日 18:00 ~ 2017年12月19日 20:00
開催場所 龍谷大学矯正・保護総合センター1階ホール
お問い合わせ 龍谷大学犯罪学研究センター [TEL]075-645-2154 [FAX]075-645-2240 [E-mail]mailto:crimrc2016@ad.ryukoku.ac.jp  [URL] https://www.ryukoku.ac.jp/crimrc/ 

 戦後の連邦ドイツの司法は数百名の殺人犯を雇って再建された?

 焦土の中で敗戦を迎え、ありとあらゆる価値が崩壊した「ゼロ時間」以来、ドイツはどのようにして過去と向き合ってきたのか?

 確かなことは、「法律家たちはヒトラー体制の敵対者としてではなく共犯者としてふるまった」という事実である。


下記の要領で、『ヒトラーの裁判官』の著者ヘルムート・オルトナーさんと翻訳者の須藤正美さんをお招きして、講演会を開催します。折角の機会ですので、奮ってご参集ください。

日 時:2017年12月19日(火)18:00〜20:00

場 所:龍谷大学矯正・保護総合センター1階ホール

テーマ:「ヒトラーの裁判官〜著者をお招きして〜」
[原  題]Der Hinrichter:Roland Freisler, Mörder im Dienste Hitlers

講演者:ヘルムート・オルトナー氏(ジャーナリスト)

通 訳:須藤 正美氏(中央大学講師)

[著者略歴] ヘルムート・オルトナー(Helmut Ortner)
 1950年、ドイツ・ゲンドルフ生まれ、ジャーナリスト、編集者、著述家。
オッフェンバハ・アム・マイン造形大学に進学。ダルムシュタット専門単科大学で社会教育学と犯罪学を専攻。1978年以降、多数の著作を刊行。それらは複数の版を重ね、10を超える言語に翻訳されている。「ヒトラー暗殺未遂犯」ゲオルク・エルザーの評伝は、特に大きな反響を呼んだ。

[訳者略歴] 須藤 正美 (すとう まさみ)
 1956年生まれ。東京都立大学(現在の首都大学東京)人文学部博士課程単位取得満期退学。ドイツ文学、特にカフカをはじめとするユダヤ系文学者の作品、ドイツ人とユダヤ人の関係史などを研究。早稲田大学(2010年まで)、中央大学、明治大学、慶應大学(現在に至る)などで講師を務める傍ら、文芸・実務翻訳に従事。主な訳書に『カフカのプラハ』(水声社)、『名作オペラシリーズ「トリスタンとイゾルデ」』(音楽之友社)他がある。

主 催:龍谷大学法学会、龍谷大学犯罪学研究センター
後 援:龍谷大学矯正・保護総合センター刑事法未来プロジェクト

【参照】
・http://www.hakusuisha.co.jp/book/b280299.html
 (白水社によるオルトナー氏の著作・略歴の紹介)
・https://portal.dnb.de/opac.htm?method=simpleSearch&query=121098338
 (ドイツ国立国会図書館に登録されているオルトナー氏の著作
・http://www.faz.net/aktuell/rhein-main/helmut-ortner-der-mann-der-papier-liebt-11867843.html
( Frankfurter Allgemeine Zeitung紙によるオルトナー氏の紹介記事:ドイツ語)


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講演会のチラシPdfです。