2018.01.21
第19回薬物依存回復支援者養成セミナーDARS in 京都・龍谷2018 【犯罪学研究センター】
ハーム・リダクションと薬物検査 ~回復のためのDrug Check~
開催日時 | 2018年02月17日 13:00 ~ 2018年02月18日 15:30 |
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開催場所 | 2月17日:龍谷大学深草紫光館4階法廷教室、2月18日:龍谷大学セミナーハウスともいき荘 |
お問い合わせ | NPO法人アパリ・ウエスト・木津川ダルク Tel&FAX:0774-51-6597 E-mail: info@apari-west.org |
薬物依存回復支援者セミナーDARSも、今回で19回目になります。これまで、国内は、北は北海道から南は沖縄まで、海外では韓国・ソウル・タイ・コーンケンなどで開催してきましたが、今回は、初心に戻って、京都・龍谷で薬物検査の効果的な使い方について考えてみることにします。
従来、強制または任意の尿検査は、薬物事犯の捜査手段として用いられてきました。保護観察においても、遵守事項違反者の発見と再犯予防のための威嚇を目的とするランダム検査が行われていました。しかし、次第にその目的も、方法も変わっていき、現在は、定期検査によって、薬物を使用してないことを証明し、回復を奨励するための手段として用いられるようになっています。このような薬物検査の使用方法は、ポルトガルやスペインのようなハーム・リダクションの視点から、これを捉え直してみることにしました。参加者のみなさんにも、薬物検査を体験していただこうと思います。
奮ってご参加ください。
記
1. 開催日時
2018年2月17日(土) 13:00~17:45
2018年2月18日(日) 09:30~15:30
2. 開催場所
17日(土)龍谷大学・深草学舎・紫光館4階・法廷教室
18日(日)龍谷大学・セミナーハウスともいき荘
3. 式次第
<1日目>
2018年2月17日(土) 13:00~17:45
(1) 企画の趣旨(石塚 伸一 ・龍谷大学法学部教授)
・ラテンの国のハーム・リダクション(市川 岳仁 氏・三重ダルク)
・薬物検査の法的諸問題(高橋 洋平 氏・弁護士)
・薬物検査の意義と目的(尾田 真言 氏・アパリ)
・体験・薬物検査を体験してみましょう(尾田 真言 氏・アパリ)
(2) ハーム・リダクションと薬物検査
(3) 「薬物検査なんかこわくない」(近藤 恒夫 氏・日本DARC)
(4) 質疑・応答(参加者全員)
(5) まとめ
<2日目>
2018年2月18日(日) 09:30~15:30
(1)“えんたく”~薬物検査の現状と課題~
司会:丸山 泰弘 氏(立正大学)
登壇予定者:谷川 直実 氏(医療の現場から)
生駒 貴弘 氏(保護観察の現場から)
齋藤 仁 氏(警察~取締り~の現場から)
蜂谷 嘉治 氏(警察~支援~の現場から)
坂 厚志 氏(麻薬取締の現場から)
加藤 武 氏(木津川ダルク~施設~の現場から)
薬物検査経験者(当事者の立場から)
=ランチ・ミーティング(ポスター・セッション)=
(2)コメント(ファースト・テーブル)
(3)分かち合い~問題の共有~
(4)クロージング・セレモニー
4. 参加費
2日参加:一般5,000円、学生2,500円
1日参加:一般3,000円、学生1,500円
懇親会費:3,500円(2018年2月17日(土)18:00~20:00)
参加申し込み ウェブページ: https://peatix.com/event/341015
以上
主催
JST/RISTEX(社会技術研究開発事業)安全な暮らしをつくる新しい公/私空間の構築
「多様化する嗜癖・嗜虐行動からの回復を支援するネットワークの構築」(ATA-net)
研究代表・石塚伸一(龍谷大学)
共催
龍谷大学犯罪学研究センター /龍谷大学矯正・保護総合センター刑事司法未来プロジェクト