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2017.11.22

文学部学生が主体で実施する博物館実習・展示会 十二月展「巡 MEGURU ~西国三十三所の歴史と文化~を開催

 龍谷大学文学部の学生が、11月29日(水)から12月2日(土)まで、「巡 MEGURU ~西国三十三所の歴史と文化~」をテーマに、博物館実習・展示会(十二月展)を、龍谷ミュージアムにて開催します。
 博物館実習とは、博物館学芸員資格取得のための授業で、なかでも十二月展は、学習成果の集大成となる実習展示会です。学生が展示品となる史資料の調査や収集等、博物館学芸員課程で修得した知識や技術を活かして、企画・運営の一切を担うもので、今年で38回目を迎えます。
 西国巡礼とは観音信仰の一つの形として広く庶民の間にまで広まった霊場巡りで、そこには日本の仏教が庶民化してゆく過程と文化が多く認められます。展示では特に巡礼する「旅人」に着目して、西国三十三所の歴史と文化を紹介し、その魅力を伝えたいと考えております。また、来年は徳道上人がこの巡礼を開創して1300年という節目の年を迎え、改めて今日的意味を考える機会になればと思います。


展覧会名 : 2017年度 龍谷大学文学部博物館実習「十二月展」
十二月展「巡 MEGURU ~西国三十三所の歴史と文化~」
開催期間 : 2017年11月29日(水)~12月2日(土) 〔4日間〕
観覧時間 : 午前10時~午後5時 (最終日は午後4時30分)  入館料無料
会  場 : 龍谷ミュージアム(〒600-8399 京都市下京区堀川通正面下る)

[十二月展 代表的展示品(予定)]
 徳道上人像(法起院)、西国巡礼絵図(大阪法樂寺)、長命寺参詣曼荼羅(長命寺)、
 観音霊験記(大津市歴史博物館)、西国霊場三十三所順拝地図(大阪法樂寺)、
 西国三十三所絵はがき(和歌山県大学紀州経済史文化史研究所・龍谷大学博物館実習室) 等

以上