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2018.01.09

岩尾 一史 准教授 が一般財団法人橋本循記念会「蘆北賞」を受賞【文学部】

 去る11月30日(木)、これまでの研究成果が認められ、岩尾 一史 准教授が一般財団法人橋本循記念会「蘆北賞」を受賞しました。


 以下は、岩尾 一史 准教授のコメントです。

 財団法人橋本循記念会は、優れた中国文学者であった橋本循立命館大学名誉教授のご遺志を受け継いで平成元年に発足し、それ以来現在に到るまで主に「蘆北賞」授与による優れた学術研究表彰と、東アジア諸国からの留学生に対する奨学金給付を中心に事業を継続しておられます。

 今回私が受賞しました「蘆北賞」は二十年以上を超える学術助成事業であり、現在では中国文学のみならず歴史学等を含め広く東アジアに関連する論文を顕彰するものであるとのことです。

 私は敦煌文書などいわゆる出土文書を使いながら古代のチベット(吐蕃)や河西地域の研究を主に行ってきました。地味な研究成果しか挙げておらず、なおかつ基本的にチベット語の文書を使いながら研究を進めてきましたので、その点において私の研究が中国学の泰斗であらせられた橋本循博士の雅号を冠した本賞にふさわしいのかどうか、いささか恐縮しております。とはいえ、評価をいただいたことは大変嬉しいことでして、私をお選びくださいました関係の諸先生方には厚く御礼申し上げます。

 出土文書の研究は日本、特に京都で熱心に行われてきた学問の一つであり、その中でも大学院時代を過ごした京都大学、そして現在所属します龍谷大学は、この分野において世界でもトップクラスの業績を挙げてきました。今回の受賞を励みにしつつ、両大学やまた内外の優れた先行研究に学びつつ、今後とも研究に精進していく所存です。

岩尾 一史准教授の研究内容


前列左から4人目が岩尾 一史 准教授