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2018.02.28

「話し合い」の目的や機能について考えるラウンドテーブルを開催 「話し合いの可能性を考える」3月6日(火) 龍谷大学深草学舎和顔館B108教室にて(龍谷大学地域公共人材・政策開発リサーチセンター)

シリーズ「話し合い学をつくる」第1巻
ひつじ書房 2017年4月刊
シリーズ「話し合い学をつくる」第1巻
ひつじ書房 2017年4月刊
シリーズ「話し合い学をつくる」第1巻 ひつじ書房 2017年4月刊

【本件のポイント】
・話し合いの利点・欠点の両方をピックアップし、日本の社会が抱える人口減少
や超高齢化社会において話し合いがどのように貢献できるのかを考える研究会
であること。
・関西であまり講演機会のない株式会社フューチャーセッションズの
野村恭彦氏や組織活性化コンサルタントの香取一昭氏を招へいするなど多様な
領域からの報告が聞けること。
・本ラウンドテーブルを基にシリーズ「話し合い学をつくる」第3巻がひつじ書房
 から刊行されること。


【本件の概要】
龍谷大学地域公共人材・政策開発リサーチセンター(LORC)は、下記の通り、龍谷大学深草学舎和顔館B108教室において、『話し合いの可能性を考える』と題して、ラウンドテーブルを開催いたします。本ラウンドテーブルでは、近年、必ずしもポジティブにとらえられているとは言えない「話し合い」の目的や機能について議論します。そして、多様な領域からの報告を通して、人口減少や超高齢化社会を迎えるこれからの日本の社会にとって、話し合いがどのように貢献ができるのかをあらためて問い直す機会としたく、本ラウンドテーブルを企画いたしました。

1.日時:2018年3月6日(火)10:00~17:30(開場9:30)
2.場所:龍谷大学 深草学舎 和顔館B108教室(地下1階)
3.プログラム内容
<< 午前の部 10:00 ~ 12:30 >>
1. 村田 和代 (龍谷大学・政策学部・教授) 
「いい話し合いとは」 【言語社会学】
2. 佐藤 徹 氏(高崎経済大学・地域政策学部・教授)
「無作為抽出方式による市民討議会の熟議の実態を探る」 【行政学】
3. 井関 崇博 氏(兵庫県立大学・環境人間学部・准教授)
「生活者によるインフォーマルな社会課題の話し合い」 【社会学】
4. 杉岡 秀紀 氏(福知山公立大学・地域経営学部・准教授)
「フューチャーデザインと地域創生 」 【公共政策】
5. 野村 恭彦 氏(株式会社フューチャーセッションズ・代表取締役、金沢工業大学・教授(K.I.T.虎ノ門大学院))
「渋谷をつなげる30人:クロスセクター対話による地域イノベーション」 【イノベーション・マネジメント】

6. 田中 富雄 氏(大和大学・政治経済学部・准教授)
「議会での議論の可能性」 【公共政策】

<< 休憩 12:30 ~ 14:00 >>

<< 午後の部 14:00 ~ 17:30 >>
7. 宗田 勝也 氏(同志社大学・政策学部・客員准教授)
「難民政策における「話し合い」」 【多文化共生】
8. 中村 香苗 氏(台湾淡江大学・日本語文学科・助理教授)
「母語話者と非母語話者による話し合い授業の成果-母語話者の気づきを中心に-」【日本語教育、社会言語学】
9. 岡本 能里子 氏(東京国際大学・国際関係学部・教授)/服部 圭子(近畿大学・生物理工学部・准教授)
「LINEによる話し合い」 【日本語教育/社会言語学】
10. 中川 雅道 氏(神戸大学附属中等教育学校・教諭)
「子どものための哲学と話し合い」 【教育学・臨床哲学】
11. 森本 郁代 氏(関西学院大学・法学部・教授)
「話し合いを通した自律性の育成―大学のゼミでの実践から」 【会話分析】
12. 香取 一昭 氏(組織活性化コンサルタント)
「会話のネットワークが未来を創る」 【組織開発】
13. 佐野 亘 氏(京都大学・地球環境学堂・教授)
「話し合いにおける3つの「合理性」」 【政治理論】
全体ディスカッション
*タイムスケジュールは当日の状況に応じて若干変更する可能性がございます。
 
4.補足:
 参加費は無料ですが、事前申込制となっております(定員30人)。電子メール(roundtable.lorc@gmail.com)もしくはFAX(075-645-2240)にてお申し込みください。
 本ラウンドテーブルのチラシ、当日のプログラムは龍谷大学地域公共人材・政策開発リサーチセンター(LORC)のHP上にて公開しております。(http://lorc.ryukoku.ac.jp/event/open/post-10.html)
 龍谷大学地域公共人材・政策開発リサーチセンター(LORC)は平成26年度に文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成支援事業(研究期間2014~2018年度)に採択され、「限界都市化に抗する持続可能な地方都市の「かたち」と地域政策実装化に関する研究」に取り組んでいるプロジェクトです。