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2018.05.22

社会科学研究所月例会「リタの恋は国境を越えて」開催報告【社会学部】

パネルディスカッションの様子

去る5月18日、社会科学研究所の2018年度第1回月例会として映画上映会&パネルディスカッション『リタの恋は国境を越えて―東ドイツ映画が描く人の移動と共生社会の変容―』が深草キャンパスにて開催されました。
上映作品は「引き裂かれた空」(1964年、監督:コンラート・ヴォルフ、原作:クリスタ・ヴォルフ)です。
本会は同研究所の共同研究「共生社会・共生経済の構築に向けた研究と実践」プロジェクト(代表・笠井賢紀社会学部准教授)によるものです。
パネリストとしてM. ヴィアマン氏(ドイツキネマテーク専属研究員)、山根恵子氏(法政大学名誉教授。同作字幕担当)を招聘し、共同研究からは松本章伸研究員が映像の専門家として登壇しました。
第1部の映画上映に続き、第2部のパネルディスカッションでは社会学部の高岡智子講師が司会進行を務め、積極的な質疑応答が交わされました。
学内者を中心として50名の来場者があり、フロアからの質問も相次ぎ、時間を超過しての熱いディスカッションが交わされました。
難解な映画ながらも、ヴィアマン氏と山根氏の解説により映画制作当時あるいは現在のドイツについての理解が促されることで、議論が可能になったものです。
なお、本会は大阪ドイツ文化センターならびにDEFA財団に特別共催いただきました。

龍谷大学社会科学研究所ページは、こちらをご覧ください。
https://shaken.ryukoku.ac.jp/

研究代表者コメントは、こちらをご覧ください。
http://katatsumu.main.jp/2018/05/18/seminar-2/



上映会の様子