2018.05.23
京丹後市夢まち創り大学 × 龍谷大学政策学部 京丹後市大宮町での取組・調査の報告会実施 5月26日(土)・27日(日) 於:京丹後市大宮町
【本件のポイント】
・5月26日にプロジェクトが開発した地域ブランド米「ゲンゴロウの故郷米」の田植え作
業を行う。
・「ゲンゴロウの故郷米」は、昨年度秋から道の駅「丹後王国」で販売をしており、今年
度は販路拡大予定。
・26日は地域住民・大学生による田植え作業、27日午後からは地元住民・大学生による
意見交換を実施。
龍谷大学政策学部では、金紅実 准教授・谷垣岳人 准教授の演習科目「政策実践・探求演習ⅠAⅡA※1」において、2015年度より京丹後市大宮町三重・森本地区の住民の皆さんと地域づくり・地域活性化活動を行っています。
一昨年に行った水田での生き物調査で、京都府絶滅危惧種のゲンゴロウ類2種が見つかったことから、昨年度は生き物に配慮した農業実践による地域ブランド米「ゲンゴロウの故郷米(別添チラシ参照)」開発および販売を行うプロジェクトを始め、秋からは、道の駅「丹後王国」での販売にて販売開始しております。
今年度は、そのプロジェクトを更に発展させるため、ゲンゴロウの故郷米の地域独自の農法基準の作成、販路の拡大をテーマに龍谷大学と住民の皆さんで取り組む予定です。
今回下記日程において、ゲンゴロウの故郷米の田植えを行いますので、お知らせいたします。
なお、この取り組みは、「京丹後市夢まち創り大学※2」の活動の一環として実施するものです。
1.スケジュール・実施場所
◆5月26日(土)
9:00 田植え(雨天決行)※実施場所は以下のとおり。
13:15 地域活動お手伝い(水路の泥上げ) 別班が「まんぐるわ※3」のイベント
の手伝い。
実施場所:大宮町三重・森本地区 京丹後大宮インターチェンジ近くの水田
◆5月27日(日)
9:00 女性グループ「まんぐるわ」との活動(有機肥料作り)
13:30 農法の基準の作成に関わる活動(学生による提案、地域との話合い)
実施場所:三重生活改善センター(住所:京丹後市大宮町三重507-2)
2.参加予定者
三重・森本地区の皆様
龍谷大学政策学部:金 紅実 准教授、谷垣 岳人准教授、学生17名
3.補足
※1 政策実践・探求演習ⅠAⅡA 京丹後プロジェクト
2015年度より三重・森本地域において「一次産業の多機能性について」というテーマで活動しており、これまで同地区において、生物調査や水質調査、耕作放棄地の調査、京丹後市内のスーパーにおける地産地消の調査、地域活動の手伝いなどを行ってきました。
昨年度、地域の生物調査を行う中で、環境省及び京都府の絶滅危惧種に指定されているゲンゴロウをはじめ、多くの生き物が生息していることがわかったことから、今後は地域の豊かな自然や生物を守る農法で栽培したお米を 「ゲンゴロウの故郷米」として販売するなど、農家・地域・大学などが連携して取り組むこととしています。
※2 京丹後市夢まち創り大学
大学が蓄積してきた高度な知識、技術及び情報並びに若い大学生の活力を市内に導入することで、京丹後市の地域と大学が互いに学び合い協働して地域課題の解決や地域の活性化を図ることを目的として、全国11大学の参画を得て「京丹後市夢まち創り大学」を組織。
※3 まんぐるわ
地域で有機野菜を栽培する京丹後市三重・森本地域のお母さんグループ。地域のトラック市での直接販売及び大阪市天王寺区に出荷しています。
問い合わせ先…龍谷大学 政策学部教務課 担当:奥村・石倉 Tel 075-645-2285