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2018.06.01

新任教員の紹介 (6) (文学部臨床心理学科 廣橋 諒一 実習助手)【文学部】

2018年4月に文学部に新たに着任した教員を紹介します。

 文学部臨床心理学科
  廣橋 諒一(ひろはし りょういち)実習助手

① 研究内容を教えてください。
 私の研究テーマは、「家族」や「コミュニケーション」です。特に子どもに関わる教育や福祉領域において、いかに悩みや困りごとを抱えた人が少しでも問題を解消できたと思えるように支援できるかということを研究しています。そのため、不登校やいじめ、対人関係、発達障害、虐待といったことで悩む子どものケアをはじめ、子育てを行っている保護者へのサポート、さらにそこに関わる関係者への支援というものを、コミュニケーションという視点からいかに機能的に行うことができるかということを中心に取り組んでいます。  

② 専門分野のおもしろさは何ですか。
 この分野の面白さは何といっても人の行動の不思議だと思います。人の行動は、予想をしていても全く異なる反応や結果が返ってくることがあります。それだけ人の行動には多様性があり、その行動を引き起こす要因が無数に存在しているということです。その不思議を解き明かしながら、悩みや困難を抱えた人が少しでも楽になれるように支援をしていくことがこの分野の重要性であり、おもしろさであると考えています。

③ なぜその分野を専門として選ばれましたか。
 私が高校卒業後の進路で迷っていた際、当時通っていた高校の先生から心理学という学問の存在を紹介していただいたことが臨床心理学に足を踏み入れたきっかけです。その後、大学の心理学に関する講義で「家族」や「コミュニケーション」というキーワードに出会い、臨床心理学の魅力に引き込まれていきました。

龍谷大学研究者データベース(廣橋 諒一)