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2018.06.08

日産自動車(株)取締役による特別講義【国際学部】

日産自動車株式会社から取締役の志賀 俊之氏をお招きして、特別講演を実施しました。

日本では誰もが知る自動車メーカーの日産自動車株式会社。資本関係にある仏ルノー、三菱自動車との3社連合の2017年自動車販売実績は世界第2位を誇ります。
講師である志賀氏は、90年代末からルノーのカルロスゴーン氏とタッグを組んで経営危機にあった日産自動車をV字回復に導かれました。2005年に代表取締役最高執行責任者に就任され、現在に至るまでグローバル企業のリーダーとして活躍されています。

「何故、グローバルに戦える日本人ビジネスリーダーが少ないのか?」と題しての講演のなか、日本の教育の問題点、日本という充実した環境だけを視野に入れたビジネス展開の危うさ、個人としての将来ビジョンの希薄さ、様々な角度から問題提起をされ、今後、グローバルな環境で戦わざるを得ない状況にある我々は、どのような素養を身につけるべきなのか、お話し頂きました。


・演題にあるビジネスリーダー = 起業・経営することがすべてではないが、何となく会社という枠組みに収まり、何となく仕事をこなすだけでは成長できない。「真にやりたいこと」「目標」を定め、現在の自分とのギャップを埋める努力を続け、それを達成すること、夢が叶ったという成功体験こそが、人生を豊かにする。
・できないと思った瞬間に自身の成長は止まる。挑戦しなければ何も学びはないが、失敗からは多くの学ぶことがある。失敗を恐れず、あえて修羅場に足を踏み入れてほしい。
・Aiが世界を席巻するような時代であるからこそ、真に人間力が問われる。教養とチャレンジ精神を身につけ、精神・心・魂を磨いてほしい。

グローバルリーダーとして活躍するのみならず、今後、学修をするうえで、社会に出るうえで、多くの重要なメッセージを頂き、国際学部生のキャリア形成において大変貴重な機会となりました。